スマートフォンが普及して、今ではかなり使われるようになったものの一つに、
『SNS』
がありますよね。
LINEやTwitter、インスタグラムなど、
『若者を中心に、流行している』
ものとなっています。
そんな中、SNSなどに打ち込んで使う言葉が、
『打ち言葉』
と表現されるようになったことを知っているでしょうか。
今回は、そんな、
『打ち言葉の特徴と使い方』
について紹介します。
SNSをよく使う人は、参考にしてみてください。
打ち言葉の意味や特徴とは?
打ち言葉と聞くと、
「少し硬い印象がある」
と思う人は、多くいるでしょう。
それというのも、この名前をつけたのは、
『文化庁 文化審議会国語分科会』
となっているからです。
つまり、
『お役所関係の人がつけた名前』
ということですね。
この名前を聞いた人は、
「もうちょっと砕けた名前に出来なかったのか」
と、少し不満を持っている人もいるようです。
ですが、
『話し言葉・読み言葉』
などと同じような読み方であるため、案外浸透しやすい言葉かもしれません。
打ち言葉の特徴
このような経緯で名付けられている名前ですが、
『実際に使われている言葉は、若者言葉と同じ』
となってます。
若者言葉と言えば、かなり前から使われているものであり、
- マジで
- ヤバイ
などが使われています。
これら以外にも、数多くの若者言葉が使われており、
『SNSの打ち言葉でも、同様に使われる言葉』
となっています。
打ち言葉の種類には、どんなものがあるのか?
若者言葉が中心となっている、打ち言葉ですが、
『どんな使い方をされているのか』
は、使っている人によって様々なものがあります。
ここからは、
『打ち言葉の使い方』
についても、紹介していきます。
よき
何か良いことがあった際に使う打ち言葉として、
『よき』
があります。
この言葉は、
『良い事』
などを表しており、良きかななどをアレンジしているものです。
リアタイ
今、起こっていることを伝えるという意味で、
『リアタイ』
があります。
決してタイヤの場所を指しているのではなく、
『リアルタイム』
の意味となっているため、間違えないようにしましょう。
すこ
何かを好きだと表すときに使う、
『すこ』
という言葉もあります。
この言葉は、
『好き』
を変えたものであり、非常によく使われているものです。
ふぁぼ
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、
『ふぁぼ』
という打ち言葉も存在します。
一見すると、何のことか分からないかもしれませんが、
『favorite(フェイバリット)』
を変えたものとなります。
頭文字の、
『favo』
をとって、ふぁぼとなっていますね。
お気に入りを表す言葉となっていますが、認知度は普通といったところです。
ワンチャン
これは、打ち言葉以外でも使われる言葉ですが、
『ワンチャン』
という言葉があります。
『ワンチャンスある』
ということで、
『応援する時に使える言葉』
となっています。
現在では、
『当たり前のように使われている』
ため、馴染み深い言葉となっています。
まんじ
卍を使った言葉で、
『まんじ』
というものがあります。
卍とは、元々、
『仏教で使われてる印』
を指しているのですが、いつの間にか打ち言葉となっていました。
意味は、
- 調子に乗る
- 絆
などがありますが、特に意味がないときにも使われています。
それな
おそらく、最も使われている打ち言葉として、
『それな』
があります。
元々は、関西弁なのですが、SNSで使われてるうちに、
『誰もが使う、打ち言葉』
として定着したものです。
意味としては、
『そうだね・確かに』
などがあります。
草生える
笑いを表すときに使える打ち言葉として、
『草生える』
というものがあります。
この言葉は、
『w』
と表現されることもあり、文章の最後につけるものです。
笑いを示すものですが、主に、
『嘲笑』
を示すときに、使われることが多いでしょう。
SNSで使われる打ち言葉の使い方例を紹介
打ち言葉の種類を紹介してきました。
ここからは、
『実際に、打ち言葉を使った文章例』
を紹介していきます。
LINEの例
LINEでの会話では、
明日、試験めんどい
勉強したと?
欠片もやってなくて草
それなwww、マジヤバくて受けるwww
といった感じになります。
LINEは、主に、
『友達と愚痴を言い合う』
ときに使われることが多く、若者の間では、このようなやりとりが行われているのです。
また、別の例を挙げると、
ちょっと買い物いってきて
なんで?外暑くマジ卍なんやけど
あんたの好きな物、ついでに買ってきてもいいよ
なら行くわw
なるべく早めにね
などです。
これは、母親と娘のやり取りですが、
『マジ卍』
などは、はっきり言ってあまり意味はありません。
強いて言うなら、
『面倒くさい』
などになります。
このように、打ち言葉は、
『意味は通っていなくても、雰囲気で意味を伝える言葉』
も、多く存在しているのです。
Twitter・インスタグラムの例
SNSと言えば、
『Twitter・インスタグラム』
なども、よく使われていますよね。
そのときに使われている打ち言葉の例としては、
- この画像受けるw
- こいつら、マジ卍やん
- この写真、マイふぁぼw
などがあります。
LINEと違って、不特定多数との会話や、写真紹介の文章になるため、
『好き勝手に、打ち言葉を書いている』
印象が強くなります。
おそらく、打ち言葉を知りたいなら、
『Twitter・インスタグラムを閲覧するだけ』
で、かなりの知識を得ることができるでしょう。
というのも、主に、打ち言葉を使っている、
『若者』
が、次々と新しい言葉を生み出しているため、どんな言葉があるかを見ることが可能になっています。
時間があれば、覗いてみてはいかがでしょうか。
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まとめ
今回のまとめとしては、
『打ち言葉は、SNSを見れば知ることができる』
ということが言えます。
SNSは、基本的に、
『若者を中心に使われているもの』
です。
そして、打ち言葉を生み出しているのは、若者なので、
『SNSを見れば、打ち言葉に詳しくなれる』
のです。
今後も、打ち言葉の種類は多くなっていくと予想されるので、
『言葉の流行に乗り遅れたくない人』
は、SNSを参考にしてみてくださいね。