寒い冬には欠かせない、あたたかい下着として定着した『ユニクロのヒートテック』。
一度そのあたたかさを体験したら、
「もう手放せない!毎年買い足してます!」
という人も多いことでしょう。
そこで気になるのは、
「ユニクロのヒートテックのあたたかさは、寿命はあるのだろうか?」
という疑問です。
新しく購入した、新品のヒートテックを着た時、
「何これ!すごいあたたかい!」
と、今まで着ていたヒートテックとの違いに、驚く人は多いのではないでしょうか。
そこで、今回こちらの記事では、
ヒートテックの素材についてや、効果はどのくらい続くのか?について紹介したいと思います。
なぜ暖かい?ユニクロのヒートテックの素材をチェック!
ヒートテックの素材
まずは、ヒートテックの素材を見てみましょう。
ヒートテックの素材
ポリエステル:38%
アクリル:32%
レーヨン:21%
ポリウレタン:9%
「肌着は綿がいいのかな?」
なんて漠然と思っていたのですが、ヒートテックは綿とは違うようです。
ですが、素材を見ても、
「なぜヒートテックは暖かいのか?」
という疑問は解消されないため、ユニクロの公式HPで調べてみました。
生地が吸湿して発熱!だから暖かい
ヒートテックは、
吸湿性の高いレーヨン素材
を使用しています。
そして、吸湿された水蒸気は熱へと変換され、発熱するのです。
科学については、あまり詳しくないのですが…。
『テクノロジーの力!』
ということですね。
人は常に、身体から水蒸気を発しています。
ヒートテックは、その水蒸気を吸湿して発熱しているから暖かいのです。
暖かい空気を逃がさない!だから暖かさが続く
ヒートテックに使用されている糸は、綿よりも極細です。
そして、その超極細な糸で、ギッシリと編み込まれています。
この細かい網目は、熱が逃げにくく、冷たい空気も入りにくい『空気の層』となっているのです。
生地自体が発熱して、保温効果が高い!
だから、暖かさが続く!
という訳なんですね。
ストレッチ性が高くて動きやすい!肌に密着するから暖かい
身体から放出される水蒸気を吸湿して発熱。
その熱を逃がさないのがヒートテックです。
ただ、その効果を最大限に発揮するためには、
肌に密着した状態で着ること
が大切になってきます。
ヒートテックは、
ストレッチ性がとても高い
というのも大きな特徴です。
ピッタリとしているのに、縦横によく伸び、着脱するときも楽です。
生地も薄いので、洋服の下に着ていてもゴワゴワせず、とても動きやすいですよね。
また、吸湿だけでなく放湿にもすぐれているため、ムレも防いでくれます。
それに、アルガンオイルが繊維に練りこまれていて、しっとりとした保湿効果も期待できます。
これなら素肌にピッタリと密着させて、ヒートテックの効果を最大限に生かして着用したいものですね。
ヒートテックの効果はいつまで?寿命をチェック!
ヒートテックの効果には寿命がある!
肌に密着することで効果を最大限に発揮するヒートテック。
発熱し、その熱を逃がさず保温できるのは、空気の層の効果です。
細い糸でギュッと編まれた密な繊維だから、暖かい空気の層ができるのです。
そのため、
生地が劣化し、薄く伸びて、繊維もゆるゆるの隙間だらけになってしまったら、
ヒートテックの効果は十分に発揮できない
ということなんです。
つまり、ヒートテックは、
『伸びてゆるゆるになったら寿命がきた』
となり、
ヒートテックの買い替え時
ということになります。
ですが、効果は低下していても、インナーとしてはまだ使えます。
「まだ使えそう…。捨てるのはもったいない!」
という人は、寝間着にしてはいかがでしょうか。
どのくらいで寿命になってしまうのか?
衣類は、着用や洗濯を繰り返すことで、劣化します。
そのため、寿命になるまでの期間は、
着る頻度や、洗濯の方法や回数によって異なります。
そうは言っても、
「具体的に、ヒートテックはどのくらいもつのか?」
というのは気になります。
実際にヒートテックを愛用している人たちの、口コミなどをチェックしてみましょう。
毎年秋ごろに購入して、ワンシーズン着たら処分します。
フィット感がなくなるし、新しい方があったかいから。
やはり、新品は、フィット感や気心地、暖かさが違いますよね。
消耗品と割り切って、毎年買い替えしている人もいるようです。
毎年1枚ずつ買い足してます。
ほぼ毎日着るブラックは、3枚を着回していますが、3年目になるとヨレヨレです。
2年くらいは問題なく着ています。
たまにしか着ないベージュは、3年目でもまだまだ使えそう。
やはり、着用頻度で寿命は大きく左右されるようですね。
頻度の高いものだと、2年が限界なのかもしれません。
ユニクロの公式HPにある『チャットサポート』でヒートテックの寿命について問い合わせした人もいました。
その回答は、
お取り扱い条件によって差は出てまいりますが、より快適にご着用頂くためには、2~3年程度がお買い替えの目安であることをお伝えしております。
高い効果を求めるなら、ワンシーズンで買い替えたほうがいいのかもしれません。
そうでなければ、2年くらいが目安と言えそうです。
寿命をできるだけ伸ばすには?
ヒートテックには、うれしい機能がたくさんです。
この素晴らしい機能を、できるだけ長持ちさせて、長く着たいものです。
少しでも、ヒートテックの寿命を伸ばす方法を紹介しましょう。
『方法1』洗濯方法に気を使いましょう
一番良いのは、手洗いです。
やさしく押し洗いすれば、繊維を傷めにくく、長持ちします。
ですが、毎日でも着たいヒートテックです。
「忙しくて、毎日手洗いなんて無理!」
という人も、多いでしょう。
そんな時は、洗濯機でも大丈夫です。
ヒートテックの取り扱いにも、
『洗濯機・ネット使用』
とあります。
洗濯機で洗う場合は、ネットを使用するようにしましょう。
また、衣類が傷みやすい乾燥機は使用せず、自然乾燥をおすすめします。
ヒートテックは乾きが早く、抗菌加工もしてあるので、部屋干しでも安心ですよ。
『方法2』複数枚でローテーション
毎日ヒートテックを着る場合、複数枚でローテーションで着回しましょう。
枚数が増えれば、それだけ洗濯の頻度も減り、効果も長持ちするでしょう。
ヒートテックには、様々な形やカラーがあります。
気温や服装などに合わせて、選んでみてはいかがでしょうか。
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まとめ
ヒートテックの特徴は、以下の通り。
- 身体から放出される水蒸気を吸湿して発熱
- 超極細な糸で編まれた特殊繊維で保温性が高い
- 余分な湿度は放湿してムレ防止
- ストレッチ性が高く、動きやすい
- 薄い生地で、着心地よくて着ぶくれしない
そして、ヒートテックの寿命は、
生地が薄く伸びて、ゆるゆるになってしまったら寿命です。
古くなれば、どんどん効果は薄れていきます。
当たり前ですが、新品はピタッと気心地も良く、暖かいです。
それに、ヒートテックは年々進化し、性能もアップしているそうです。
だとすれば、
毎年少しずつ買い足していく
というのも、いいのかもしれませんね。
「今日は寒いぞ!」
という日には、新しいヒートテックを着てみてはどうでしょうか。
そして、
「このヒートテックは、そろそろ寿命かな?」
というくらい伸びてしまったら、寝間着として活用するのもいいですね。