いまや大御所と呼ばれる明石家さんまさん。
『お笑い怪獣』なんて呼ばれるほど、芸人には恐れられるほどの話芸を持っています。
そして、『キムタク』こと木村拓哉さんは、ジャニーズのアイドルグループ『SMAP』で抜群の人気を誇り、40歳を超えた今でも、若々しくカッコイイですよね。
実はこの2人、仲が良いらしく、
親友と呼べる間柄
なのだとか。
17歳も歳が離れている明石家さんまさんとキムタクが親友というのは、少し不思議に思うかもしれませんね。
そこで、この記事では、明石家さんまさんと、キムタクの仲について、調べてみました!
明石家さんまとキムタクの仲・関係とは?
明石家さんまさんと、『SMAP』のキムタクこと木村拓哉さんの仲がいい…
知らない人にとってみれば、意外ではありますが、共演番組などを見ていると、それも意外ではないのかもしれません。
明石家さんまさんと木村拓哉さんと言えば、毎年お正月恒例の新春特番『さんタク』の存在があります。
この『さんタク』という番組は、2003年から毎年放送され、2020年までに、特別回を含む21回も放送されています。
番組のコンセプトは、
『明石家さんまと木村拓哉が好きなことをする』
という、非常にシンプルな内容。
それでいて、明石家さんまさんと木村拓哉さんという、芸能界でも超がつくほど有名な2人の素が見られることから、人気を博している番組なのです。
実は、『さんタク』の企画が誕生したきっかけには、明石家さんまさんと木村拓哉さんの仲・関係があるのです。
きっかけは、明石家さんまさんと木村拓哉さんが共演した2002年のドラマ『空から降る一億の星』。
このドラマで共演した2人が、公私共に親交を深めたことで仲が良くなり、ドラマの打ち上げで、たまたま『さんタク』の企画話が出たことから始まったらしいのです。
つまり、明石家さんまさんと木村拓哉さんの仲が親密になりだしたのは、
2002年のドラマ『空から降る一億の星』あたりから
になりますね。
また、『さんタク』では、木村拓哉さんが明石家さんまさんのことを、
「おじき」
と親しげに呼んでいます。
実は木村拓哉さんは、番組内だけでなく、
プライベートでも明石家さんまさんのことを「おじき」呼び
なのだそうです。
では、なぜ木村拓哉さんは、明石家さんまさんのことを、「おじき」と呼ぶのでしょうか?
単純に明石家さんまさんと仲が良いだけなのでしょうか?
その理由についても、探ってみました。
キムタクが明石家さんまをおじきと呼ぶ理由とは?
実は、木村拓哉さんが、明石家さんまさんのことを「おじき」と呼んでいることについて、木村拓哉さんのラジオ『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』で、
「なぜおじきと呼んでいるのですか?」
と、リスナーから質問されたことがありました。
それについて、木村拓哉さんは、
「『さんタク』だけでなく、プライベートでも呼んでいる」
と答えたのです。
プライベートでも呼んでいるだけに、何か理由があるのでしょう。
この「おじき」呼びの原点は、明石家さんまさんが、木村拓哉さんのことを
「このどら息子!」
と怒ったことにありました。
それから木村拓哉さんは、
「さんまさんのことを、なんと呼んだらいいのだろう?」
と考えたのです。
芸能界の大先輩ですし、『マイナスイメージになる呼び方はよくない』と考えたところで、昔、明石家さんまさんが、
近所のおじちゃんのようなことをしてくれたこと
を思い出したのです。
夜に突然、明石家さんまさんから電話がかかってきて、
「今、家の前におるんや」
と言われたので、外を見ると、本当に明石家さんまさんが自宅前に…
さらに、なぜかトコブシの煮付けを持ってきたそうですよ。
この思い出から、木村拓哉さんは明石家さんまさんのことを、「おじちゃん」と呼ぼうとしましたが、木村拓哉さん曰く、
「それだとなんかおかしい」
と思い直し、さらにアウトサイダー的な意味を込めて、「おじき」となったそうです。
プライベートでの付き合いから、木村拓哉さんが明石家さんまさんのことを「おじき」と呼ぶようになったのも、2人の仲の良さを伺わせるエピソードで、微笑ましいですね。
明石家さんまがキムタクを親友と呼んでいる理由
明石家さんまさんと、木村拓哉さんの仲が良いことはわかりました。
でも普通の友達レベルではなく、親友と言えるほどの親密な仲です。
その証拠に、明石家さんまさんは、『痛快!明石家電視台』で、
「親友は誰か?」
と問われた際に、
「オレの親友は木村やな」
と、キムタクの名前を挙げたのです。
その理由について、明石家さんまさんは、
どっちも墓場まで持って行く話をし合った。
ロケの時に話し合ったんやけど、お互いの話がすご過ぎて。
もう、仲悪くはできない。
ばらされたら困る。
そんなことはしないやろうけど。
と、人には言えないお互いの秘密まで語り合った仲であることを暴露したのです。
この二人が墓場まで持っていく話ですから、想像もつかないほど、とんでもない内容なのでしょうね…。
そんな話をし合えるのは、確かに親友と呼べるほど親密でないとできないでしょう。
また、2015年末には、明石家さんまさんが、木村拓哉さんをゲストとして呼び、コントを行っています。
しかも、呼んだ場所はお笑いの聖地とも言われる『なんばグランド花月』です。
これに木村拓哉さんは非常に困惑していたそうですが、
「怪獣が一緒なので、何も恐れることはない」
と思い、出演を決めました。
また、SMAPの公演に、明石家さんまさんがサプライズ出演したことのお返しとして、さらには、
やっぱ、なんだろう、さんまさんの舞台とかよくみに行かせていただいてるんですけど、みに行くたびに
『ああ、一緒に舞台やってみたいな』
って思うんですよ。
と、いわば木村拓哉さんの夢が実現した形になった、サプライズコントでした。
SMAP解散のタイミングでキムタクにみせた『おじき』のやさしさ
SMAPが解散するタイミングでも、明石家さんまさんの存在は光りました。
SMAP解散は、日本中に衝撃を与え、
『不仲説』『メンバー間の対立』
など、様々な憶測が飛び交い、連日ワイドショーをにぎわせていましたよね。
騒動の最中で、明石家さんまさんは、様々な特番でSMAPメンバーと共演し、メンバーのぎくしゃくした空気を感じ取りながら、視聴者に悟らせないように立ち回り続けた明石家さんまさん。
そして、2017年4月。
いつもの『さんタク』の中で、明石家さんまさんは木村拓哉さんに、解散の真相について直球で質問をするのです。
「どうなって、どうなったん?」
なんともざっくりとした質問に、木村拓哉さんが困惑していると、続けて
両者が正しいわけやんか。
正論と正論がぶつかるのが一番たち悪い、言うてんねんけども。
その通りやんか。
オレがレフリーとしたら、どっちも正しいねん。
こうなったのは。
それがたち悪いわなぁ。
このコメントには、木村拓哉さんはもちろん、長年SMAPとの関係を築いてきた明石家さんまさんの想いが詰まっているようでした。
解散の発表当初は、木村拓哉さんだけが、ほかのメンバーと対立している構図が描かれていました。
まるで、悪者は木村拓哉さん一人のような言い方も多く、そのあたりを明石家さんまさんも感じていたのでしょう。
さらに、2017年の『さんタク』が、
例年より3か月遅い放送
になったことについても、
31日に解散したのに、次の日に木村が1人で陽気にしゃべるのもおかしい。
おかしいから4月にずらそう、っていうことになった。
木村もつらいしな。
と説明するのです。
また、お正月にはTBSの『東京フレンドパーク』で大ハッスルしていた木村拓哉さんをいじるなど、明石家さんまさんは面白さと優しさで、解散騒動で大変な日々を送った木村拓哉さんを包み込んだのです。
このときの明石家さんまさんの発言には、賛否両論ありました。
でも、明石家さんまさんにしかできなかった役割であることは間違いありません。
世間からの批判を上手く分散し、時に笑いに変えた。
この役割に立って許されたのは、まさに木村拓哉さんとの関係性があってこそです。
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まとめ
芸能界の大御所・明石家さんまさんと、木村拓哉さんが親友と言える間柄ということの真相を探ってみました。
さまざまなエピソードを吟味した結果、明石家さんまさんと木村拓哉さんの仲は、親友と言って良さそうですね。
心が穏やかになるようなエピソードが多く、17歳も年齢が離れているとは思えない仲の良さを伺うことができました。
加えて、SMAPが解散した時にも、明石家さんまさんが批判や不満を上手く分散させ、木村拓哉さんを助ける役割も担いました。
今後も明石家さんまさんと木村拓哉さんの仲は、さらに深まっていきそうですね!