ファンからして見れば、待ちに待ったといえるナンバリング最新作『キングダムハーツ3』が発売されましたね。
この『キングダムハーツ3』の評価は現在、賛否両論になっているみたいです。
ユーザーたちの『キングダムハーツ3』の評価・レビューはどうなっているのでしょうか?
当記事で、『キングダムハーツ3』のネットユーザーたちの感想、評価や、海外の反応を調べてみました。
ネットユーザーの『キングダムハーツ3』の感想・評価まとめ
『キングダムハーツ3』のネットユーザーたちの感想や評価を紹介していきますが…
その前に、1つ注意があります。
まず、『キングダムハーツ3』を買おうと思っている人に覚えておいてもらいたいのは…
『キングダムハーツ3』は続き物なので、いきなり『3』から買うのは全くおすすめできない
ということです。
“過去作を知っているとより楽しめる”ではなく、“過去作を知っていることが前提”
なタイプのゲームです。
例えるなら、『ハリー・ポッター』シリーズをいきなり『死の秘宝』から見るようなもの。
なので、途中からでは話の流れが理解できなくても当たり前のことなのです。
シリーズ初プレイが『3』というような人たちの評価は大半が同じだったので、『キングダムハーツ3』がシリーズ初プレイだというユーザーの感想はここでは省いていきます。
『キングダムハーツ3』の感想・レビューまとめ
パーティに入れられる仲間の数が主人公含め5人になったのはよかった。
戦闘の操作感もいいし、何よりグラフィックがとても綺麗だった。
ストーリーは複雑すぎるくらい広げたのに、今回はキャラクター同士のセリフがちぐはぐで、終わらせるために無理矢理キャラが動かされている感じがしたうえに、既に次回作を見据えた伏線を張ってたのが残念だった。
次章への伏線を張るのはシークレットムービーだけでもよかったのではないか。
ストーリーはこれまでの『キングダムハーツ』シリーズを全てやっていないと理解できないので注意が必要だと思った。
全部というのは文字通り全部で、非ナンバリングタイトルもやっていないと置いてけぼりになる。
非ナンバリング≠外伝ではなく、非ナンバリングタイトルも正史として繋がっているため、実質的に『キングダムハーツ3』は『10』という感じ。
ストーリーは全部やってきた層でも説明不足だなと感じる部分が後半は多かった。
DLCを予定してるみたいだけどそれで補完されるかもなので今は評価しにくい。
戦闘自体は苦手な人も進めやすいように易しくされていたし、戦闘自体は楽しかった。
ディズニーワールドの出来はよかったし、過去最高なのではないかと思う。
しかし肝心の『キングダムハーツ』としての本編部分が歴代1の雑さだったのが残念で、まるで打ち切りが決定した漫画のような終わらせ方だった。
戦闘もシステムはよかったが、『キングダムハーツ2』よりいいかと言われるとそうではなかったので、『キングダムハーツ3』は本当に残念でならない。
戦闘は『キングダムハーツ2』からの正統進化でありながら、今までの作品の要素も取り入れて…という感じで爽快感が増えていてよかった。
グラフィックもきれいだし、ディズニーワールドが広大で楽しいので素晴らしい出来だった。
全体的にノリが寒いのが気になった。
今までのシリーズになかったような中高生ノリの寒いギャグがかなり多く、笑いどころか不快になるものもあった。
全体の感想をまとめると、
グラフィックに関しては文句なしの出来!
誰もが絶賛していました。
一方、戦闘システムは賛否両論で、
爽快感が増して楽しいという意見もあれば、『キングダムハーツ2』に比べると劣る
と感じる人もいました。
その人が『キングダムハーツ』シリーズのどの戦闘システムが一番肌に合っていたかで評価が分かれた形ですね。
5ちゃんねるスレの反応
「戦闘システムやグラフィック、1つ1つのワールドは最高だが、本筋のストーリーが後半になるにつれ、ノムリッシュ電波がひどくなってるな」
「ディズニー映画を第三者の視点で冒険できるゲームは貴重だからムービーが長くても別にいいぞ」
「ノムリッシュ要素さえ目を瞑れば良作」
「次回作からは野村と電波ストーリーは排除してくれ」
「野村のクソストーリーに根室の腐女子要素が混じって色々な意味で質が低くなってる」
「ディズニー要素は相変わらず最高なんだけどなぁ」
5ちゃんねるでは、ディズニー要素は素晴らしいものの、
『キングダムハーツ』シリーズそのもののストーリーがあまりにもいらない要素
として、シリーズのシナリオ考案者である野村哲也氏に対する批判が殺到していました。
(一応、今回も野村哲也氏はシナリオ監修として関わっています。)
『キングダムハーツ3』の海外の反応は?
『キングダムハーツ3』の海外の反応をまとめてみました。
海外の主要メディアでの評価で、点数は100点満点での評価になっています。
『キングダムハーツ3』の海外の反応 XGN
98点
このゲームは魔法のようなゲームである。
アクション要素もあって、懐かしのディズニーワールドも描かれている。
ストーリーも納得の感動で、2019年のゲームの質を上げた一作と言えるだろう。
前作から長い間待ったファンは、これでようやく解放されるはずだ。
悪かった点は、初心者にはストーリーが複雑すぎるところだろうか。
『キングダムハーツ3』の海外の反応 Game Informer
95点
完璧ではなかったが、我々が待ち望んでいたゲームだった。
私の場合は、お気に入りのディズニーキャラクターを使い分けて、難易度の高いボスを倒してエンディングを送ることができた。
『キングダムハーツ』シリーズは、まだまだ熱く、その熱さがファンを惹きつけるんだ。
『キングダムハーツ3』の海外の反応 Hobby Consolas
95点
終焉は期待していた以上のもので、素晴らしい完結だった。
とても満足で、とくに『魔法』の要素が健在だったところは一番素晴らしかった。
『キングダムハーツ3』の海外の反応 Press Start Australia
90点
バトルは素晴らしい、巨大なディズニーワールド、ビジュアルの良さ、サウンドの良さは良い点だった。
しかし、簡単すぎたり、ストーリーが混乱する点は悪い点だ。
『キングダムハーツ3』の海外の反応 IGN
87点
私は『キングダム ハーツ』のゲームプレイと、みんなが大好きなディズニー映画への忠実性という意味で、スクウェア・エニックスの進化を完全に楽しめた。
ストーリー展開にはもう少しパンチがあった方が良かっただろうが、バトルと探索要素はパンチが効いており、ディズニーワールドの魂をしっかりと捉えるという素晴らしい仕事をしている。
『キングダムハーツ3』の海外の反応 Gamespot
80点
『キングダムハーツ3』はソラ、ドナルド、グーフィーが光の守護者を集めることで闇の勢力に対抗する物語である。
この説明は極端に単純化されていますが、より細かくストーリーを掘り下げるためには、あらゆる概念について長い説明が必要になるうえ、その本質は初心者が望むほど単純なものではありません。
バックストーリーやサイドストーリーを充実させる大量のスピンオフとその続編で、『キングダムハーツ』シリーズのストーリーが肥大化していきました。
『キングダムハーツ3』では、キャラクターの物語を多く取り入れ、それ1つにまとめあげようとしていますが、結果は支離滅裂になって終わってしまいました。
物語の核心を意図的に曖昧にさせるXIII機関の連中にはがっかりで、『キングダムハーツ』シリーズはシンプルな友情物語にスポットを当てた時こそ真価を発揮するのだ。
『キングダムハーツ3』の海外の反応 SpazioGames
80点
グラフィックはよく、物語の結末は最後の最後ですごいことをしてくれたなと思う。
しかし、リズムと方向性がベストとは言い切れなかったのは残念だ。
とくに音楽が微妙だったな。
海外の反応をまとめると、やはり日本と似たり寄ったりな評価です。
グラフィックやサウンド、ディズニーワールドの評価は高水準な一方、
『キングダムハーツ3』自体のストーリーは評価が割れる
ということになっていますね。
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まとめ
国内外問わず、『キングダムハーツ3』は、
- グラフィックやサウンド、ディズニーワールドに対する評価はとても高い
- 戦闘システムや『キングダムハーツ』の本筋であるストーリーの評価は賛否両論
という評価となりました。
『キングダムハーツ3』の評価が難しいのは、
これが13年待たされた新作として見合ったクオリティなのか
に尽きるでしょう。
また、非ナンバリングタイトルの内容もガッツリ知識として必要になります。
未プレイの人は『キングダムハーツ3』プレイ前に、非ナンバリングタイトルも入った同梱版の前作などをプレイする必要があると言えるでしょう。