うまい棒の原価と価格を調査!あの安い値段で利益はいくら?

お菓子の中でも、昔から食べられているものとして、

『うまい棒』

があると思います。

30年以上の歴史があり、

『誰もが知っているお菓子』

として、不動の人気を誇っています。

また、昔から今まで、

『値段が1度も変更されていない』

お菓子でもあるのです。

ですが、うまい棒の価格を見ていると、

「本当に利益が出ているのか」

という疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。

そこで、今回は、

『うまい棒の原価や利益』

について紹介します。

今まで気になっていた人は、参考にしてみてください。

うまい棒の原価や値段はどうなっているのか?

うまい棒は、昔から、

『売値が全く変わっていないお菓子』

となっています。

ですが、

『原価については、時代によって変動している』

ため、同じ値段で販売するには、工夫が必要になります。

うまい棒の原価はどれくらい?

まず最初に、うまい棒の原価ですが、

『1本あたり、7~9円』

と言われています。

これは、うまい棒の味によって変動するものであり、1番高いのは、

『たこ焼き味』

となっているそうです。

とはいえ、原価は、

『原材料の価格変動』

で、常に変化するものです。

これは、うまい棒だけでなく、

『あらゆる加工商品に当てはまるもの』

と言えるでしょう。

ですが、うまい棒の販売価格は、

『常に10円を維持している』

のです。

このからくりには、

『うまい棒の重さ』

が関係しています。

うまい棒をよく見てみると、

『原材料価格に合わせて、重さが少し増減している』

ことが分かると思います。

1~3g単位の違いですが、

『このわずかな差によって、販売価格をコントロールしている』

ということですね。

これが、原価に関わらず、

『うまい棒を10円で販売できる理由』

となっているのです。

うまい棒の価格で、利益が出るのか?

うまい棒 利益が出るのか

ここで、1番気になっている問題について紹介していきます。

それは、

『うまい棒は、本当に利益が出ているのか』

というものですね。

先程、うまい棒の原価が、

『7~9円』

と紹介しました。

そして、販売価格が、

『10円』

となっています。

この場合、最大でも、

『10-7=3円』

しか利益が出ず、とても儲かるとは思えませんよね。

ですが、ここで重要になってくるのは、

1本の売上よりも、全体の販売個数

となるのです。

1日の売り上げは、『300万円以上』?

うまい棒は、お菓子の中でも、

『かなり利益率の高いお菓子』

となっています。

その為、1つ1つの利益が小さくても、

『数を売ることで、利益をしっかりと出せる』

ようになっているのです。

現在、うまい棒が出す1日の利益は、

『300万円以上』

と言われています。

これは、単純計算すると、

『月900万円以上、年1憶8千万円以上』

となるのです。

これだけの利益を、

『うまい棒だけで出している』

と考えれば、かなり凄いことですよね。

利益が出る秘密は、『自社工場がない』ことも関係している

うまい棒は、確かに利益が出ているお菓子と言えます。

ですが、原価以外でも、

「製造段階で、それなりの費用がかかっているのではないか」

と思う人もいるでしょう。

ですが、実際のところ、

『製造段階でも、そこまで費用がかかっていない』

のです。

というのも、うまい棒は、

『自社工場で作られているお菓子ではない』

ため、工場の維持費や人件費がかかっていません。

これらのコスト削減は、

『うまい棒の価格維持に、多大な影響を及ぼしている』

と言われています。

もし、うまい棒が、

『自社工場で作られていた場合』

は、今の価格で販売することは出来なかったとされています。

企業努力が、うまい棒の価格を支えているということですね。

運搬費もかなり削減できている

うまい棒のコスト削減は、

『運搬費』

にも当てはまっています。

うまい棒を食べる時、

『中央に穴があいている』

ことに気付くと思います。

あまり気にする人もいないと思いますが、この形こそ、

『うまい棒が運搬費を削減出来る理由』

となっているのです。

うまい棒に穴をあける理由は、

『他の商品と重なったとき、中身が割れないようにする』

ためとされています。

この穴があるおかげで、うまい棒は、

『いくら重ねて運んでも、型崩れせずに済む』

というわけですね。

物を販売する際、中身が崩れていることは、

『その商品を販売できない』

ことを意味します。

いわゆる不良品になるため、そうなった場合、

『売り上げは0円』

となってしまい、かなりの損失を被ることになるでしょう。

この点、うまい棒は、

『1つのトラックに、満杯に詰め込んでも問題ない』

ため、非常に運搬効率が高いお菓子と言えます。

これにより、

『製造費用だけでなく、運搬費用も削減できる』

ので、かなりのコスト削減が可能になっているのです。

各企業の努力が、現在のうまい棒を支えている

うまい棒は、元々、

『お菓子を、少しでも多くの子供に食べさせる』

ために作られたものです。

ですが、販売開始当初は、

『生産費用を抑えることが難しい』

とされており、他のお菓子が姿を消すことも多かった時代です。

その中で、少しでも生産費用を抑えて、

『販売数を多くする工夫』

が行われた結果、現在も、うまい棒が販売され続けているというわけですね。

これは、ひとえに、

『生産会社の努力のたまもの』

と言えるでしょう。

うまい棒は、現在進行形で、

『安い値段で、新しい刺激を提供し続けているお菓子』

です。

その努力に感謝して、うまい棒を食べていきたいですね。

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まとめ

今回のまとめとしては、

『うまい棒が利益を出せるのは、日頃からの努力の賜物』

ということが言えます。

ここまで長い期間、

『同じ値段で、お菓子を提供し続けられる』

ことは、称賛に値することでしょう。

ここまで出来るのは、ひとえに、

『うまい棒への強いこだわり』

があるからだと、言えるのではないでしょうか。

これだけ人気のあるお菓子なので、

『これからも変わらない価格と味』

を提供し続けて貰いたいですね。

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