プロ野球選手は、『夢のある職業』と言われ、億単位の年俸を手にする一流プレーヤーもいますよね。
では、
長いプロ野球の歴史で、最も多く年俸をもらった選手
は、一体誰だったのでしょうか?
プロ野球選手は夢のある職業だけに、その金額が気になりますよね。
当記事で、そんな気になるプロ野球選手の歴代年俸ランキングを紹介していきます。
プロ野球選手の歴代年俸ランキング!
プロ野球選手の年俸ランキングを紹介しますが、今回、ランキングを紹介するにあたって、
年俸5億円を超える選手
から紹介していきます。
というのも、歴代の5億円プレーヤーが、あまりにも多くいるため、ランキングの人数が膨れ上がってしまうからです。
ちなみに、歴代で年俸5億円が最高額となったプロ野球選手は、以下の通りです。
- 金子弌大
- 杉内俊哉
- ダルビッシュ有
- 松中信彦
- 中村紀洋
- 城島健司
- エルネスト・メヒア
- デニス・サファテ
- アレックス・ラミレス
- 浅村栄斗
- ウラディミール・バレンティン
- 山田哲人
2019年オフの契約更改で、浅村栄斗選手とバレンティン選手、山田哲人選手が新たに5億円プレーヤーの仲間入りを果たしました。
日本プロ野球の年俸は、ゼロ年代あたりから、大きく上がりはじめ、以前に比べたら5億円プレーヤーが、だいぶ増えましたね。
では、ここからプロ野球選手の歴代年俸ランキングを発表していきましょう。
プロ野球歴代年俸ランキング13位:イチロー(5億3000万円)
プロ野球選手歴代年俸ランキングの13位となったのは、あのイチローです。
イチローは、オリックス時代の2000年に、年棒が
5億3000万円
に到達しました。
ただ、イチロー選手がすごいのはこれから先の話ですよね。
メジャーリーグではメジャー記録を塗り替えるなど、世界のイチローと言うべき素晴らしい活躍をした結果、1800万ドル…
当時だと22億円ほどの年棒を手にしているわけですから…
生涯年棒は、200億円近い数字にも上っています。
プロ野球歴代年俸ランキング11位:T・ローズ、金本知憲(5億5000万円)
同率11位はタフィ・ローズさんと金本知憲前阪神監督です。
年俸は
5億5000万円
となっています。
タフィ・ローズさんは助っ人ながら、通算本塁打数ランキング13位の464本を記録!
『ミスター・バファローズ』
とも呼ばれました。
一方の金本知憲さんは、歴代本塁打数はローズさんを上回る476本で歴代10位、さらに安打数は2539本で歴代7位と、日本プロ野球の歴史に残るバッターの1人です。
何より、1492試合フルイニング出場の世界記録がすごいですよね。
骨折しながらも出場し、片手一本でもヒットを打ってしまうのですから…
まさに”鉄人”です。
プロ野球歴代年俸ランキング10位:柳田悠岐(5億7000万)
プロ野球の歴代年俸ランキング、単独10位は、
5億7000万円
に躍り出たのが、ソフトバンクの柳田悠岐選手です。
柳田悠岐選手は、まだ30歳の若さで、ソフトバンク史上最高額、さらに現役日本人野手最高額となる年俸を手にしました。
2015年にはトリプルスリー達成、さらに2018年は首位打者、初の100打点もマークしました。
今ではソフトバンクに欠かせない、いや、日本を代表する野手ですから、この年俸も納得です。
プロ野球歴代年俸ランキング5位:阿部慎之助、黒田博樹、タイロン・ウッズ、李承燁、アレックス・カブレラ(6億円)
同率5位は
6億円
で、なんと5人もいます!
阿部慎之助選さん、黒田博樹さん、タイロン・ウッズさん、李承燁さん、アレックス・カブレラさんです。
阿部慎之助さんは加藤球時代、そして正規の統一球時代に、とんでもない成績を残しています。
誰も手が付けられないほどの打撃全盛期だった頃に、6億円の大台に突入しました。
また、黒田博樹さんは日本球界復帰後、2016年に年俸6億円に到達。
助っ人では、中日時代に球団新記録の本塁打数・打点数を記録し、中日の歴史に残る名助っ人のタイロン・ウッズさんが2007年の契約更改で6億円に到達。
アレックス・カブレラさんは2006年に、さらに李承燁さんは2007年に6億円になっています。
6億円の大台になると、日本球界の歴史に名を残す助っ人選手が増えてきますね。
基本的に助っ人外国人選手の年俸は高くなりやすいため、外国人選手の比率が多くなるのも仕方のないことです。
プロ野球歴代年俸ランキング4位:松井秀喜(6億1000万円)
プロ野球選手の歴代年俸ランキング、単独4位となったのは、ゴジラこと松井秀喜さんです。
松井秀喜さんが年俸6億円に到達したのは、2002年のこと。
ゼロ年代前半で5億円を超えたプレーヤーはギリギリ片手では数えられないくらいなので、松井秀喜さんの年俸は、かなり凄いことになります。
そもそも、筆者の知る限りでは、
史上初の年俸6億円プレーヤー
なのではないでしょうか。
日本にずっといたら、日本人初の7億円プレーヤーになっていた可能性まであったでしょう!
プロ野球歴代年俸ランキング2位:佐々木主浩、菅野智之(6億5000万円)
プロ野球選手の歴代年俸ランキング2位にして、日本人最高年俸なのが、
6億5000万円
です。
日本人歴代1位の年俸に輝いたのは、元メジャーリーガーの大魔神・佐々木主浩さん、そして巨人の菅野智之投手です。
佐々木主浩さんは、メジャー帰りの2004年に6億5000万円という年俸を手にしました。
しかし、日本復帰後は成績が振るわず、ただの給料泥棒で終わってしまっているので、この高年俸は良い印象を持たれていません。
25試合 1勝2敗19セーブ 防御率3.18
これで6億5000万円の年俸であれば、ファンが怒っても仕方ないですよね。
一方の菅野智之投手は、今や巨人の大黒柱として、欠かせない存在となっていますよね。
絶対的エースとして、毎年セ・リーグファンからすると嫌になるくらい圧倒的なピッチングで他球団をねじ伏せています。
まぁ、味方からの援護がなくて負ける、体の不調を抱えながらも投げ続け、成績が振るわないこともあるのですが…
個人としての投手能力は、現在の球界ナンバーワンと言って良いでしょう。
ここまで来たら、そろそろメジャーリーグに挑戦してもよさそうなものです。
プロ野球歴代年俸ランキング1位:ロベルト・ペタジーニ(7億2000万円)
日本プロ野球において、歴代で7億円プレーヤーは1人しか存在しません。
唯一の7億円プレーヤー、そして、プロ野球選手の年俸額歴代No.1に輝いたのは…
元ヤクルト、巨人、ソフトバンクで活躍したロベルト・ペタジーニさん
です。
年俸は、なんと驚きの
7億2000万円!
ラミレス、ペタジーニと並んでいた時のヤクルトは非常に恐ろしかったですね。
それくらい、打撃においては天才的でした。
ペタジーニさんは5年連続3割30本を記録するなど、非常に安定した打撃で活躍し、巨人移籍1年目に7億2000万円を手にしました。
その後、怪我などもあって次第に衰えていったので、巨人は2004年オフに3億円を提示したのですが、なんとペタジーニさんが激怒して退団…
その後、意外と忘れられがちですが、2010年にはソフトバンクと契約しています。
この時は年俸4000万円でしたが、年齢はもう39歳ということもあり、衰えには勝てず1年で退団しています。
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まとめ
以上が、プロ野球選手の歴代年俸ランキングでした。
歴代No.1の年俸は、7億2000万円のロベルト・ペタジーニさんでした。
日本人だけなら、6億5000万円が最高です。
いつか日本人で、7億円の大台を超す選手が出てきて欲しいものですね。
ただ、イチローや松井秀喜さんくらいなら、実現できたとは思いますが、それほどの選手になれば、メジャーリーグに行くので、なかなか日本のプロ野球では見られないのが現状…
現状で、最も年俸7億円に近いのは、菅野智之投手、そして複数年契約が切れた後の、契約更改が気になる坂本勇人選手あたりでしょうか。
とくに坂本勇人選手は、現在の成績を維持できれば、次の契約更改での年俸7億円も夢ではないでしょう!