クラウドファンディングが詐欺や乞食と言われる理由とは?炎上事例を紹介

クラウドファンディング 炎上

クラウドファンディングというものが、最近、話題になってきました。

自分でプロジェクトを立ち上げ、不特定多数の人から、資金を調達する仕組みなのですが、

『この仕組みのせいで、炎上事例が出てきている』

と言われています。

法律上は、正当なものですが、

『あまり良い印象を持たれていない』

ようです。

そこで、今回は、

『なぜクラウドファンディングが炎上するのか』

について紹介します。

気になる人は、ぜひどうぞ。

クラウドファンディングは、詐欺や乞食と同じ?

クラウドファンディングは、

『何かを行うために使う資金を集める仕組み』

として、広く認知されています。

ですが、中には、

『クラウドファンディングする必要がないと考えられる事例』

なども存在していると言います。

全ての人が、同じように考えているわけではないですが、

『無駄に資金だけ騙し取られてしまう』

と感じる人が多いとされています。

また、明らかに、

『自分で資金を用意できるレベルのプロジェクト』

でクラウドファンディングを行っている人も多いです。

このような背景があるので、クラウドファンディングは、

『詐欺や乞食』

と言われているのでしょう。

クラウドファンディングの炎上事例は、どんなものか?

クラウドファンディング 炎上事例

クラウドファンディングが、

『詐欺や乞食』

と言われているのは、プロジェクトに問題があると紹介しました。

それでは、実際に、

どんなプロジェクトが、炎上事例となっているのか

について紹介していきます。

自作スタンプを作るための資金が欲しい

ラインの機能にある、

『スタンプ』

は、使ったことのある人も多いでしょう。

このスタンプは、自作することが出来るので、

『多くの人が、スタンプを自分で作って稼いでいる』

と言われています。

スタンプ自体の制作費用は、自分で作るなら、

『基本的に無料』

となります。

ですが、機材を最初から揃えるのであれば、

『それなりの費用がかかる』

ので、この費用を、クラウドファンディングで集めようとして炎上したようです。

確かに、機材を買うための費用は、それなりにかかりますが、

『自分で働けば、十分揃えられる範囲』

ではあります。

また、ラインスタンプを作りたいためだけに、他の人からお金を出してもらおうとすることが、

『浅ましく感じた』

というのも、炎上の理由になっているようです。

世界旅行をしたいだけとしか思えないプロジェクトで炎上

京都府内の女子大生が、

『夢バトン』

と称して、世界一周をするために行ったクラウドファンディングが炎上しています。

このプロジェクトは、

  • 出資してくれた人に、スケッチブックを送り、夢を書いてもらう
  • スケッチブックの続きに、世界で出会った子供にも夢を書いてもらう
  • スケッチブックと一緒に撮った写真で、写真展を開く

といったものでした。

ですが、出資金の用途が、

  • カメラ代
  • 生活費
  • 航空費

など、子供の夢とは全く関係ないものばかりだったため、

『子供をダシに使って、世界一周旅行をしたいだけだ』

と批判を受けて、炎上しました。

さらに、フェイスブックの投稿で、

  • 一生遊んで暮らしたい
  • 旅が楽しすぎる

などのコメントがあったため、さらに大炎上してしまいます。

これが発端となり、

『様々な不正疑惑が浮上することになる』

ため、プロジェクトは、失敗に終わってしまいました。

不審な点が多かったこともありますが、何より、

『自分が満足するためだけに、クラウドファンディングをしている』

という印象が強かったため、今回のような大炎上に繋がったとされています。

ファッションユーチューバーを名乗る男が炎上

ユーチューバーとして、ファッション系の動画を投稿していた男が炎上しました。

なかなか人気のある人物であり、

『自分でブランドを立ち上げるため、クラウドファンディングを行っていた』

のですが、この時に出したイメージ画が問題になりました。

このイメージ画が、ファッションカタログの写真を真似したものだという指摘があり、

『自分のブランドに、他で使われているものを使うのはいけない』

ということで、かなり炎上しました。

また、ファッションカタログを作成した会社には、

『全く相談せず、無許可で使用していた』

ことから、さらに炎上してしまうことになります。

本人が、故意に真似をしたかどうかはわかりませんが、

『1度炎上してしまうと止められない』

ということが、この炎上事例から分かりますね。

クラウドファンディングは、よく考えてから利用した方が良い

クラウドファンディング  利用 よく考える

クラウドファンディングを使う人は、かなりの数がいますが、重要なことは、

本当に、クラウドファンディングを使わなければならないか考える

ということになるでしょう。

また、もう1つの懸念として、

プロジェクトに不備がないか

についてもよく考えてから、クラウドファンディングをを行わなければなりません。

自分の願望だけを叶えて、

『出資者やその他に対するメリットがないプロジェクト』

などは、詐欺や乞食と呼ばれても仕方ないとしか言えないのです。

また、法律違反になっていないかについても、

『プロジェクト立案段階で、よく確認しておく』

ことが必要になります。

クラウドファンディングを使えば、

『資金をすぐに集めることが出来る』

のは、間違っていないでしょう。

ですが、資金を出してくれるのは、

プロジェクトに興味を持った不特定多数の人

だということを、忘れないようにしなければなりません。

せっかく、大切なお金を使ってまで出資したプロジェクトが、

『自分の利益だけしか考えず、法律にも違反しているもの』

であれば、先程のように大炎上することになります。

誰もが納得して、プロジェクトの結果に満足できるように、

『よく考えてから、クラウドファンディングを使う』

ようにしていきましょう。

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まとめ

今回のまとめとしては、

『自分の利益だけを考えていると、クラウドファンディングは絶対に成功しない』

ということが言えるでしょう。

クラウドファンディングというものは、

『人のお金を使わせてもらって、プロジェクトを行う』

ためのものです。

その為、出資してくれた人の期待に応えるだけの、

『結果を出す義務』

が、プロジェクト立案者には求められると言えます。

そうでなければ、

『詐欺や乞食と言われる上、炎上事例になってしまう可能性』

もあります。

クラウドファンディングを使うときは、

『出資されるに値するプロジェクトなのか』

をよく考え、誰に恥じることのない結果を出すようにしましょう。

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