岡山の人食い用水路の住所や場所をチェック!過去の事故を調査!

岡山県に

人食い用水路

という、おぞましい呼び名がついている用水路があります。

用水路とは、水を引くためのものですよね。

そんな用水路で、一体何が起こっているというのでしょうか。

なんでも”人食い用水路”と呼ばれる用水路では、

過去に事故が多数発生している

のだそう。

そんな危険な用水路の場所はしっかりと把握して気を付けておきたいですね。

この記事では、岡山県にある人食い用水路の住所や場所をチェックし、過去の事故を調査していきます。

岡山県人食い用水路の住所や場所

岡山県にある人食い用水路と呼ばれる用水路は、どの場所にあるのか安全のためにも住所を知っておきたいですよね。

岡山県はもともと

農業が盛んな県

でした。

そのことから、

他県よりも広い用水路がたくさんある

のです。

数ある用水路の中で”人食い用水路”と呼ばれているのは、

岡山県岡山市南区

岡山県岡山市北区

にあります。

他にも、

  • 西川用水
  • 岡山市街地

などにも人食い用水路があるのだそう。

住宅地に、人食い用水路があるなんて信じられませんよね。

そもそも人食い用水路は、なぜ人食い用水路という名前で呼ばれているのでしょうか。

それは、

柵がない用水路だから

なのです。

先ほども紹介した通り、岡山県には用水路がたくさんあります。

なんと、その長さは

岡山市だけで約4000㎞

倉敷市で約2100㎞

もあるそうですよ!

農業用の大きな用水路で、幅が広いことに加えて、距離があるため

  • 柵をつける資金的な問題
  • 用水路の面する道が市道なのか県道なのかという問題

などから、これまでに用水路に柵をつけることができていないようです。

しかし、

最大で幅1m・深さ2mを超える用水路

がたくさん存在するため、とても危険なんです。

ツイッターに投稿されていた岡山県の人食い用水路の画像がこちらです。

画像では、道路よりも用水路の方が広いことが確認できます。

道路くらいの広い人食い用水路があり、とても危険です。

かなり広い側溝ですね。

小さな子供が、転落してしまわないか心配になります。

この幅の広い用水路では、過去にたくさんの事故が起こっているんです。

次に、人食い用水路で起こった過去の事故を調査していきます。

岡山県人食い用水路の過去の事故

岡山県の用水路が問題視されたのは、2013年のことでした。

大雨が降った日に用水路から水があふれたことによって

用水路と道路の境目がわからなくなった車が用水路に吸い込まれてしまった

という事故が発生して、ニュースで大きく取り上げられたのです。

この事故をきっかけに、岡山県の用水路がヤバイと広く知られました。

また、2016年に大雨の日、岡山県岡山市北区の用水路で

道路と同じ高さまで水が増えた用水路を道だと見間違えた車が、用水路に転落して水没する事故

が発生して、そのときに流れた衝撃的な映像から

人食い用水路

という呼び名がつきました。

そのときの画像がこちらです。

用水路が、こんなに広くて深いとは…

車が、すっぽりとはまってしまっている様子は非常におそろしいですね。

こんな危険な用水路のすぐ横を、車が走っていることも確認できます。

用水路から道路に水があふれ、境目がわからないですよね。

こんなに危険な用水路に柵がないというのは、やはり違和感しかありません。

人食い用水路では

用水路への転落によって亡くなる事故

が相次ぎ、

2013から2015年の3年間で79人が転落して人が亡くなっている

のです。

転落事故自体は、

1143件

も起こっています。

転落した人は、

50歳以上が9割で70歳以上が7割近くを占めている

といい、高齢の人が多いようです。

転落事故が起こっている時間帯は、

午前6時から午後6時

ということで、8割が明るい時間帯で発生しているというのが意外ですね。

これだけ事故が起こっているにも関わらず、何も対策をしないことは大きな問題です。

そこで岡山県は

『ストップ!用水路転落』

をスローガンに掲げ、

柵の設置

を始めるといい、

2019年度には用水路300カ所への安全対策

が予定されています。

こうした取り組みによって、

2018年の転落事故によって亡くなる件数は3件まで減った

といいますが、まだまだ危険な用水路がたくさん残っています。

現在は、対策を進めていますが、たくさんの命が失われたことが残念でなりません。

もっと早く対策できなかったのかという気持ちですね。

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まとめ

岡山県には

幅が広く深さの深い用水路が非常に多い

ことがわかりましたね。

  • 道路よりも広い
  • 道路と道路の間にある
  • 住宅街の中にある

など、とても危険な用水路でした。

雨が降ると、道路と用水路の境目がわからなくなる危険な人食い用水路。

柵がないことから転落事故が相次ぐ

という問題点に対して、現在対策がとられているようですが、すべての用水路にすぐに対応できるわけではありません。

危険な状態は現在も続いています。

今後は安心して生活ができるように、用水路の柵の対策を急いでほしいところですね。

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