コスタリカの旅行準備まとめ!持ち物の必需品と服装から注意点まで

コスタリカは、野生動物を間近で観察するのにぴったりな旅行先です。

また、太平洋とカリブ海に囲まれているので、南国のきれいな海で海水浴も楽しめます。

そんな、大自然を満喫できるコスタリカですが、中米ならではの治安の悪さもあわせ持ちます。

さて、この記事では、

  • コスタリカ旅行の必需品
  • コスタリカ旅行の服装
  • コスタリカ旅行の注意点

を紹介していきます。

現地に確実に到着するための必需品から、犯罪から身を守るための対策まで、コスタリカ旅行を満喫するためにチェックしていきましょう。

忘れてはならない持ち物!コスタリカ旅行の必需品

韓国やグアムなどの近場への海外旅行と比べて、コスタリカに行くには、事前のひと手間が必要です。

パスポート、渡航許可登録、現地通貨など、渡航前に余裕を持って申請・準備をしておきましょう。

パスポート

今すぐに、パスポートの有効期限を確認してください。

コスタリカへ入国するためには、

有効期限まで6ヶ月以上

残っていなければなりません。

6ヶ月以下であれば、すぐに新しいパスポートに切り替えましょう。

ESTA(エスタ)

日本からコスタリカへは直行便がありません。

日本⇒アメリカ合衆国⇒コスタリカ

日本⇒メキシコ⇒コスタリカ

このどちらかが、基本的なルートです。

このうち、アメリカ合衆国を経由するルートで向かう場合、ESTAを登録する必要があります。

ESTAとは、アメリカ合衆国に入国するための電子登録です。

在日米国大使館のホームページから、公式サイトにアクセスできます。

申請料は、14USD(日本円で1500円ほど)です。

公式サイトの他にも、申請サイトがありますが、通常よりも多く申請料を取られる場合があるので注意が必要です。

在日米国大使館

米ドル

ほとんどのレストランやホテルでクレジットカードが使えますが、現金が必要な場面も多くあるので準備しましょう。

コスタリカの現地通貨は、コロンです。

コスタリカ国内では日本円からコロンに両替することができません。

銀行によってはできる場合もありますが、レートが悪すぎるのでオススメしません。

米ドルならコスタリカでコロンに両替できるので、渡航前に米ドルを入手しておきましょう。

それとコスタリカでは、米ドルがそのまま使えるお店も多いです。

日本円⇒米ドル⇒コロン

と両替をすると、二重に手数料がかかってしまって、もったいないですよね。

なので、米ドルとコロンをうまく使い分けるようにしましょう。

クレジットカード

クレジットカードの使用に抵抗がなければ、コスタリカでの現金調達や支払いの時に便利でお得です。

現金を入手する際は、ATMのキャッシングを活用できます。

キャッシングでは、米ドルもコロンも引き出せるので、出費予定に合わせて通貨を選べることがポイントです。

手数料や利息がかかりますが、現金での両替では二重に手数料が取られてしまうことを考えると、現金の両替よりも無駄をカットできます。

現金とクレジットカードを併用して、うまくやりくりしたいですね。

変圧器

コスタリカの電圧は110Vです。

日本の電圧と大差ありませんが、

コスタリカでは電圧が安定していない

ので注意が必要です。

100V専用の電化製品やパソコンなどの精密機器を利用する場合は、変圧器を持っていきましょう。

紫外線対策グッズ

コスタリカ旅行は海や山、国立公園などでのアクティビティが多いですよね。

紫外線にさらされる時間も増えるので、日焼け止めや帽子などを用意しましょう。

コスタリカの旅行で『場合によっては準備しよう!』

自撮り棒

人に頼んで写真を撮ってもらったとき、

「もうちょっといい感じに撮ってほしかった…」

なんてこともありますよね。

好きなタイミング、好きなアングルで撮れるので、一人旅にもグループ旅行にも重宝します。

ポケットWi-Fi

コスタリカでは、ほとんどのホテルやゲストハウスにWi-Fiがあります。

しかし、外に出てしまうとWi-Fiスポットを見つけるのが難しくなります。

不安がある場合は、日本でポケットWi-Fiをレンタルしていきましょう。

海外旅行保険

コスタリカ旅行ではアクティビティが多い分、けがをすることもあるかもしれません。

けが、病気、事故などが心配な場合は、保険に入っておくとよいでしょう。

クレジットカードを持っているなら、海外旅行保険が自動的に付帯されているカードもあるので、手持ちのカードを確認しておきましょう。

どんな服装がいい?コスタリカの気候をチェック

コスタリカは、北緯10°にあり、熱帯性気候に属しています。

赤道に近いため、どの地域も暑そうな気がしますが、内陸部は高地なので沿岸部より気温が下がります。

基本的にはどの地域も、

  • 12月~4月の乾季
  • 5月~11月の雨季

に分かれます。

雨季は、

ほぼ毎日午後に1~3時間まとまった雨

が降るので、折りたたみ傘を用意しておきましょう。

今回は、内陸部の高地に位置するサンホセと、沿岸部に位置するケポスの気候を紹介します。

San José(サンホセ)の気候

標高約1150mに位置するサンホセは、沿岸部に比べると過ごしやすい気候です。

年間を通して気温の変動が少なく、

最高気温は25~28℃、最低気温は15~17℃です。

日中は夏の格好で、朝晩は日中の格好に薄手の上着

があれば対応できます。

Quepos(ケポス)の気候

ケポスは太平洋側の沿岸部に位置します。

最高気温は32℃~34℃、最低気温は20℃~23℃で、内陸部に比べると暑いです。

ただ、朝晩に気温が下がるので、日本の夏に比べると寝苦しいということはありません。

雨季は、ほぼ毎日雨が降るため、蒸し暑さを感じます。

日本の真夏~猛暑に対応できるような服装を準備しましょう。

朝晩と昼の気温差が10℃ほどあるため、気温差に敏感な場合は薄手の上着があるとよいです。

意外に危険なコスタリカの注意点を確認!

コスタリカは、

『中米では比較的安全な国』

と言われていますが、それでも日本と比べると、かなり治安が悪いです。

スリや強盗はもちろん、拳銃やクスリにかかわる凶悪犯罪も、1990年代から増え続けています。

こう耳にすると不安に感じるかもしれませんね。

でも気をつけるべきことをしっかり気をつけていれば、犯罪に合うことは、ゼロに近くなりますよ。

以下の注意点をしっかり頭に入れておきましょう。

コスタリカでの移動時の注意点

コスタリカ首都内は、特に犯罪が多いため、より注意が必要です。

移動は基本的にタクシー

を使うようにし、徒歩での移動は極力避けましょう。

徒歩で移動する場合は、明るい場所、道幅の大きい道路、人がたくさんいるところを選んで歩きます。

旅行中は服装が、きらびやかになりがちですが、

目立った格好をすると狙われる確率が上がります。

中米の人にとっては、日本人は見慣れない人種なので、ただでさえ目立ちます。

豪華なアクセサリーなどは避け、現地の人に溶け込むような服装で観光しましょう。

強盗対策

『道端で、拳銃や刃物でおどして金銭を要求する』

というパターンが多いです。

まずは強盗に遭遇しないように、上記の『移動時の注意点』を守りましょう。

それでも遭遇してしまった場合は、

無抵抗主義

で対応します。

犯人は、抵抗されると見境なく攻撃してきます。

最悪の場合、命にかかわってしまうので、必ず無抵抗で相手の要求に従いましょう。

スリ対策

人混みやバスなどでは、周りにスリがいるかもしれないと意識しましょう。

外出時に財布を後ろポケットに入れる、口が開いたままのバッグを使う、などは危険です。

口が閉められるバッグを使い、常に体の前で荷物を持つようにします。

また、バスでは荷物を体の前に置いても、寝てしまったらすぐに目をつけられます。

居眠りをしないように気をつけましょう。

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まとめ

コスタリカ旅行では、渡航前に余裕を持って、

  • パスポートの残存期間が6ヶ月以上残っているかの確認
  • ESTAの申請(アメリカ合衆国経由の場合)
  • 米ドルの準備

を行いましょう。

服装は、日本の夏服で対応できます。

ただし、朝晩と昼の気温差があるので、薄手の上着を用意するといいでしょう。

コスタリカは、安全そうに見えて危険が潜む国でもあります。

  • 目立つ服装をしない
  • 徒歩の場合は広くて人通りのある道を選ぶ
  • 犯罪に巻き込まれたら抵抗しない
  • 荷物は視野に入る位置で所持する

この4つを守って、安全に行動しましょう。

準備を万全にして、コスタリカで大自然を満喫してください!

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