沖縄にある姉妹制度のある学校とは?妹分や姉分など校則をチェック

『マリア様がみてる』

というアニメを知ってますか?

女子学園で

『姉妹(スール)』

と呼ばれる姉妹制度のもと繰り広げられる、女の子たちの成長と、少女コミックのような甘いひと時の物語です。

もとはライトノベルでしたが、その人気から漫画化やアニメ化等表現の幅を広げてきました。

この『マリア様がみてる』を面白くしているポイントは、なんといっても、その『姉妹制度』です。

お嬢様たちが、信頼できる姉妹を見つけるまでの話が萌えるポイントです。

そんな『姉妹制度』は現実にあるのでしょうか?

本当にあった!“姉妹制度”のある学校

調べてみたら…ありました!

『姉妹制度』のある学校。

日本各地に数は少ないですが、現存するようです。

今回はそんな数少ない学校の中から、ネットで話題の沖縄那覇の中学校について紹介します。

姉妹制度とは

姉妹制度は簡潔にいうと、先輩である姉分と後輩である妹分が、姉妹関係を築き、姉分が妹分をお世話するというシステムです。

姉分とは?

後輩にとっての姉のような存在です。

基本的に先輩から後輩を

「妹になりませんか?」

と誘い、姉分となるようです。

この沖縄の中学校ではストレートな誘い方ではなく

  • 「文通しない?」
  • 「一緒に遊ばない?」

といった誘いかけから、関係性がスタートするのだとか。

妹分とは?

姉分にとっての妹です。

基本的に先輩から誘われた場合、後輩に拒否権はなく妹分になります

後輩がOKをだした瞬間から、先輩後輩の関係ではなく姉妹関係になります。

顔が良かったり、スポーツができたりといった人気な先輩から、妹分に誘われることでステータスがあがります。

友達や周囲の人に

「こんな素敵な姉分がいるんだぞー」

とアピールできるわけです。

これは逆も然りで、姉分としても素敵な妹分を得ることで、ステータスがあがるのです。

こうなると、姉妹の取り合いになりますね。

イケていないと判断された人たちは、永遠に取り残されるというループに陥ることに…。

人によっては恐ろしいシステムです…。

姉妹関係での活動は?

では実際姉妹関係になったら、どのようなことをするのでしょう。

実際に、沖縄の中学校で姉妹関係を経験した人の体験談がありました。

基本的な活動は簡単で、手紙やプリクラの交換を週に1回する程度

学校内で待ち合わせしておしゃべりをしたり、休みの日に遊びにでかけたりと、普通の友達や先輩後輩と、特に変わりはない

また、何かのイベントのたびに写真を取り合い、周囲に仲良しアピールをするというのも姉妹制度の醍醐味

彼氏を作るよりも、可愛い妹分、姉分がいることがステータスのようです。

姉妹の相手がいる人はいいですが、いない人にとっては苦行のような環境ですね…。

姉妹関係の上で重要な位置を占める手紙

個人がもつポテンシャルも勿論重要ですが、姉妹関係での基本的な活動は文通ですから

『手紙』

は重要なアイテムとなります。

この手紙をいかにセンス良く、可愛く作れるかがポイントとなります。

素敵な手紙をもっているところを、同級生にみられることで

  • 「こんなに素敵な手紙をもらえるほど可愛がられてるんだ」
  • 「センスのいい姉分、妹分をもってるんだ」

と憧れられるポイントになるのです。

手紙を作るセンスは必須なわけですね。

姉妹制度のルール

姉妹制度にもルールが存在します。

それは

『姉分、妹分は各1人まで』

というルール。

1人で何人も姉妹は作れず、姉妹は1対しかないというわけですね。

文通分の制度

また

『文通分』

という制度もあるそう。

この文通分は、他校の気に入った固定の生徒を、文通相手にするという制度。

この文通分にも、各校に1名という決まりがあるのだとか。

もしも、誘われた相手がいて承諾して文通分になると、後日同校の相手から文通に誘われても、断らなければならないのです。

弟分の存在

沖縄の学校は、『マリア様がみてる』のように女子高ではなく、共学の学校です。

姉妹制度が行われている横に、男子学生も普通に存在しているのです。

そして男子学生にとっても他人事ではない制度が存在します。

それが“弟分”という存在。

姉妹制度で、妹分や姉分を作るのと同じように、妹分の男バージョンである弟分を作ることができるのです。

妹分と違うところが、弟分は文通をしないところです。

では何をするのかというと、ただ定期的に姉分に可愛がられお菓子などを与えられるだけだそう。

弟分になった姉分にすでに妹分がいた場合は、その弟分と双子分という間柄になります

弟分になるメリットとして、目立つ姉分をもつと、その後モテるようになると言われています。

妹分より弟分のほうが得することが多いように思うのは、筆者だけでしょうか…。

姉妹制度のある沖縄の学校の詳細は?

残念ながら、今回紹介した沖縄の学校は普通の公立中学校ですから、詳しい情報はネットにはありません。

この姉妹制度は、ある地域独特なものです。

その地域以外の学校では、同じ沖縄県でもありません。

ただ那覇のある特定の中学校とのこと。

那覇の公立中学校は全部で7校です。

この中でも、学歴は下のレベルと体験者は語っています。

調べたところ、沖縄県那覇市の公立中学校の偏差値があまり高くないのは、

  • 寄宮中学校
  • 安岡中学校
  • 那覇中学校

です。

この3校のいずれかになりそうですね。

ただし学力は、年度や先生や生徒の状況で大きく変化します。

そのため1校に特定するというのは難しいですね。

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まとめ

姉妹制度について、まとめていきます。

  • 姉妹分は1人につき1人のみ。
  • 基本的には、普通の中の良い先輩後輩と変わらない。
  • 人気のある人の姉妹分になることが、ステータス化している。
  • 文通分や弟分などの、派生もある

ということが、分かりました。

筆者の学生時代にも、仲の良い先輩や後輩に、手紙を書いて渡すことはありましたが、相手を固定することはありませんでした。

でも中学生時代の筆者も、同性の先輩に憧れたこともありましたから、女子は誰しもが通る道なのかもしれませんね。

自分専属のお世話してくれる先輩や、お世話する後輩がいるというのは楽しいものかもしれません。

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