1994年にスーパーファミコン用ソフトとして発売された『ファイナルファンタジーVI』
なんと発売23年にしてとんでもない大バグが発見され、長年FF6をやりこんでいるプレイヤーの間で激震が走っています。
バグを見つけたのは、これまでもFF6でさまざまなバグを発見してきた『エディ』さん。
今回発見されたのは
『シドタイマー持ち込みバグ』
というもの。
すでにユーザーの間で発見されていた『タイマー持ち込みバグ』を応用したものです。
これまで発見されているFF6のバグと一緒に、どんなバグなのか見ていきましょう。
これまでも様々なバグが発見されている『FF6』
FF6は歴代FFシリーズの中でも、
ずば抜けてたくさんのバグ
が報告されています。
飛空艇バグ
まだ、飛空艇を所持していないセーブデータでも、飛空艇に乗ることができてしまうバグです。
このバグを使うことでイベントをスキップしたり、歩数を短縮することができます。
やり方
- 一度魔大陸へ乗り込み脱出
- そのまま飛空艇で移動
- メニューで魔大陸へ戻り全滅する
- 最後にセーブした地点から、飛空艇に乗った状態で再開できる
なんでも装備
本来なら装備できないアイテムも、装備できてしまうバグです。
頭に武器を装備したり、回復アイテムで敵を攻撃することも、できてしまいます。
やり方
- 装備させたい箇所に最強装備コマンドを実行
- 何も装備されない状態にする
- 装備させるアイテムを、アイテム欄の右下に置く
- 最強装備コマンドを実行する
52回全滅バグ
フィールドマップで52回全滅すると、さまざまな不具合が起こるバグです。
大抵はフリーズしてしまうのですが、場合によってはおかしな現象が発生します。
後述するタイマーバグと合わせて利用することで、
オープニングから無理やりエンディングを見る手法
も発見され、タイムアタックの記録も大幅に更新されています。
まさに0歩でクリアが可能となったバグです。
その他にも、多くのバグが発見されているFF6。
発売から23年経った今でも、多くのやりこみプレイヤーがいるのもうなずけますね。
タイマー持ち込みバグとは?
『シドタイマー持ち込みバグ』の元になった
『タイマー持ち込みバグ』
これは次のような操作をすることで、ゲームの挙動がおかしくなってしまうというものです。
やり方
- 時間制限のあるイベントで、画面右下のタイマーが作動中にセーブをする
- ゲームをリセットし、先ほどのセーブデータを一度選択してからキャンセル
- セーブ時のタイマーの残り時間分だけ待つ
- なぜか勝手にニューゲームが始まる
- オープニング後、時間制限がゼロになったときのイベントが流れてゲームオーバー
このように、イベント用のタイマーがなぜかニューゲームにも持ち出されてしまうバグです。
本来、タイマーの残り時間ゼロになったときに起こるはずのイベントが、ニューゲームで起こってしまうのです。
この『タイマー持ち込みバグ』は、
最終的にゲームオーバーになってしまうバグ
なので、タイムアタックの技には使えず一発ネタ止まりでした。
しかし、今回新しく発見された『シドタイマー持ち込みバグ』は、多くのやりこみプレイヤーに衝撃を与えるものになりました。
新たに発見された『シドタイマー持ち込みバグ』のやり方
このバグは、
『シドタイマー』
をニューゲームに持ち込むことで、なんと
ほとんどのイベントをスルーして先に進めてしまう
というものです。
持ち込むタイマーは、
世界崩壊直後、セリスがシドを介抱するイベント。
衰弱していくシドに魚を食べさせ、何もしないでいると、シドが力尽きてしまうイベントです。
この時、ゲーム画面には時間制限のタイマーは表示されていませんが、シドの生命力は時間経過によって減少していくようになっています。
具体的には…
数秒のタイマーが作動し、0になるとシドの生命力が1減少する。
再び、タイマーが新たに作動し、0になると生命力が1減少する。
というのを繰り返しているそうです。
このタイマーをニューゲームに持ち出し、0になって新たにタイマーがセットされる瞬間に、イベントが発生するようにします。
するとなぜかイベントが発生しない、というのが『シドタイマー持ち込みバグ』の全貌です。
やり方は、前項の『タイマー持ち込みバグ』をシド介抱イベント中に行うだけ。
ニューゲームにタイマーを持ち込むことによって、本来発生すべきイベントをスルー。
- 序盤でいきなりケフカ戦へ直行
- 初めてフィガロ城を訪れたときに、世界崩壊後の世界へワープ
このように、めちゃくちゃなストーリー進行にすることもできてしまいます。
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まとめ
この大バグ発見によって、
- タイムアタック
- 最低レベルクリア
- 最低歩数クリア
など、さまざまな記録が更新されることが確実となっています。
長年FF6を楽しんできた、やりこみプレイヤーにとっては、世紀の大発見といっても過言ではないのでしょうか。
ちなみにこのバグが使用できるのは、
スーパーファミコン版だけ
とのことみたいですね。
他のゲーム機では、利用できないようです。
スーパーファミコン時代からプレイし続けてきた、本当の歴代プレイヤーだからこそ、発見できたバグと言えるでしょう。
発売から23年で発見された、新たな大バグ。
これまでも多くのバグが見つかったFF6だからこそ、この先も、シドタイマー持ち込みバグのような、大発見が見つかりそうな予感がします。
今後も語り継がれる名作ソフトたちの、新しい攻略情報が見逃せませんね。