俳優・歌舞伎役者・タレントと多方面で活躍している香川照之さん。
彼が2011年9月に、息子とともに歌舞伎界入りした話は、有名な話ですよね。
しかし、歌舞伎界に香川照之さんが入る裏側では、長年連れ添ってきたはずの妻と離婚してしまったようです。
正直なところ、とくに何か問題が起こった話を一切聞いていなかっただけに、まさか離婚していたなんて、ただただ驚くばかり…。
では、香川照之さんは、なぜ元妻(嫁)と離婚したのでしょうか。
本記事では、香川照之さんの元妻(嫁)との結婚から離婚の経緯(理由)や、息子とともに進んだ歌舞伎道、親権の有無を探り、まとめていきます。
香川照之と元妻(嫁)との結婚・離婚
TBSドラマ『半沢直樹』や『99.9~-刑事専門弁護士~』など、大ヒット作品だけでなく、多くの作品に出演している俳優、香川照之さん。
彼自身、二代目市川段四郎氏の血筋を受け継ぐ、歌舞伎界のプリンスになりうる人材だったはずなのに、なぜか俳優の道へ…。
父・二代目市川猿翁との確執
その経緯は、きっと多くの人が知っていることだと思いますが、父:二代目市川猿翁の不貞が原因で起こった離婚にあります。
女優・藤間紫さんとの不貞を機に家を出ることとした二代目市川猿翁さんは、息子である香川照之さんとの縁を断絶。
一時は
「あなたは自分の息子でもないし、私はあなたの父ではない。」
と言い切られ、それ以降、再会すら拒絶されてしまっていました。
香川照之の歌舞伎界進出・親子の縁復活
ある意味、勝手な理由で親子の縁が断たれていたわけですが、2011年、香川照之さんが市川中車の名で歌舞伎界進出したのを機に復活。
ようやく父子として、二代目市川猿翁氏に出会うことが許されたのです。
そこには、いろんな人の援護射撃があったそうです。
香川照之の歌舞伎界進出を後押しした存在
- 香川照之さんの母親・浜木綿子さんの歌舞伎界進出への容認
- 香川照之さんと元CAの妻(元嫁)との間にできた息子・五代目市川團子の存在
- 二代目市川猿翁氏と結婚した不貞相手・藤間紫の仲介
このような奇跡が重なり、市川家(二代目市川段四郎)の血筋を、なんとか残そうと動くことができたのです。
もちろん、香川照之さんが歌舞伎の世界に進出することなく、俳優の道をたどり続けていたとしても、血筋を保つことは可能です。
香川照之さんのいとこに当たる市川猿之助さんも、二代目市川段四郎氏の血筋に当たるので、家系を残すことはできました。
香川照之が血筋(親子の縁)にこだわる理由

市川猿之助と香川照之
ただ、市川猿之助さんだけに、その大役を背負わせるのは酷であると香川照之さんも考えていたのでしょう。
また、身勝手な理由で血筋を断絶されていた事もあって、どうしても、
歌舞伎役者としての血筋を受け継ぎ残したい。
という気持ちがあったのでしょう。
だからこそ、あえて自身が歌舞伎界に進出し、息子に、歌舞伎俳優としての道を残そうと必死になっていたのではないでしょうか。
いろんな助力を得て、なんとか血筋を受け継ぐことはできました。
そして、香川照之さんの息子である五代目市川團子くんも、歌舞伎役者として襲名することができました。
香川照之の悲しみの離婚
しかし、その幸せの一方で、もう一つの幸せが音を立てて崩れ去ることとなってしまったのです。
実は、元CAだった妻(嫁)と、2016年12月14日、21年の結婚生活にピリオド(離婚)を打つこととなってしまったのです。
元々、香川照之さんは、『ミスさっぽろ』の経歴を持つタンゴ歌手・冴木杏奈さんと婚約し、結婚秒読みとまで言われていました。
しかし、突如破談となり、CA元妻(嫁)と結婚が発表されたため、二股疑惑も浮上…。
そんな中、二人は結婚し21年の夫婦生活を送ることに…。
元々、香川照之さんが知人との飲み会の席で出会った元嫁に一目惚れし、猛アタックを受け交際の末、結婚したそうです。
その想いは今も変わらず、夫婦ラブラブだった話も耳にします。
ところが、結果として二人は離婚してしまうことに…。
親子断絶再びと心配の声も…
実に悲しい話ですし、一部では、親子の確執が再浮上してしまうのでは?と心配する声もあがっています。
五代目市川團子くんの親権そのものは、香川照之さんにあることで、今のところ二人の父子関係が断絶されるということはなさそう…。
歌舞伎界で香川照之が孤立?
ただ、この離婚劇の裏で、
『香川照之さんがどんどん孤立してしまい立場が危うくなっている』
と言われているだけに、心配の声も高まります。
果たして、また負の連鎖が始まってしまうのか、それともなんとかスパイラルだけは回避となるのか、今後の動向にも注目したいですね。
香川照之とCA妻(嫁)との離婚の理由
香川照之さんが、21年間寄り添っていた元CAで元妻(嫁)と2016年12月14日に離婚されたことだけは事実です。
話を探ってみると、どうやら息子だけではなく娘もいるらしく、子供たちに寂しい思いをさせる結果となってしまったのは痛恨の極みですよね。
それにしても、なぜ香川照之さんは、CA妻(嫁)と離婚してしまったのでしょうか。
CA妻(嫁)との離婚の理由
その理由は、全く明かされていないので、ここから先の話は推測の域を脱することはできません。
ただ、頑なに香川照之さんが離婚理由を話さないというのは、何かよほどのことがあるのだと思います。
不貞の噂もあるが…
一部では、
『香川照之さんの不貞が原因』
という声もあがっていますが、
「だったら相手は誰なのか?」
という話が出てもおかしくありませんよね。
クラブのホステスが相手という話もちらほら耳にしますが、確証となる話は何もありません。
また不貞していた割には、その話もほとんど耳にしません。
なので、少なくとも彼が不貞をしていたとは、到底信じられません。
では、なぜ離婚に至ったのか、そして、その理由を公表していないのか…。
梨園でのいじめ・子供(團子)への誹謗中傷
その理由は、
『CA妻(嫁)が梨園の世界についていけなかったのではないか』
と考えられます。
梨園の世界というのは、想像を遥かに超える厳しい世界だとも言われています。
着物の着付け一つにしても、いろいろ作法があり、ごひいき筋への挨拶回りや礼状・暑中見舞いなど、大変と言われています。
その上、一部では、いじめのようなこともあるなんて話も聞きますし、一般生活とは全く違う独特の世界があるようです。
いきなり梨園の世界い放り込まれた元妻(嫁)
元妻も、松たか子さんのように梨園の娘だというのであれば、その世界の大変さも把握できたでしょうし、対応も可能だったと思います。
ただ、残念ながら、梨園と全く無関係の人だったわけで、夫が急に歌舞伎役者になって梨園の世界に放りこまれているので戸惑いも大きいはず…。
その上、
「急に梨園の世界に入ってきやがって…」
と、言わんばかりのいじめを受けていたとなれば、心が折れても仕方ないでしょう。
まぁ、いじめの話は、あくまで噂レベルです。
どこまでが事実なのか確証は持てませんが、ただいずれにしても大変だったことは事実…。
息子・團子が大物歌舞伎関係者から駄馬扱い…
その上、一部報道では、息子のことさえ駄馬扱いしていたということもあり、完全に心が折れてしまったとのこと…。
梨園の世界の大変さに悪戦苦闘しつつ、その上、息子をバカにされたとあれば、心が折れてもおかしくありませんよね。
結局、いじめや誹謗中傷も重なり、梨園の世界の過酷さに絶えきれず、彼女が離婚を申し出た…。
そして、香川照之さんとしても無理して婚姻生活を続けらず、最終的に離婚に応じたのではないでしょうか。
香川照之の歌舞伎進出がすべてを狂わせた?
話を探ってみると、実は香川照之さんが歌舞伎の世界に飛び込んだ翌年(2012年)頃から、離婚の話は出ていたそうです。
しかし、俳優業もこなし、なかなか話し合う時間が取れなかった香川照之さんが、ようやく元妻との話し合いに応じたのが2016年のこと…。
本当は、香川照之さんも離婚はしたくなかったのだと思います。
しかし、これ以上、自身のわがままに彼女を突き合わせられないと判断し、離婚に応じたのでしょう。
血筋を守る代償の大きさ
ただ、血筋を守りたかっただけなのに、こんな悲劇が訪れようとは、本当に悲しい話ですよね。
確かに、この話は推測上の話に過ぎず、どこまでいっても確証は持てません。
ただ、香川照之さんが親子の縁にこだわり、歌舞伎の世界に籍を置こうとしたがあまり、夫婦間の歯車が狂ったことは間違いないでしょう。
離婚後に受けた批判・歌舞伎界での孤立
そして、ついに崩落の日が訪れてしまったわけで、そのことに対する批判はかなり集中し、彼自身、歌舞伎の世界での立場がないとも言われています。
ただ、一つ救いなのが、なんとか歌舞伎の世界にしがみつきながらも、息子との縁だけは守りたいと考えているという話は聞かれます。
子供の親権、現在の生活
一部報道では、現在、元妻は子供と一緒に生活しているとのこと…。
親権は、あくまで香川照之さんにあるものの、子供と母親を引き離したくない想いの現れとして、母子で生活させているのだと思われます。
世の中、性格の不一致も含め、愛が冷めて離婚する夫婦は多数いますが、愛がありつつ離婚という悲しい現実もあるのでしょう。
香川照之の息子・團子への批判
先程も少し触れましたが、香川照之さんの息子は現在中学生。
青山学院に通われていると一部で噂されているそうですね。
子役時代は、それこそ歌舞伎の世界で注目されていた團子くん。
しかし、成長するに連れて、歌舞伎の世界から離れるようになり、徐々に稽古すらしなくなっているなんて話も耳にします。
まぁ、世間から駄馬扱いを受けたというのであれば、まだわかります。
しかし、ある歌舞伎界の大物が、團子くんを駄馬扱いし、ブログで罵ったというのですから歌舞伎から離れるのも分かります。
それも、この人物は歌舞伎界では人間国宝とまで言われていた人物ですから、本当に驚きを隠せません。
大物歌舞伎関係者が誹謗中傷?
どうやら、8歳から歌舞伎をはじめたことに対して批判しているらしく、
「血筋よりも環境が大事。」
自身の考えを押し付けたかったようです。
ただ、この人物が、何の罪もない子供相手に駄馬扱いし誹謗中傷することこそ、最も品位のない行為ですし、礼儀なんて欠片もありません。
しかも、その人物は現在41歳で、単に家柄が人間国宝であるというだけの話…。
いろんな意味で呆れ返りますね。
歌舞伎界をダメにする大物関係者の存在
こんな人間が、大物と勘違いし梨園をダメにしているのであれば、團子くんも梨園から離れたほうが正解かもしれません。
何かと厳しい、歌舞伎の世界で、それでも頑張っていくのか、もう見切りをつけるのか…。
中学生に成長した團子くんが決めればいい話…。
とにかく、将来、歌舞伎の世界や血筋のことよりも、團子くん自身が幸せな将来を築いていくことをただ願うばかりです。
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まとめ
両親の離婚を機に、父子の縁が断絶されていた香川照之さん。
親子の縁の大切さは彼自身が嫌というほど知り、なんとか関係修復の道を模索していたところ、歌舞伎の世界に進出することを決意…。
しかも自身の息子を引き連れて二人で歌舞伎の世界に入ったことは、世間の注目を浴びました。
しかし、そのことが気に入らなかったのか、一部のモラル無き大人たちが彼らだけでなく、香川照之さんの元妻(嫁)までも誹謗中傷…。
さらに梨園の難しさも痛感し、元妻(嫁)は、心が折れたのか離婚してしまいました。
いろいろ悲しみからスタートし、苦しんでいた香川照之さん達だけあって、今後どのような道に進もうとも幸せになってほしいと願うばかりです。