ヘルブラム(七つの大罪)の強さ(闘級)や能力(技)をチェック!

『七つの大罪』に登場するリオネス王国の聖騎士長に次ぐ地位の持ち主である枢機卿・ヘルブラム。

鎧に身を包み、片目を眼帯で覆った壮年の男性に見えましたが、この姿は変身したもの。

その正体は、少年のような姿をした妖精族で、かつてのキングの親友・ヘルブラムだったのです。

そんなヘルブラムが、ヘンドリクセンの手先となり、驚くべき強さを見せましたが、その強さ(闘級)はどのくらいなのでしょうか?

また、強大な魔力を操り、『七つの大罪』メンバーを苦しめたヘルブラムの能力(技)をまとめてみました!

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ヘルブラム(七つの大罪)の能力(技)をチェック!

ヘルブラムが、最初に登場したのは、バイゼルけんか祭りでのこと。

兜を被った小柄で奇妙な姿の審判、

ラブ・ヘルム

と名乗っていました。

その後、けんか祭りの会場に『新世代聖騎士』のギーラとジェリコが現れた際に、ヘルブラムは真の姿を現します。

そして、その場にいたキングとは、以前からの知り合いであるような会話が交わされます。

実は、ヘルブラムの正体は、

キングと同じ妖精族で、しかも、親友

という間柄だったのです。

700年前のある日。

人間に興味を持っていたヘルブラムは、仲間達と一緒に人間界へと遊びに出かけます。

そこで、高値で売れるという妖精族の羽を狙う夜盗の人間たちに騙されてしまいます。

仲間の妖精たちが無残にも羽をむしられる姿を見たことと、助けに来たキング(本当の名はハーレクイン)も命を奪われたと思い込んだ結果、精神に異常をきたすヘルブラム…。

それから500年もの間、ヘルブラムは自戒の意味込め、

仲間の命を奪った夜盗の姿に変身し

人間への復讐の狂気にかられたまま、罪のない人々の命を奪い続けていたのでした。

一方、一命を取りとめたキングは記憶を失い、その500年間をディアンヌと共に平和に暮らしていました。

キングある時、全ての記憶を思い出します。

人間の集落に異変を感じたキングは、そこで、遥か昔に亡くなっているはずの人間、かつて仲間の命を奪った夜盗の姿を見て、驚きます。

しかも、その夜盗の正体が、変身したヘルブラムだと知って、更に驚くのでした。

キングは、憎しみに凝り固まったヘルブラムの命を絶つことで、ヘルブラムを苦しみから解き放ちます。

しかし妖精王として、同族が大勢の人間の命を奪うことを止められなかった『怠惰の罪』で禁固1000年の刑を言い渡されるのでした。

それから200年が過ぎた現在。

再びヘルブラムが夜盗の姿で、しかもメリオダスやキングをも圧倒する力を持った敵として、『七つの大罪』の前に立ちはだかったのです。

さて、そんなヘルブラムは、どのような能力(技)を持っているのでしょうか?

ヘルブラムの能力(技)一覧

魔力『同調(リンク)』

自分に“同意”した者の魔力を借り、自分の魔力に上乗せすることができる。

“同意”さえしてくれれば、同時に複数人から魔力を借りることが可能となる。

受けたダメージを“同意”している者を身代わりにすることもできる。

付和雷同(ブラインド・フォロー)

『同調(リンク)』している相手を操り、強制的に魔力を提供させる。

狩玉(ハンターウィスプ)

敵を追尾する球体を放つ。

接触することで爆発し、相手にダメージを与える。

雹弾(ヘイルバレット)

聖騎士グスタフの魔力を『同調(リンク)』で借りて使用。

ハウザーとギルサンダーの合技『雷竜の城(ドラゴンキャッスル)』でディアンヌを攻撃中、更にこの『雹弾(ヘイルバレット)』を撃ちこんだ。

殺しの氷山(キラーアイスバーグ)

聖騎士グスタフの魔力を『同調(リンク)』で借りて使用。

ディアンヌの腹部を貫くほどの威力がある。

地獄の叫び声(コール・オブ・インフェルノ)

『シ』の魔力で作り出した黒い霧を発生させ、周囲を無差別に攻撃する。

付術・防御膜(エンチャント・ハードプロテクション)

身体全体に防御効果のある膜をまとい、敵の相手の攻撃を防御する。

以上が、ヘルブラムの持つ能力(技)になります。

自身の魔力に、他者の魔力を上乗せしたり、他者の能力(技)を使用できるのが、ヘルブラムの

魔力『同調(リンク)』

になります。

相手が同意さえしてくれれば、何人でも『同調(リンク)』の対象となることから、魔力を無尽蔵に集められ、大変やっかいな能力(技)と言えますね!

(ヘルブラムの『同調(リンク)』は、バンの能力『強奪(スナッチ)』と似ていますが、バンは相手の“同意”なしに勝手に奪う為、まったくの別物と言えます)

かつては、そんなヘルブラムを打ち破ったキングは、さすが妖精王と言えるでしょう。

妖精族本来の姿に戻り、キングと戦ったヘルブラムですが、こと切れる寸前、支配されていた狂気は去り、元のヘルブラムに戻ります。

ヘルブラムの持っていた兜は人間にもらった物で、キングへのプレゼントと言うヘルブラム…。

しかし、ヘルブラムの安らかな眠りは訪れませんでした!

先ほど、キングが倒したはずのヘルブラムが、またしてもキングの前に姿を現します。

実は、朽ちることのない妖精族の亡骸は、闇商人の手を渡り歩き、最終的にヘンドリクセンが手に入れます。

それをヘンドリクセンは、

ドルイドの禁呪『シ者使役』でヘルブラムを甦らせ、

自分の手足として使っていたのです。

その1度では飽き足らず、ヘンドリクセンは、つい先ほどキングが倒したヘルブラムを、再び禁呪で蘇らせ、キングと戦わせようとするのでした。

もう、親友のヘルブラムを傷つけたくないキングでしたが、ヘルブラムの

「自分の意識があるうちに…」

という懇願と、

「(キングが倒せないの)だったら、俺っちはチミの親友をやめる!」

という、ヘルブラムの強い言葉で、キングは覚悟を決めます。

最後は微笑んでいたヘルブラム…。

残ったのは、キングへのプレゼントだと言った兜のみ。

こうして、ヘルブラムは、もう誰にも利用されず安らかな眠りにつくことができたのでした…。

と誰もが思いましたが、実は、ヘルブラムは魂だけになった後も、

例の兜に宿ってキングを見守る

ことになります!

これは、キングの妹エレインの頼みでもありましたが、ヘルブラムによると

「親友のキングを放っておけないから」

とのこと。

魂だけの存在ですから、他の人にはヘルブラムの姿はおろか声すら聞こえません。

キングも、ヘルブラムとの会話はできますが、姿を見るには形見の兜を被る必要があるのです。

何はともあれ、親友のヘルブラムがいつも側にいて見守ってくれることで、キングは大いに励まされることになるのでした。

このように魂だけの存在となったヘルブラムですが、どこまでもキングと一緒にいられるかと思いました。

しかし、

城塞都市コランドで、今度こそキングとの別れの時

がやってきます。

コランドは、何百年前かに滅んだ街…。

実は、コランドを滅ぼしたのは、狂気に駆られて人間たちの命を奪っていたヘルブラムだったのです!

『十戒』メンバーのメラスキュラによって、コランドでヘルブラムに命を奪われた人々の怨念が増幅された結果、ディアンヌを支配してしまいます。

その時、ヘルブラムが、怨みを晴らす相手は自分なのだ!と声を挙げます。

キングのもと去るヘルブラムは、

「チミの親友でいられてよかった」

と言い笑顔を見せます。

ディアンヌに憑りついたコランドの人々の怨念は、ヘルブラムを忘れておらず、ヘルブラムの魂の宿った兜を潰してしまうのでした…。

こうして、ヘルブラムの魂は消えてしまったようですが、今度こそ、ヘルブラムにとって真の永遠の安らぎが訪れたのだと信じたいものです。

ヘルブラム(七つの大罪)の強さ(闘級)チェック!

さて、ヘルブラムの持つ能力(魔力)は、非常に強力で、『七つの大罪』のメリオダスをはじめとして、メンバーたちを大いに苦しめました。

そんなヘルブラムの強さ(闘級)は、どのくらいなのでしょうか?

ヘルブラムの強さ(闘級)

闘級1400

魔力:750

武力:200

気力:450

数値だけで見ると、決して高い闘級ではありません。

しかし、強力な魔法や攻撃を繰り出すことができたのは、どうやらヘルブラムの魔力『同調(リンク)』のおかげであることが考えられます。

バイゼルでは、リオネス聖騎士20人分の魔力に加え、ヘンドリクセンの魔力を上乗せしたことで、魔神化したメリオダスを倒すことに成功しています。

『同調(リンク)』を使わない場合でも、リオネス聖騎士であるギーラや『蒼天の六連星』メンバーのアーデンよりも少し上の数値ですから、普通の人間よりはかなり強いことが分かりますね。

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まとめ

リオネス奪還編では、『七つの大罪』メンバーの前に立ち塞がる敵として登場したヘルブラムですが、その正体は、妖精族でかつてのキングの親友。

一度は、キングによって眠りについたヘルブラムでしたが、ヘンドリクセンの禁呪によって復活させられてしまいます。

そんなヘルブラムは、自身の魔力『同調(リンク)』を使うことで本来の闘級(強さ)以上の能力(技)を使い、キングたちを苦しめます。

キングによって、三度目に倒された後、形見の兜に宿り、キングを見守っていたヘルブラムでしたが、遂には別れの時がやってきています。

今後、ヘルブラムが永遠に安らかに眠れることを祈りたいですね。

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