『ギャルが電子工学をするのは珍しくて面白い』
ということで、二人組のギャルがユニットを組んで、電子工学に勤しんでいる『ギャル電』。
その珍しさも相まって、世間で注目を浴び、これから電子工学に携わっていきたいギャルたちの先駆けとなってくれています。
本記事にて、ギャル電の2人のプロフィール・経歴と共に、
ギャル電のうちの1人・マオさんが通っていた国立大学がどこなのか
を調査していきます。
また、これまでの彼女たちの電子工作(作品)も探り、まとめていきます!
ギャル電の経歴プロフィール
『ギャル電』というユニットを知っていますか?
電子工作ギャルユニットとして活動している2人のギャルで、現在の活動は多岐にわたり…
- ライトニングトークイベントでのプレゼン
- ワークショップの開催
- クラブでの作品発表
- CM出演(ナイキなど)
- ツイッターやブログで動画を使った情報発信
- 電子工作キットの販売
- 三越伊勢丹など有名企業から作品制作を受ける
といった活動をしています。
さて、気になるギャル電の経歴・プロフィールを、ここで紹介していきます。
ギャル電とは、冒頭で触れた通り、二人組の電子工学ユニットです。
一人は、OLでエンジニアをしているというキョウコさん。
趣味の延長上で、昔はポールダンサーもやっていたそうです。
電子工作は学校で学んでいたわけではなく、始めたきっかけは、
ポールダンスの衣装を作っていくうちに、
「光るってめっちゃアガるな~、いいな~」
と思うようになって始めたという、何とも不思議な電子工作への入り方だったそうです。
学校などで学んでいなかったのに、どうやって電子工作を身につけたのかというと…
キョウコさん曰く、
「ストリートで」
とのこと。
具体的には、
100均で買った光るおもちゃを分解して中身の構造を見たりする
など、独学で身につけていったようです。
『ギャル電』の結成前は、
ポールダンスの出演者として、衣装や小物に電飾をつけて披露していた
とのことで、ポールダンスが自分の作品の発表の場だったんですね。
もう一人は、マオさん。
マオさんは、
タイと日本のハーフ
で、日本語、タイ語、英語を喋れるトリリンガルでもあります。
ギャル電が脚光を浴び始めた頃(2017年)は、大学3年生。
現在は、大学院に進んだみたいですよ。
大学では、プログラミングや電気回路を学んでいたそうで、エンジニアを目指して勉強中。
大学院に進んだ理由は、
「勉強できるうちに思いっきりやっておきたい」
とのことで、電気電子工学をさらに学んでいくのでしょう。
さて、つい最近まで大学で勉強していたというマオさんですが、マオさんの通っていた大学は、一体どこだったのか?
具体的な大学名までは公表されていませんでしたが、インタビュー記事などから情報をまとめると、過去の記事にヒントがありました。
- 某国立大学でエンジニアを目指して勉強中
- 静岡県の大学にて電気電子工学を専攻している
いくつかの記事に、このような情報を発見しました。
つまり、静岡県の国立大学で電気電子工学科がある大学、ということになりますね。
実は、この条件を満たしている大学は、
静岡大学
しかありません。
メモ
そもそも静岡県には国立大学が2つしかなく、もう1つは浜松医科大学です。
そんな個性的な2人が出会ったのは、キョウコさんが、
『電子工学できるギャル』
を探していたところから二人の出会いが始まります。
たまたま二人が共通の知人の紹介で出会い、マオさんは
「電子工作って面白いなーって思いだした時期」
だったため、2人はすぐに意気投合。
『ギャルも電子工作する時代』
をスローガンに抱え、2016年9月に、『ギャルによる、ギャルのためのテクノロジー』を提唱するためのユニットとして、ギャル電を結成しました。
以前、東京工業大学で開催された『TEDxTitech 2018』でも、
「ギャルとパリピは、光るものが大好きで、光ればモテる!」
と豪語し、その思考の本パフォーマンスを大展開。
すると、このパフォーマンスに感銘を受けた
lute株式会社とマネジメント契約
を結ぶことになりました。
ギャル電の手がけた電子工作
ギャル電の2人の最大のミッションは、
『ギャルも電子工作する時代』
を、一つの産業・文化として定着するため、
『ギャルによる、ギャルのためのテクノロジー』
を突き進んでいくことにあります。
lute株式会社とマネジメント契約を交わしたのも、さらなるパワーで、ギャルにしかできない発想のアイテムを生み出して行くことが最大の理由。
そんなギャル電が生み出した電子工作の魅力を知るため、これまでにギャル電が手がけたアイテムを一部紹介していきましょう。
デコトラキャップ
みなさんは、『デコトラ』というワードを知っていますか?
故・菅原文太さんが、出演していた映画シリーズ『トラック野郎』で、ド派手に装飾されたトラックが多数登場していました。
そんな作品に感化された若者たちが、トラックの運転手となり、自身のトラックに派手なLED装飾を施しデコレートしていったのです。
要するに、デコレート(装飾)されたトラックをデコトラというのですが…
ギャル電の2人は、このデコトラ風アレンジを、帽子につけてしまったのです。
衣装に電飾を施す事自体、あまり見かけない光景ですよね。
まるで、ラスベガスでのショーのようで、なんとも派手な独特な世界です。
それも、ギャルがかぶるキャップにデコトラというのですからビックリですよね。
ちなみに、このデコトラキャップは、内蔵されたプログラムによって4パターンで光るとのこと。
そして、その光るパターンは順次プログラムを書き換えて増やしていくそうです。
こんなキャップが増えていけば、世の中、毎日がラスベガスのショーのような世界観に変貌してしまうかもしれません(笑)。
それも時代にマッチした、新たなファッショナブルな世界観で、面白いかもしれませんよ。
音に合わせて光るマスク
筆者が、ギャル電の手がける作品の中で、最も格好いいと思ったアイテムが、この音に合わせて光る忍者風マスクです。
一見、忍者や不良が身につけるような、カラスマスクの印象を与える黒い大きなマスク…。
しかし、いざ音がなると、その音に合わせて光り始めるのです。
ある種、黒いオーラを輝き放つ鉄仮面が、急激に光放ち、異色の世界観を醸し出すかのような光景を演出するような格好いいマスクなんです。
会いたくて震えちゃうデバイス
「会いたくて震える」
という歌詞のワンフレーズがネットなどでネタとなった西野カナさん。
その西野カナさんの『会いたくて 会いたくて』の歌詞から名前がついた電子工作が、
会いたくて震えちゃうデバイス
です。
ぬいぐるみの中にモーターを入れ、胸にLEDを装着した不思議なデバイスなのですが…
一体どんな機能があるのかというと、
彼氏に会いたい時にウェブブラウザ上から指示を飛ばすと、ぬいぐるみの胸のLEDが光り、内蔵した振動モーターが震えて気持ちを伝えてくれる
という、彼氏の側からしたらホラーなものでした!
振動の強さは3パターン用意されており、
- 会いたい
- すごく会いたい
- 会いたくて死ぬ
の3種類。
最後の『会いたくて死ぬ』の振動が夜中にしだしたら、恐怖を覚えてしまいそうです…。
しかもこのデバイス、プログラミングやパーツによっては、
彼氏の位置情報を探る機能までつけられる
とのこと。
何とも恐ろしいギャル電女子…!
ギャル門松
ギャル電がテレビ出演した際、ギャル電の発明品ランキング1位として紹介されていたのが、
ギャル門松
です。
一体どんなものなのかというと…
ピンク色の門松が光っていますね。
キャンペーン用のWebサイトの企画で、花器を作って生け花の作家さんとコラボする依頼を受けた際に作ったものなのですが…
実はこの門松、
カラーコーンを使って作った門松
なんです!
なんでも、門松は依代の役割があるからということで、
「私たちはギャルだから、パリピの神を呼ぼう」
と思って、カラーコーンに電飾でデコりまくったのだとか。
ある意味、ギャル電を象徴するアイテムと言えますね!
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まとめ
ギャルによるギャルのための電子工学を提唱し、世間に斬新で奇抜な世界観を見せて衝撃を与えた電子工学ユニット・ギャル電。
彼女らの経歴をたどっていくと、キョウコさんは
エンジニアで、元ポールダンサー
という異色の経歴の持ち主と判明。
そして、マオさんは、
静岡大学を卒業後、大学院で勉強中
ということも見えてきました。
経歴も異なる二人が、知人の紹介でユニットを組むこととなり、様々な作品を世に送り出しています。
その実績は輝かしく、光を取り入れたアートのような電子工学アイテムは、多くの人たちに衝撃を与えています。
それだけに、今後の動向にも目が離せませんね。