七つの大罪の中で、キャラクターたちが背負っている別の呼び名があることを皆さんご存知でしょうか?
例えば、主人公であるメリオダスの場合、『憤怒の罪』とか『ドラゴン・シン』といったようなニックネーム(別名)で呼ばれることもあります。
これだけでも何か背負っている感は十分感じられますし、とくにドラゴン・シンなんてニックネームは、一見して、かなり格好良い響きですよね。
しかし、ただ格好良いということで、このような別名がつけられたわけではなく、『七つの大罪』というストーリーの中でも、それなりに意味があるというのです。
では、メリオダスの『ドラゴン・シン』には、一体どんな意味が隠されているのか、本記事その事実を探っていきます!
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【憤怒の罪】ドラゴン・シンと呼ばれるメリオダス
『七つの大罪』の主人公といえば、漫画を知っている人であれば、誰もがすぐにメリオダスを連想することと思います。
相棒のホークとの掛け合いも非常に面白く、普段は物事に動じず飄々としている姿は、一人の少年として、好感のもてるキャラクターという印象が強く残ります。
しかし、手配書を見てもらえば分かるように、メリオダスは、既に3千年という長い時間を生きている人物で、決して、ただの少年というわけではありません。
事実、ドラゴン・シン(憤怒の罪)という別名も持っているらしいのですが、とても何かの大罪を犯しているように見えません。
しかし、その裏では、メリオダスにいろいろ隠された事実もあるような謎めいた人物なのです。
その詳細については、後ほど触れていきますが、七つの大罪というだけあって、メリオダスが、ある重大な罪を犯していると言われている人物であることだけは、みなさんも、頭の片隅に入れておいてくださいね。
七つの大罪・メリオダスが犯した大罪とは?
ここからお話することは、あくまで『言われている』という程度の話で、間違いなく罪を犯してしまった、という話とはまた異なるものだと思います。
ただ、明るいキャラクターに見えて、メリオダスが怒った時の恐ろしさは、尋常ではないみたいなのです。
それは遡ること16年前の話…
メリオダスは、当時、ダナフォール王国で、聖騎士団の長を任されていたのですが、ある事件をきっかけに、当時交際していた恋人のリズの命を奪われてしまい、その時の怒りによって、『ダナフォール王国』を消滅させてしまったそうです。
そのことがきっかけで、メリオダスが憤怒の罪という別名で呼ばれるようになったようです。
確かにエリザベスが危険に晒された時に、メリオダスが我を忘れて彼女を守ろうとしている姿を時折見かけますし、憤怒した時のメリオダスは、暴走してしまうところもあるように見受けられます。
人間、誰にでも言えることですが、一番大事な人が、危険に晒されてた時には、何があっても守りたいと思い、時と場合によっては、危険に晒した相手に憤慨してしまうという人間のサガを持っている人物が、メリオダスなのでしょう。
憤怒の罪!ドラゴン・シンの意味とは?
さて、メリオダスの別名が、『憤怒の罪(ドラゴン・シン)』と名付けられている背景は、これで、なんとなく理解していただけたことと思いますが、では、ドラゴン・シンという言葉には、一体どんな意味が隠されているのでしょうか?
実は憤怒の罪の象徴とする獣・動物が、ドラゴン(龍)であり、”シン”は”罪”という意味を持つ言葉だったのです。
ちなみに七つの大罪という言葉を英語表記すると、『Seven Deadly Sins』となるらしく、この英語表記で、ロックバンド『MAN WITH A MISSION』が、アニメ『七つの大罪』の主題歌として歌っていました。
やはり、この漫画は、タイトルにもなっている七つの大罪が、かなり大きく絡んだ漫画なのでしょう。
このように、七つの大罪たちには、別名で呼ばれているネーミングにもしっかり意味が隠されていますので、別の角度から見て楽しむ意味でも、頭の片隅に、ドラゴン・シンの意味合いや、メリオダスが何故、憤怒の罪と呼ばれるのか、その背景を浮かべながら、『七つの大罪』漫画本編を楽しんでみてくださいね。
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まとめ
七つの大罪で、メリオダスが憤怒の罪(または、ドラゴン・シン)という別名を持っていたのには、理由が存在していました。
16年前、ある事件によって恋人のリズの命が奪われ、その時の怒りに任せて、聖騎士団の長を任せられていたダナフォール王国を滅ぼしてしまったため、彼に対して憤怒の罪という悪しき称号が与えられてしまったのです。
そして、ドラゴンは憤怒の罪を象徴する動物・獣として捉えられ、また、シン(厳密にはSINS)は英語で罪という意味があるらしく、それらを掛けあわせてドラゴン・シンとなっているのだそうです。
このように七つの大罪には隠された謎もたくさんありますので、漫画を読みながらも、ぜひ一つ一つを紐解いてみてくださいね!