ディスる、リア充という言葉を知っていますか?
ディスるは、『相手をバカにする』という意味。
リア充は、『生活が充実していること・彼氏彼女がいる』という意味。
少し前までは、誰でも使っていたこの言葉たちも、今ではなかなか聞かなくなりました。
いつの間にか使われなくなった言葉を、
『死語』
というのですが、今ではどんなものがあるのでしょうか?
今回は、気になる
死語になった言葉をランキング形式
紹介していきます。
今使うと、ほとんど意味が分からないといわれる言葉を知るためにも、ぜひ参考にしてみてください。
第10位『当たり前田のクラッカー』
まずはこの言葉、『当たり前田のクラッカー』です。
これは昭和30年代後半、まだモノクロテレビだった頃に流れていたコメディー番組の言葉です。
『藤田まこと』さんが、『ランチクラッカー』という商品を持って、
『俺がこんなに強いのも、当たり前田のクラッカー』
といったのが始まりで、当時かなり流行った言葉です。
90年代の子供までなら、親が知っているので、聞いているかもしれませんね。
第9位『あっと驚くタメ五郎』
これも、昭和に流行った言葉として有名です。
当時のテレビ番組
『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』
で、クレージーキャッツの
『ハナ肇(はなはじめ)』さん
が番組内でやっていたギャグです。
『あっと驚く、たーめーごろー!』
と突然言い出す、よく意味が分からない言葉ですが、当時はとても流行っていました。
昭和30~40年生まれなら、誰でも知っている言葉でしょう。
第8位『アベック』
アベックという言葉は、今でもたまに使われることがあるかもしれません。
ですが、やはり死語というにふさわしい言葉なのです。
意味は、
『男女一組』
を指しており、今でいうカップルと同じ意味です。
かつては、この言葉がかなり頻繁に使われていたのですが、今ではアベックといわれても、なんのことか分からない人ばかりでしょう。
第7位『エッチスケッチワンタッチ』
今でいう『エッチなやつ』を指す言葉です。
なぜ、このような名前になったのかは不明ですが、語呂が良いので使われていました。
子供が、鬼ごっこなどをしているときにも使われており、当時の子供はあまり意味を知らなかったみたいですね。
第6位『おどろ木ももの木さんしょの木』
次に紹介するのは、驚いたときに使っていた言葉、
『おどろ木ももの木さんしょの木』
という言葉です。
木がつく言葉を、語呂合わせで表している言葉であり、これも特に深い意味はありません。
タイムボカンシリーズでも、使われていましたね。
第5位『合点承知の助』
これも、一昔前までは使われていた言葉の1つです。
『任せろ、承知した、理解した』
などを指します。
江戸時代から使われている言葉とも言われますが、普通に冗談めかして使われていました。
さすがに、今では使う人はいなくなってしまいましたね。
第4位『ゲッツ!』
これも死語ではありますが、今でもこっそり使われているのではないでしょうか?
ダンディ坂野さんが持つ鉄板ネタ、
『ゲッツ!』
両手の親指と人差し指を使って、ピストルのような形を作り、前に向けながら行います。
元々、ダンディ坂野さんがマクドナルドでアルバイトをしていた時代、店長から伝授されたギャグだそうです。
第3位『チョベリバ』
90年代から使われ始めた言葉で、当時、若者を中心に流行った言葉であり、
『チョーベリーバッド』
という英語を略して、チョベリバと言われていました。
意味としては、
『超とても悪い=最悪』
を指しています
派生語に、
『チョベリグ』
という言葉がありますが、これは
『チョーベリーグッド=最高』
を指していますが、今では両者とも完全に死語と化しているようです。
第2位『よっこいしょういち』
これは昭和を中心に流行した言葉で、立ち上がるときに使う掛け声でした。
元は、旧日本兵の、
『横井庄一』
という人の名前にかけた言葉です。
当時は日本中で使われており、今でもたまにおじちゃん・おばちゃんが、
『よっこいしょういち』
といって、立ち上がるのを見ることがあります。
第1位『許してチョンマゲ』
死語というより、おやじギャグとして、今なお高い知名度を誇る言葉、それが、
『許してチョンマゲ』
という言葉です。
何か悪いことをしたときの、謝罪を指す言葉ですが、
『謝罪する気は全くないように聞こえる言葉』
としても有名です。
『許して』と『チョンマゲ』をかけて作っている言葉であり、
志村けんの『バカ殿』
などでも、ときどき使われています。
おやじギャグの筆頭格ともいえるギャグですが、今の若者が聞いても、困り顔か冷めた顔をされるのがオチでしょう。
死語は使われるけど、やっぱり死語
死語という名前から、今ではまったく使われないのかと言えば、実はそうでもありません。
日常会話では、たまに使われている場面を見ることがあり、笑いもしっかりと取れているのです。
ですが、やはりそこは死語といわれるだけあり、特に若い世代を中心に意味が通じなくなっています。
言うたびに説明するのも恥ずかしいので、いずれは完全に消滅する日が来るかもしれませんね。
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まとめ
今回のまとめとしては、
『死語といわれても、使われるときは使われている』
ということがいえるでしょう。
いつの間にか、死語という名前がつけられたとはいえ、使う場面を間違えなければ、まだまだ使える言葉は多くあります。
また、流行りすたりは世の常なので、いずれまた、
死語が復活する日も来るかもしれません。
誰かが、新しい使い方を発見してくれることを祈り、こんな言葉が流行ったんだということを覚えておきましょう。