『七つの大罪』に登場する、リオネス王国・二大聖騎士長の一人だったドレファス。
前・聖騎士長ザラトラスの異母弟であり、リオネス聖騎士のグリアモールの父でもありますね。
聖騎士たちから人望厚いドレファスですが、実は、ヘンドリクセン共謀とし、ザラトラスの命を奪い、その罪を『七つの大罪』になすりつけた張本人!
しかし、ヘンドリクセンを人質に取られたことで仕方なく、その身を『十戒』のフラウドリンに明け渡していたことが判明しています。
本意ではなかったとはいえ、大勢の人や国を裏切ったドレファスの今後も気になりますね!
今回は、前・聖騎士長ドレファスの持つ能力(技)、その強さ(闘級)についてまとめてみたいと思います。
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ドレファス(七つの大罪)の能力(技)をチェック!
リオネス王国の二大聖騎士長の一人だったドレファス。
『七つの大罪』ストーリー序盤では、全ての黒幕こそヘンドリクセンだと思わせる描写に加え、それを苦々しく感じているドレファスが描かれていました。
それに、すっかり騙された読者も多かったのではないでしょうか?
ザラトラスの命を奪い、その罪を『七つの大罪』になすりつけたことが、ドレファスの計画であったことがわかってもヘンドリクセンを止めようとしていたことから、まさか
ドレファスが魔神族側
だとは、筆者も思いませんでした!
とはいえ、ヘンドリクセンを人質に取られたことで止む無く、その身を『十戒』のフラウドリンに明け渡していたことから、同情の余地はありますよね…。
それに、もともとのドレファスは、正義の心と強靭な精神力を持った聖騎士であることは間違いありません。
10年前、亡国ダナフォールの調査で『十戒』のフラウドリンと遭遇した時には、その『操心の術』すら、ドレファスには通じなかったほど!
実兄であるザラトラスの命を奪ったのも、
ドレファスの中に“嫉妬”という感情があった
ことも確かですが、それがドレファスが本心から望んだことではないようです。
それは、ゴウセルの『悪夢語り(ナイトメアテラー)』で見た、
ドレファスの心中では後悔が渦巻いていた
ことから、明らかではないでしょうか。
その後、完全にフラウドリンが表に出ていたことから、ドレファスは完全に消えてしまったのかと思われていました。
ですが、フラウドリンがデルドレーに「中のドレファスから伝言だ」と言うシーンや、バイゼル大けんか祭り後のメリオダスの心の語りかけで、「メリオダス殿…!?」と涙を流した場面から、そうではなかったことが分かりました。
そして、リオネス城でドレファスを取り戻そうとするヘンドリクセンが、フラウドリンと対峙した際。
一時的に蘇ったザラトラスによって、ドレファスの身体からフラウドリンを引きはがすことに成功!
実に10年ぶりにフラウドリンからの支配から逃れたドレファスは、フラウドリンを倒すべく剣を振るうのでした!!
では、そんなドレファスが、どのような能力(技)を持っているのか見てみましょう。
ドレファスの能力(技)一覧
魔力:砕貫(ブレイク)
全てを撃ち抜く衝撃波を繰り出す 。
羅貫(らかん)
突き出した剣先から、衝撃波を発生させる。
その貫通力は非常に強力。
天漢破獄刃(てんかんはごくじん)
自身の魔力の全てを剣に凝縮し、一度に放出して敵を貫く、凄まじい威力を誇る切り札的な技。
『羅貫』の強化版。
崩撃(ほうげき)
渾身の力で剣を振り上げることで相手を弾き飛ばす。
貫突(かんとつ)
高速で突進すると同時に突きを放ち、相手の身体を貫く。
流撃(りゅうげき)
渾身の力で剣を振り下ろし、相手を弾き飛ばす。
『崩撃』とは逆向きの技。
以上が、ドレファスの持つ能力(技)になります。
フラウドリンが、ドレファスを支配しているときも、これらの(能力)技を使っていましたね。
ヘンドリクセンは
「ドレファスの剣技には遠く及ばない」
と言っていましたが、それでもヘンドリクセンとザラトラスの二人を相手に隙を見せないあたり、フラウドリンがドレファスの身体を使いこなしていたことが分かります。
剣術以外でも、ドレファス自身が息子のグリアモールを厳しくも優しく接していたように、フラウドリンもそれに倣っていたことも伺えます。
10年もの間、息子のグリアモールをはじめとする大勢の人に、中身が別人であることを悟らせないほど完璧にドレファスを演じたフラウドリンには、ある意味脱帽ですね。
(最終的に、グリアモールへの情が、フラウドリンの仇となった訳ですが…)
復活したメリオダスによって、ドレファスから分離したフラウドリンが倒されことで、ドレファスは完全に自由の身となります。
しかし、フラウドリンの支配下にあったとはいえ、その間にドレファスが冒した罪が消えた訳ではありません…。
実際、リオネス聖騎士団『蒼天の六連星』メンバーのデルドレーは、魔神族を止めようとした団長・デンゼルやメンバーのドゲッドを失った怒りと悲しみをドレファスとヘンドリクセンにぶつけていました。
デルドレーに石を投げつけられても、防ぎも避けもしないドレファスとヘンドリクセンの姿は、自分の罪を受け入れ、自分ができることで罪を償う覚悟があるように見受けられました。
そして、リオネスを守るために聖騎士として復帰したドレファスとヘンドリクセンの2人。
最初の任務(?)は、
ビビアンにさらわれたギルサンダーの救出に向かうマーガレット王女の護衛
のようです!
元・ヘンドリクセン派のビビアンですから、ヘンドリクセンが一緒なのは心強いかもしれませんね。
ドレファス(七つの大罪)の強さ(闘級)は?
さて、強靭な精神力を持つドレファスですが、その強さ(闘級)は、いったいどのくらいなのでしょうか?
剣技だけなら、ザラトラスの上を行くとメリオダスに言われたこともあることから、ドレファスも相当の力を持っているようです!
ドレファスの強さ(闘級)
3000
魔力:1000
武力:1000
気力:1000
ドレファスの強さ(闘級)は3000で、しかも、その内訳が見事に三等分されているという、非常に分かりやすい数値になっています!
やはり、聖騎士長を拝命していただけはあり、バランスのとれた強さを持っているようです。
ギルサンダーの救出に向かったドレファスですが、ギルサンダーは、ドレファスからフラウドリンが去ったことをまだ知りません。
ドレファスは、父であるザラトラスの命を奪った罪滅ぼしも兼ねて、ザラトラスの息子であるギルサンダーを何としても探し出すつもりのはずです。
そして、ザラトラスから預かった最後の伝言を、ドレファスとヘンドリクセンの口から、ギルサンダーへ無事に伝えられることを祈りたいと思います。
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まとめ
リオネス聖騎士のドレファスは、かつて二大聖騎士長の一人だっただけあって、かなりの強さ(闘級)を持っています。
10年もの間、ドレファスに憑依した『十戒』フラウドリンの支配下に置かれ、多くの過ちを犯しました。
しかし、フラウドリンが倒れた今、本来の真っ直ぐな正義の心を持ったドレファスに戻りました。
そんな中、マーガレット王女の護衛として、ヘンドリクセンと共に、ギルサンダー捜索の旅出たドレファス。
自身の能力(技)を駆使し、必ずやビビアンからギルサンダーを取り返してくれることでしょう。
その活躍に大いに期待したいですね!