『七つの大罪』の物語中には、大罪メンバーの他、多くのキャラクターが登場します。
その中でも、様々な能力(技)を持ったリオネス聖騎士たちは、気になる存在ですよね。
ギルサンダーやハウザー、ジェリコといった『七つの大罪』での準レギュラーの聖騎士の陰に隠れてはいますが、それ以外にも個性豊かな聖騎士が目白押しです。
とくに登場時にインパクトがあったのが、聖騎士マルマス!
今回は、ユニークな脇役として登場した聖騎士マルマスについて、重力の魔力から繰り出される能力(技)や強さ(闘級)をまとめて紹介したいと思います。
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マルマス(聖騎士)の能力(技)をチェック!魔力は重力!
『七つの大罪』に登場し、様々な魔力を持ち、その能力(技)を駆使して敵と戦う聖騎士。
マルマスも、そんなリオネス王国の聖騎士の一人となります。
聖騎士の多くが鎧を着こんでいますが、マルマスの鎧は、とくに独特なタイプ。
その姿は、ハウザーが表現したように、まるで
ダンゴムシのような鎧
を着たユニークな姿!
この変わった鎧姿で登場したマルマス。
自身のことを一人称で、
「オラ」
と呼び、地方の方言と思われるような
「~だっぺ」
「なんだべ?」
という独特な話し方をしています。
また、鎧から見える目が、暗闇に光る目のようで、なんとも不気味な感じであったことから、当初は
男性か女性か?
若いか年寄りか?
本当に人間?
という疑問が持たれていたようです。
そんなマルマスの中身が分かったのは、リオネス城下で、『七つ大罪』エスカノールが『十戒』エスタロッサと対峙した際のこと。
エスカノールの『太陽(サンシャイン)』の熱の影響で、その場にいた聖騎士の鎧が溶け始めたことから、全員が鎧を脱ぎ捨てます。
そこに居合わせたマルマスも、熱に溶けたあの鎧を脱いでいるシーンが描かれているのです!
生身のマルマスは、丸い体、丸い顔に丸い鼻の、なんとも
純朴そうな雰囲気をした青年
でした。
(もちろん人間!)
バイゼルけんか祭りで、無関係な老人もろともディアンヌを攻撃した、非情な聖騎士には見えませんね。
では、聖騎士としてのマルマスは、どのような能力(技)を持っているのでしょうか?
さっそく、見てみましょう!
マルマスの能力(技)一覧
魔力:名称不明
名称は明らかにされていないが、重力を操る魔力を持っている。
重力×10(グラビティーテン)
対象に、10倍の重力のかけ攻撃する。
両手に持ったマラカスのような武器を、リズミカルに振ることでこの能力(技)を発動している。
重力×30 (ハイパーグラビティ)
『重力×10(グラビティーテン)』の強力バージョン。
マラカスのような武器をさらに激しく振ることで発動させる。
マルマスの持つ能力(技)は、以上になります。
マルマスは、重力を操る魔力を持ち、両手に携えたマラカスのような形をした武器(または杖?)を振ることで、能力(技)を発動させているようです。
緊迫した戦闘シーンで、
“ドンチャチャ、ドンチャチャ”
とマラカスを振るマルマスの姿に脱力してしまう者もいそうですが、その重力技は、なかなか強力。
では、次にマルマスの強さ(闘級)は、どのくらいなのか見てみましょう。
聖騎士マルマスの強さ(闘級)をチェック!
重力の魔力を操る、リオネス聖騎士のマルマス。
その強さ(闘級)は、どのくらいなのでしょうか?
残念ながら、マルマスの強さを表す闘級は、公表されていないようです。
しかし、そもそもリオネス王国の聖騎士になるためには、いくつかの基準が設けられています。
魔力が一定水準に達していて、闘級が300以上
でないと聖騎士になる事は難しいと言われています。
実際に、マルマスはバイゼルで、人間サイズで無抵抗だったとはいえディアンヌと敵対し、力づくで穴へ落とすことに成功していますから、その実力は確かと言えるでしょう!
マルマスの聖騎士ランクは『紅玉(ルビー)』。
同ランクの聖騎士には、バステ監獄を守備していた
- 『不気味な牙(ウィアード・ファング)』のメンバーたち
- 『暁闇の咆哮(ドーン・ロアー)』メンバーのワインハイトやサイモン
などがいます。
マルマスは、バイゼルで『新世代聖騎士』のお目付け役として登場しました。
リオネスでは、ヘンドリクセンによって魔神の血を与えられ、無理やり魔力を発現された『新世代聖騎士』もいましたが、マルマスは、ヘンドリクセン派ながら、その魔力は生まれ持っての力だと思われます。
忠実にヘンドリクセンの命令に従っていただけに、ヘンドリクセンがリオネス王国転覆事件の黒幕だと知った後には、
「よくもオラの純情を裏切ってくっちゃな~~!」
と怒りながら、ヘンドリクセンに攻撃するマルマスが見られました。
そんなマルマスですが、『十戒』のゼルドリスの戒禁『敬神』に操られた他の聖騎士や一般市民によって、命を落としてしまいます…。
『十戒』と魔神族をリオネスから退けた後の葬儀のシーンでは、棺に横たわるマルマスにハウザーも無念そうな表情を見せています。
こうして、リオネス聖騎士の中でもユニークな存在として印象に残りつつも、マルマスの一生は幕を閉じたのでした…。
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まとめ
ダンゴムシのような鎧を着たリオネス聖騎士マルマス。
登場時は、ヘンドリクセン派として『七つの大罪』メンバーに容赦のなかったマルマス。
しかしヘンドリクセンが、事件の黒幕だと分かった際には、一転してマルマスの魔力である重力の能力(技)でヘンドリクセンを攻撃する場面も見られました。
マルマスの強さ(闘級)は明かされていませんが、生まれ持った魔力で聖騎士になったようですから、闘級300以上は間違いないようです。
その後、『七つの大罪』十戒編で残念ながら命を落としてしまったマルマスです。
『七つの大罪』に登場した聖騎士の中でも、ユニークなキャラクターとして、読者の記憶に残っているのではないでしょうか。