コーヒー豆の種類と値段を一覧紹介!味の特徴や違いをチェック!

毎日何気なく飲んでいるコーヒー。

朝、家を出る前に、食後のリラックスタイムに、と様々な場面で飲まれています。

毎日飲むものだからこそ、こだわりたいですよね!

いつものコーヒータイムを、より良いものにするために少しだけコーヒーについて学んでみませんか?

コーヒーの淹れ方、用いる道具、お湯の温度、そのすべてがコーヒーの味を左右するものです。

だからといって、淹れ方や道具をいきなり変えるのは難しい…。

そんな人のために、今回は手軽に変えやすい、そして特徴の違いが感じやすいコーヒー豆の種類について紹介します。

コーヒー豆ってどうやって選ぶの?

コーヒー豆には、たくさんの種類あり、種類ごとに味や値段、香りの特徴に違いがあります。

コーヒー豆を選ぶのに、どんな基準があるのか、紹介していきたいと思います。

まずは、以下のコーヒーを選ぶ基準を見てください。

  • 種類
  • 品種
  • 焙煎度合い

ざっと挙げてみるだけでも、多くの基準があります。

順に見ていきましょう!

コーヒー豆の種類

大きく分けて、

  • アラビカ種
  • ロブスタ種

に分かれます。

世界で生産されているコーヒー豆の6割は、アラビカ種です。

アラビカ種の中でも、多くの亜種に分かれ、その中でも違いがあるのですが、全体的に

甘い香りと強い酸味

が特徴とされています。

1000~2000mの高地で栽培されるため手間がかかる種類です。

それに対しロブスタ種は

渋みと強い苦み

が特徴です。

栽培は、比較的容易とされている種類ですね。

この2つは、大きく分けたもので、さらに産地などによって、細かい品種に分かれています。

コーヒー豆の品種

缶コーヒーなどの宣伝で、もっとも強調されるのが、この部分です。

ブルーマウンテン、コロンビアなどの言葉を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

もちろん産地ごとに値段も味も違います。

一覧にまとめてみましたので、見ていきましょう。

ブルーマウンテン

ジャマイカ産のコーヒー豆で、

素晴らしい香りとバランスの取れた味

が特徴です。

口当たりの良さや、のどこしの滑らかさにも定評があり、最高級品とされています。

100gあたり約1800円。

コナ

ハワイ島産のコーヒー豆で、

強い酸味とコク・風味

が特徴です。

ブルーマウンテンに次ぐ高級品と言われています。

100gあたり約1000円。

キリマンジャロ

タンザニア産のコーヒー豆で、

野性味あふれる強い酸味とコク

が特徴です。

100gあたり約450円。

モカ

イエメン・エチオピアなどで栽培され、

とても良い香りと酸味

が特徴です。

さらに、甘味とコクももっています。

とても古くからあるブランド豆で、イタリアなどではコーヒーのことをモカと呼ぶようです。

100gあたり約500円。

グアテマラ

良質な酸味とコク、そして華やかな香りと切れのある後味

が特徴です。

100gあたり約470円。

ブラジル

香り、酸味、コク、苦みすべてが軽めで、バランスに優れています。

安価であることからブレンドなどに用いられます。

100gあたり約430円。

コロンビア

酸味と甘みがしっかりしていて、かつバランスに優れています。

コーヒーの基本の味

が特徴と言えるでしょう。

100gあたり約430円。

マンデリン

インドネシア、スマトラ島産です。

特徴として、

酸味がなく、どっしりした苦みとコク

を兼ね備えています。

100gあたり約460円。

トラジャ

スラウェシ島産です。

マンデリンと同じく、

苦みとコク

が中心の味です。

『カロシトラジャ』

『カロシ』

とも呼ばれます。

100gあたり約650円。

ジャワコーヒー

コーヒー豆の病気と、経済の恐慌により現在はあまり目にすることがありませんが、

マイルドな味

が特徴とされています。

100gあたり約430円。

ケニア

フルーツのような、すがすがしい香り

をもっています。

風味が強めですが、バランスがとれています。

100gあたり約400円。

コスタリカ

苦みよりも酸味が強め

が特徴で、軽く飲みやすいコーヒー豆です。

100gあたり約500円。

パプアニューギニア

素晴らしい香りをもち、焙煎の具合によって、その香りを変えます。

  • 浅い焙煎では軽い飲み口
  • 深い焙煎では苦みとコク

を楽しめます。

100gあたり約470円。

キューバ

ブルーマウンテンに似た軽くバランスのよい、上品な味です。

100gあたり約600円。

さらに各コーヒー販売店ごとに、

様々な産地のコーヒー豆を組み合わせたブレンドコーヒー

を販売しています。

そのため、お店ごとに味の特徴があり、値段も様々です。

一概には言えませんが、評判のよいコーヒーショップのイチオシのブレンドを購入してみるのと良いコーヒーに巡り会えますよ。

また、コーヒーショップの仕事として、豆の焙煎とも挙げられます。

それぞれどんな違いがあるのか見ていきましょう。

コーヒー豆の焙煎

『コーヒーの生豆を煎ること』

を焙煎、もしくはローストと呼びます。

コーヒーの生豆の味を引き出す重要な作業です。

基本的には、

煎れば煎るほど酸味が薄れ、苦みが強くなります。

浅煎り

浅煎りには浅い順に、ライト、シナモンがあります。

ライトは最も浅い煎りであり、コーヒーの味があまり引き出されていないため、あまり飲まれません。

シナモンも、多少コーヒーの味がしますが、酸味が強く、あまり飲まれないようです。

中煎り

ミディアム、ハイ、シティがあり、ミディアムが最も浅く、シティが最も深い煎りです。

ミディアムは、ほのかな苦みが感じられる、酸味の強い煎りです。

飲みやすく、アメリカンコーヒーなどに使われます。

ハイのあたりから酸味が抑えられてきます。

ハイは苦みと甘みのバランスがよく、日本で最も飲まれている焙煎です。

ペーパードリップに適しています。

迷ったらハイローストにしておけば、間違いないでしょう。

シティもハイと同様に良く飲まれますが、ハイよりも苦みやコクが強く、わずかに残った酸味も感じられます。

深煎り

浅い順に、フルシティ、フレンチ、イタリアンと分けられます。

フルシティは、苦みとコクがどっしりしているため、普通に淹れることはあまりありません。

アレンジコーヒーや、エスプレッソなどによく用いられます。

フレンチは、つやつやした黒い煎りで、味が非常に強く出るため、アレンジコーヒーやアイスコーヒーに用いられます。

イタリアンは、最も深い煎りで、非常に苦いためアイスコーヒーによく使われます。

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おわりに

コーヒー豆の種類を中心にまとめてみました。

コーヒーの世界はとても奥が深く、たくさんのこだわりポイントがあります。

もっとコーヒーを知りたい人にも、普段のコーヒーをおいしく飲みたい人にも、コーヒー豆の種類についての知識は、きっと役に立つはずです。

ぜひ、自分のお気に入りのコーヒー豆を見つけて、素敵なコーヒーライフを楽しんでください!

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