はねるのトびらのメンバーは不仲?番組終了の理由や視聴率をチェック

『夢で逢えたら』、『めちゃイケ』に続く、若手お笑いコンビがブレイクしたきっかけを生んだコント番組『はねるのトびら』。

この番組をきっかけに、ドランクドラゴン、ロバート、インパルス、北陽、キングコングの面々が大ブレイク。

ある種、駆け出し・無名の若手芸人の登竜門的な番組とも言えるでしょう。

しかし、『はねるのトびら』番組放送終了時には、メンバーが不仲だったらしく、視聴率も低下していったようです。

では、『はねるのトびら』の番組終了の理由は、本当にメンバー不仲や視聴率低下によるものだったのでしょうか?

本記事では、『はねるのトびら』の番組終了の理由や視聴率、メンバー不仲の真相を探り、まとていきます。

『はねるのトびら』番組終了の理由

かつて放送していた無名・若手芸人たちによるコント番組『はねるのトびら』。

ダウンタウン・ウンナン・野沢直子さん・清水ミチコさんがブレイクするきっかけとなった『夢で逢えたら』。

ナイナイ・よゐこ・極楽とんぼ・オアシズ・鈴木紗理奈さん、武田真治さん、雛形あきこさんが出演しブレイクした『めちゃイケ』。

『はねるのトびら』は、それに続く無名・若手芸人(またはタレント)によるコント番組として人気を博したバラエティ番組でした。

冒頭でもお話したように、

  • ドランクドラゴン
  • ロバート
  • インパルス
  • 北陽
  • キングコング

の各お笑いコンビが大ブレイク。

『はねるのトびら』は、まさに、若手にブレイクのきっかけを与えた、彼らにとっての夢のある番組だったのではないでしょうか。

『はねるのトびら』が11年の歴史に幕…

しかし、5度リニューアルしながらも、2012年9月26日に約11年の歴史にピリオドを打つこととなってしまいました。

  • 回転SUSHI
  • ギリギリッス
  • ほぼ100円ショップ

など、いくつか人気企画も輩出していた番組が、なぜ放送終了となったのか…。

もちろん、視聴者の飽きが、時代とともに大きくなってしまったのだとは思います。

はねとびメンバー不仲説も…

ただ、一部ではメンバーによる不仲・視聴率低下が理由とも言われていますよね。

それだけに、番組終了の理由が気になってしまうのです。

そこで改めて、『はねるのトびら』の番組終了の理由を調べてみたところ、メンバー不仲も含め、色んな理由が浮き彫りに…。

視聴者を置き去りにした過剰演出も…

そして、視聴率が低下し、10%を割り切ってしまうと、

視聴者と出演者・番組制作スタッフとの温度差が一気に広がっていくような

番組放送となったようです。

確かに、はねトびは過剰演出も多く、ときおり騒動を起こしていましたよね。

北陽の二人が、別番組とタブルブッキングしてしまったり、食物アレルギー・アトピー患者を冒涜するようなコントネタを放送したり…。

ある種のパクリ騒動も勃発…

極めつけは、音楽バンド、サンボマスターを過激にディフォルメして展開したコント企画で、ファンやサンボマスター本人から苦情が殺到したこと…。

とくに、パロディバンド『ブサンボマスター』として、

本家サンボマスターに一切関係なくCDをリリースしようとしたこと

は反感を買いましたね。

今でいうところのパクリを堂々とやろうとしていたわけで、あまりにも不謹慎な話です。

そういった諸々のトラブルも抱え、次第に、視聴者と制作サイド・出演者の温度差が広がり、番組終了となったようです。

公式には番組改変・目的達成が理由と発表

もちろん、こんな失態は恥ずかしくて口に出せないと思います。

公式には、

出演者たちがブレイクし、番組としての役目が終わった。

番組改変に向けて放送終了となった。

と理由を公表していますが、

事実上の打ち切りだったこと

は、紛れもない事実といって過言ではないでしょう。

番組終了の理由は不祥事とメンバー不仲が理由

もちろん、視聴率を維持するには、多少過激なことにも手を出さなければいけなかったんだと思います。

ただ、やって良いことと悪いことは当然あるわけで、禁忌に手を出したら、その反動は大きくなってしまう…。

実際に現在、はねトびメンバーの中で、TV番組によく出演していると伺えるのは、

  • 北陽・虻川美穂子
  • ロバート・秋山竜次・馬場裕之
  • ドランクドラゴン・塚地武雅

くらいではないでしょうか。

あとは、たまに鈴木拓さんが、ダメ芸人・毒舌芸人枠としてバラエティ番組に出演している程度…。

キングコング、インパルスに関しては、ここ数年、テレビで姿を見ることが激減している印象です。

たまたま、筆者が見かけていないだけと言われればそれまでですが、あれほどブレイクしていたはずなのに、はねトび終了後、一気に干されていく…。

そんな印象すら伺えるのが率直な印象です。

彼らにとって、『はねるのトびら』は、ブレイクのきっかけとなる番組でありつつも、諸刃の剣的な側面を持った番組だった…。

そんなところなのかもしれませんね。

『はねるのトびら』メンバーが不仲は本当?

『はねるのトびら』の番組放送終了の理由の一つとして、何かと話題に挙げられていた『はねトびメンバー不仲説』。

もちろん、この不仲説だけが番組終了の理由というわけではないものの、調べてみたところ、不仲な関係だったのは事実のようです。

鈴木拓が暴露した不仲エピソード

というのも、後に、ドランクドラゴンの鈴木拓さんが、

「はねトびメンバーは仲が悪かった」

と暴露してしまうのです。

親睦会での大喧嘩

事の発端は、はねトび放送開始直後に、ロバート山本博さんの提案で開かれた親睦会にあったようです。

この親睦会で、なぜか馬場裕之さんとスタッフが殴り合いの喧嘩となってしまったんだとか…。

それで、周囲の人が間に入り、なんとか収集はついたものの、今度はキングコング・梶原雄太さんがロバート・山本博さんに向かって、

「おい(山本)博! お前がこんな会開かなかったら、あんなケンカするとこなかっただろうがよ!」

と、全く罪のない山本さんに暴言を吐いてしまうのです。

さすがに温厚な山本さんも激怒し、

「いい加減ナメんじゃねえぞこの野郎」

と応戦…。

せっかくの親睦会のはずが、メンバーたちを仲違いさせる会となってしまったようです。

西野亮廣・鈴木拓やインパルスの仲も最悪…

さらに、キングコング・西野亮廣さんと、ドランクドラゴン・鈴木拓さんの二人も仲違いしていたらしく、はねトびメンバーの中は冷え切っていた模様…。

そして、インパルスに至っては、

解散危機が報道されるほど仲が悪い

と噂されているようです。

つまり、はねトびメンバーで終始大人の対応ができていたのは、北陽の二人とドランクの塚地武雅さんの三人だけだったようです。

本当の仲については、過去のエピソードから判断するしかありませんが、ただ、あまりにも仲が悪い印象を受けます…。

そういった部分も視聴者に伝わり、徐々に視聴率も下降線をたどっていったのでしょうね。

『はねるのトびら』の視聴率も最悪?

『はねるのトびら』番組終了の一因でもある視聴率の低下ですが、その様子は明らか…。

全盛期であった2008年1月23日放送時の視聴率24.1%。

しかし、時代とともに視聴者の好みも変わったのか、2012年8月15日放送時の視聴率は7.4%まで激減…。

明らかに人気が落ちていたことは明白です…。

もちろん、今の時代のテレビ離れも影響していることと思いますし、テレビドラマですら5%を下回る作品がある中、7.4%は健闘しているかも…。

視聴率激減の現実…

ただ、かつては24.1%獲れていた番組が、7.4%まで落ちたとなると、制作スタッフとしては由々しき問題と考えてしまうのでしょう。

結局、番組改編期にあわせて、『ピカルの定理』という新しいコント番組にリニューアルすることとなったのです。

まぁ、これだけ視聴率が落ちれば、当然の話なのかもしれません。

姿を消してしまったはねトびメンバーたち…

そして、番組終了とともに、多くのメンバーはこぞって姿を消してしまった…。

北陽の二人は、結婚・出産があり、産休していたことも影響しているかもしれませんが、ほかは単に人気が落ちただけ…。

視聴者を敵に回す過激演出が諸刃の剣に…

そもそも、過激な演出だけでなく、一部の視聴者が怪我するようなことまでやらかしていたわけですから、その温度差は計り知れなかったと思います。

そのことを考えたら、視聴率低下も妥当な結果だったと言えるでしょう。

いろんな意味で、過激演出による諸刃の剣に手を出してしまった時点で、このように視聴率が激減してしまう運命にあったと、ふと思う次第です。

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まとめ

一時は視聴率24.1%獲得していた大人気番組『はねるのトびら』。

しかし、それは本当の人気ではなく、過激演出という諸刃の剣に手を出した結果だったに過ぎないとも言えそう…。

もちろん人気コーナーはあったものの、批判も続出し、2012年放送時には、視聴率は7.4%へと激減…。

はねトびメンバーも不仲だったことも明らかにされ、過激演出による批判(不祥事)も合わせて、番組終了の理由としているようです。

まぁ出演者が不仲で、食物アレルギーやアトピー患者を冒涜したり、サンボマスターをディスるかのような過剰演出をすれば、人気も急落するでしょう。

それだけ視聴率のために禁忌に手を出した結末だったというのが真相ですね。

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