日本人の祖先を調査!日ユ同祖論の信憑性とイスラエルの反応を紹介

“日ユ同祖論”

という言葉を知っていますか?

日本人とユダヤ人の祖先は一緒なのではないか?

という説です。

都市伝説などでもよく紹介される説ですが、ミステリアスで興味深い説ですよね!

でも、この日ユ同祖論について、詳しいことはよく知らないという人もいるのではないでしょうか。

今回はそんな日ユ同祖論について調査しました!

日ユ同祖論についてわかりやすく紹介していきます。

日本人はどこからきたのか?祖先をチェック!

日本人の祖先が、どこからきたか知っていますか?

様々な説がありますが、その中でも有力とされているのが、

日本人の祖先は元々日本に存在していたわけではなく渡海してきた

という説です。

では、日本人はどこから海を渡ってきたのでしょうか。

そこに日ユ同祖論に繋がる鍵があります。

失われた10支族

旧約聖書には、古代イスラエルには元々12支族といわれる、12の部族があると書かれています。

彼らは紀元前1021年頃にイスラエル王国を建国しました。

しかしその後、922年頃に北と南に分裂してしまいます。

さらに200年後に北イスラエル王国が滅亡し、南にあったユダ王国も滅亡します。

一旦はバラバラになってしまった12支族ですが、

2支族は故郷を牛耳っていた帝国の滅亡と、その後の新たな帝国の寛容な宗教政策によって故郷に戻ることができました。

2支族は迫害された自分たちの宗教も復活することができ、ソロモン神殿を再建します。

その2支族の末裔が現在のユダヤ人です。

しかし、残りの10支族の行方は依然として知れないままなのです。

そのうちの1部が、日本に渡海してきたのではないか、という説が日ユ同祖論というわけですね。

日ユ同祖論が噂される原因

日ユ同祖論が、まことしやかに噂される原因には、日本人とユダヤ人の間にある多くの共通点があります。

伊勢神宮と六芒星の酷似

ダビデの星

という模様を知っていますか?

この模様はイスラエルの国旗に刻まれているもので、イスラエルを象徴する印です。

イスラエルの国旗

このダビデの星ですが、伊勢神宮の内宮から外宮に至る道の両側に設置された石灯籠に、この模様が刻まれているのです。

このことがあまりにも有名になりすぎて、現在は撤去されてしまいました。

伊勢神宮の前身である籠(この)神社でも、この模様が発見されています。

籠神社でも、この噂以降、印のついた石碑は撤去されてしまいました。

年越し文化の酷似

ユダヤ教には

ペサハ

といわれる、新年を祝うお祭りがあります。

ユダヤの数あるお祭りの中でも、このペサハは最古のお祭りと言われています。

このペサハには日本の年越しと同じ風習がたくさんあります。

たとえば、

  • 家族で一晩寝ないで過ごす
  • お餅を食べる
  • ペサハの期間は7日間

などです。

鳥居

神社には必ず鳥居がありますよね。

この鳥居は、

古代イスラエルの建物の入口と酷似した構造

だそうです。

また、“トリイ” はヘブライ語アラム方言で

“門”

という意味があるんです。

狛犬とライオン像

同じ神社の類似点です。

日本の神社には鳥居と一緒に、狛犬もセットで置いてありますよね。

この狛犬、“犬” となっていますが、

顔が怖くて、とても犬には見えないと思う人もいるのではないでしょうか。

犬というよりも、見た目はライオンみたいですよね。

古代ソロモン神殿の前には、ライオンの像が置いてあったそうです。

相撲

日本の伝統的な競技としての、相撲。

世界的にも日本由来のものとして、有名ですよね。

しかしこの相撲、

イスラエルが起源

とされていることを知っていましたか?

旧約聖書には、

『12支族の父であるヤコブと、天使が相撲をした』

という記述があるのです。

ヤコブが天使と相撲をとり、ヤコブは天使に勝利しました。

そのことにより、

『ヤコブは天使から“イスラエル”という名前を授けられた』

という言い伝えがあります。

古代イスラエル人にとって、相撲は神事だったのですね。

また、相撲の掛け声は

「はっけよい、のこった」

ということは、誰でも知っていることですよね。

この掛け声ですが、“はっけよい”の部分はヘブライ語にも変換することができるんです。

変換すると、

はっけ=投げつけろ

よい=やっつけろ

となるそうです。

塩を撒いて土壌を清めるのも、ユダヤ的な風習なのだそうです。

日ユ同祖論の信憑性

日本人とユダヤ人の間には、奇妙な一致が多くあることがわかりました。

今回紹介した共通点以外にも、数多くの共通点があります。

しかし、学術的に日ユ同祖論が証明されているわけではありません。

あくまで噂程度として捉えられるものかと思います。

ただし、失われた10支族は散り散りに世界に散らばったといえます。

その中の部族のうち、どれかが日本に接触していたことはあり得ない話ではないでしょう。

色々と想像して考えていくと、面白いですね!

イスラエルの反応は?

肝心のイスラエルの反応はどんなものなのでしょう。

調べてみると、

日ユ同祖論を支持する声と、日ユ同祖論に対して反論する声と両方

があるようです。

少し前にイスラエルでは、日本ブームが起こっていたこともあり、この話題が持ち上げられました。

中には、日本人に対して不思議なシンパシーを感じる人もいるようです。

信じない人の中には、ただの偶然として片付ける人や、他の国の文化とも酷似する部分はあるとする人などそれぞれです。

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さいごに

日本人とユダヤ人の間には不思議な共通点がたくさんあります。

個人としては、共通点だけで日本人のルーツがユダヤ人だと断定できるわけではないと思いますが、どう考えますか?

どちらにせよロマンのある話ですよね。

海外でも興味をもっている研究者が多く、研究が進められているそうです。

いつかこの不思議が解明される日が楽しみですね。

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