『七つの大罪』に敵キャラとして登場している魔神族。
魔神族には、ランクが存在し、上位魔神と呼ばれる『十戒』の他にも下位魔神と呼ばれる種類が存在しています。
下位魔神は、現在までに、
- 赤色
- 灰色
- 青色
が登場していますね。
そして、新たに、色のついていない下位魔神も登場しました!
あまり語られることのない下位魔神たちですが、それぞれ、どのような違いがあるのでしょうか?
また、各下位魔神が持つ技(能力)や強さ(闘級)も気になるところです。
今回は、下位魔神について、まとめていきます!
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魔神族の種類(赤/灰/青、その他)の違いと技(能力)を考察
『七つの大罪』メンバーや、リオネスの聖騎士たちを苦しめた、魔神族『十戒』メンバー。
魔神族でも最高位である『十戒』メンバーは、7つの心臓を持つと言われていますが、下位の魔神族の中には、やはり複数の心臓を持つ種類もいるようです。
現在のところ、『七つ大罪』本編では、上位魔神の『十戒』を除くと、
赤色、灰色、青色の色のついた3種類の下位魔神
と
大きな魔神、小さな魔神と呼ばれる下位魔神
が登場してきました。
それぞれ、どのような違いや特徴があるのか、紹介していきましょう!
赤き魔神
魔神族の中では、下位に分類される『赤き魔神』。
魔力によって羽根を作り飛行が可能。
言葉を発することができ、
「キャハハハ!」
「キャフ?」
と喋ることも。
また、呪文を唱え、人間の魂を奪う様子も描かれている。
赤き魔神の持つ技(能力)
現在のところ詳細は不明、その巨体から繰り出されるパワーはかなり強力。
力は並みの聖騎士以上と見られている。
口から吐く煉獄の炎も強力な武器。
さらに、複数の心臓を持っていることから、耐久力にも優れている模様。
20年前、妖精王の森を襲い、エレインの命を奪ったのも、この赤き魔神。
その際は、バンによって倒されたが、その亡骸は朽ちることなく、その後にヘンドリクセンによって回収。
魔神族の血を使った人体実験に利用されることに。
ヘンドリクセンの研究によって、
- 暗黒の呪術体系の一部解明
- 魔神の血肉には生物を変質させ、凄まじい力を引き出す効果の実証
が明かされる。
さらにはギーラの父・デールら『旧世代』聖騎士の失敗を経て、そして、ギーラやジェリコなどの『新世代』聖騎士を生み出すことに成功。
ヘンドリクセン自らも赤き魔神の血を取り込みますが、バンに敗北。
灰色の魔神
『赤き魔神』より上位に位置するも、魔神族の全体では下位に分類される『灰色の魔神』。
背中の羽根を使って飛行も可能。
縦長の仮面のような顔を持ち、赤色よりも痩せ型だが筋肉質で、巨人族並の身長を持つ。
一切の言葉や声も発することはないが、知性、力は、赤色の魔神を上回っている。
灰色魔神の持つ技(能力)
黒雪(ダーク・スノウ)
生物が接触することで身体が黒くなり絶命する黒色の雪を出現させる。
暗黒の環(ダークネビュラ)
自分を中心に円状に漆黒の波動を放ち、範囲内の生物や建物を破壊する。
以上が、灰色の魔神の持つ技(能力)。
灰色の魔神は、ヘンドリクセンが地下に隠匿していた、もう一体の魔神の亡骸として初登場。
『赤色の魔神の血に比べ、灰色の魔神の強力な血に耐えられる生物が存在しなかったため、研究はほとんど進んでいなかった』
とヘンドリクセンが明かしている。
しかし、
「同じ眷属である赤き魔神の身体ならば、どうにか反応に耐えることができる」
というヘンドリクセンの仮説によって、赤色の血を取り込んだ自らの身体に、さらに灰色魔神の血を取り込む。
その効果を実証したことで、ヘンドリクセンは凄まじいパワーを得て『七つの大罪』メンバーをピンチに陥れる。
なお、『十戒』メンバーのグレイロードは、過去に一例だけ存在した
灰色の突然変異によって誕生した上位魔神
青色の魔神
翼と嘴を持つ、鳥に似た魔神族。
魔神族の中での位置などは不明。
赤き魔神や灰色の魔神と違い、この青色の魔神族は、それぞれ体格が異なるため、個体識別がつきやすい。
また、感情表現も他の下位魔神に比べると豊かと言える。
青色の魔神の持つ技(能力)
現在のところ不明。
メラスキュラが呼び寄せた『青色の魔神』は、全部で4匹。
1匹は、ゾルとデラを傷つけたため、怒りのマトローナによって成敗される。
残った3匹は、グロキシニアの命令で、バイゼル大けんか祭りに人数合わせのために参加。
そこで名前も判明。
コアツォは聖騎士・シルバーとペア。
ドルツォとカルツォがペア。
ドルツォ&カルツォ組は、メリオダス&バン組と対戦。
「青色どものスピードは侮れない」
というメリオダスの言葉どおり、目にも止まらぬ速さで空中を飛び飛び回り、バンの右手をもぎ取ることに成功したカルツォ。
得意げに
「クププッ」
と鳴くが、瞬時にバンの右手が復活するのを見て驚く。
次に、メリオダスの頭を狙ったカルツォだったが、もげたのは自分の左腕だったことで怒り、メリオダス目がけて突撃。
そこに運悪くメリオダスを殴ろうとしたバンの拳が当たり、そのまま絶命。
仲間のカルツォが倒されたことで腹を立てたのか、ドルツォは、背後からバンに突進。
しかし、メリオダスがバンを正面から蹴りつけたことで、後ろにいたドルツォも巻き添えになり、そのまま敗北…。
ちなみに、これらの出来事は、メリオダスとバンが、
エリザベスとエレインの自慢合戦
をしている間に起こったため、戦っているという自覚がない。
その為、青色の2匹が倒れているのを見て、あまりの弱さに拍子抜けしている。
大きな魔神
オーダン村を襲った魔神族のうちの一匹で、身長が高く、太くたくましい腕や盛り上がった肩の筋肉から、その肉体は強靭だと思われる。
首が短い(?)のか、その頭は、肩の筋肉に埋もれたようになっており、目と目の間に口がある異相をしている。
大きな魔神の持つ能力(技)
オーダン村では、戦闘することなくキングに倒されていることから、詳細については不明。
小さな魔神
オーダン村を襲った魔神族のうちの一匹で、大きさ的には、人間の大人より少し大きい程度と思われれる。
複数の腕、複数の舌を持ち、尻尾が生えている。
知性が高いのか、片言ながらも人語を話せる。
立ち向かってきたペリオに挑発するような言葉を投げかけている。
小さな魔神の持つ能力(技)
立ち向かってきたペリオを、平手打ちや、尻尾を使って首を絞めるなどで攻撃をしている。
名称や魔力などの詳細は不明。
以上が、各下位の魔神族の特徴となります。
まだまだ魔神族の種類や生態などは不明の点が多いようです。
また、色のついていない魔神族が登場したことで、今後、どのような魔神が登場するのか?
ちょっと気になりますね!
今後も魔神族の新たな種類が出現する可能性もありますので、注目していきたいと思います。
魔神族の種類(赤/灰/青、その他)の強さ(闘級)をチェック!
さて、下位魔神族とは言え、並みの聖騎士以上の強さを持つ赤き魔神族をはじめ、赤色を上回る灰色、そして青色の魔神族は、それぞれどのくらいの強さ(闘級)を持っているのでしょうか?
赤き魔神の強さ(闘級)
闘級:1000~1300
個体によって闘級に差がある。
ホークが『変身(トランス)ポーク』で、赤き魔神の肉を食べてしまったところ、闘級1030の『赤色魔神Ver.』に変身していた。
灰色の魔神の強さ(闘級)
闘級:2700~3200
個体によって闘級に差がある。
灰色魔神の血を取り込んだヘンドリクセン(闘級:2650)は、闘級が5800まで跳ね上がった。
青色の魔神の強さ(闘級)
闘級は、現在のところ不明。
バン(闘級:3220)が、楽勝で倒していたことから、赤き魔神と灰色の魔神の間くらいの強さ(闘級)が考えられる。
大きな魔神の強さ(闘級)
闘級は、現在のところ不明。
小さな魔神の強さ(闘級)
闘級は、現在のところ不明。
以上が、赤色、灰色、青色、その他のの下位魔神族の闘級となります。
こうして数値化すると、それぞれの強さがよく分かると思います。
バイロンでは、ギルサンダー(闘級:1970)やハウザー(闘級:1910)、グリアモール(闘級:1520)でも赤き魔神を倒していました。
直後に出現した灰色の魔神にも、手ごたえを感じていた模様。
オーダンで登場した大きな魔神と小さな魔神に関しては、相手が『七つの大罪』メンバーのキングとバンだったことから、一瞬で倒されてしまったため、際立った強さはみせていません。
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まとめ
現在までに登場している下位魔神の赤色、灰色、青色の魔神族と、大きい魔神と小さい魔神。
それぞれの違いや、技(能力)、強さ(闘級)についてまとめてみました。
魔神によっては、データが出揃っていない為、不明な点もありますが、いろいろ個性が見えますね。
青色の魔神は、仲間が倒されて怒るなどの感情表現も豊かで仲間想いのところもあるようですし、小さな魔神は人語が得意な様子です。
現在は、3色の下位魔神と大小の魔神族が登場していますが、次に登場する下位の魔神族が、どのような容貌なのか?
今後も、魔神族をチェックしていきましょう!