ターミネーター4のあらすじと結末ネタバレ!評価が駄作の理由とは

『ターミネーター3』で食い止められなかった審判の日以降の物語が描かれた、映画『ターミネーター4』。

スカイネットとの最終決着が描かれているのかと思いきや、また別のストーリーが描かれているらしく、その点で評価もわかれているようです。

ただ、ある理由から

駄作

と言われているのも事実。

では、具体的に何をもって『ターミネーター4』は駄作と酷評されているのでしょうか。

本記事では、『ターミネーター4』のあらすじ・結末を簡単にネタバレしながら、本作が駄作と評価された理由を探ってみたいと思います。

『ターミネーター4』のストーリーあらすじ

2009年5月に公開された映画『ターミネーター4』は、ハリウッドスターである、アーノルド・シュワルツェネッガーの代表シリーズの一つですよね。

代表シリーズとはいえ、『ターミネーター4』には出演していなかったシュワちゃん。

やはり、メインキャストとして出演していたシリーズ1作・2作が最も面白かったというべきかもしれません。

事実、彼自身が、

「ターミネーター4はひどかった」

と酷評していた話も耳にします。

では、具体的に『ターミネーター4』のどこがひどかったのかを探る前に、まず『ターミネーター4』のあらすじを見ていきましょう。

『ターミネーター4』のあらすじ

2018年。

スカイネットと対立するレジスタンスの部隊長となったジョン・コナー。

彼は、スカイネットの施設に潜り込み、新型ターミネーターのT-800製造を目撃…。

信じられない衝撃を目の当たりにしながらもコナーは、地上に出て敵機を追跡…。

しかし、付近の施設が爆破され、他の人間たちは生き埋めとなり、コナーだけが助かることに…。

そんなコナーの前に突如現れたのが、泥まみれになっていたマーカス・ライトでした。

マーカスは、2003年当時、自身の身体を献体として、サイバーダイン社に提供するためのサインをして、極刑になったはずなのです。

マーカスから告げられたスカイネットの計画

そんな謎の経歴を持つマーカスから、コナーは、スカイネットが命を奪うことを企てているリストに、自身の名が掲載されていることを知らされます。

さらに、後にコナーの父となる予定のカイル・リースの名も載っていると聞かされるのです。

そのことを知ったコナーは、まだ少年だった頃のカイルを探していました。

そして、マーカスと別れ、レジスタンスの司令部に赴き、スカイネットへの総攻撃計画を聞かされ志願することに…。

記憶を失ったマーカス

一方、マーカスは、記憶を失い、ある場所で眠らされていました。

目が覚めると、さっそく初期型ターミネーターT-600に遭遇…。

その窮地の中、一人の少年が突如現れ救い出してくれました。

その少年がカイルだったのです。

カイルと遭遇したマーカスは、ラジオでレジスタンスのことを聞きつけると、コナーを探しに向かうのです。

カイルの捕獲・コナーの救助

しかし、バイク型マシーンに追い詰められカイルは捕獲されてしまいます。

マーカスは、コナーと合流し、カイルを救いに、スカイネットへと向かうのですが…。

以上が、『ターミネーター4』の簡単なあらすじです。

『ターミネーター4』は審判の日以降の物語…

詳しくは実際に本編を見てもらいたいのですが、ようやくここにきて現代の話が展開されています。

『ターミネーター3』では、核シェルターに潜り込み、なんとか生き残った数少ない生存者の一人がジョン・コナーでした。

そして、遂にレジスタンス軍の一員として、スカイネットとの戦いが展開されていく…。

そんな色濃い設定が、本作で映し出されているのです。

果たして、スカイネットの野望を打ち砕くことができるのか。

その後の展開が気になるところですね。

『ターミネーター4』の結末・ネタバレ

実はマーカスが、

人間とターミネーターのハイブリッド

として登場し、カイル救出に向けて、コナーとも行動をとるようになります。

では、実際のところ、どんな結末が描かれていたのでしょうか?

さっそく『ターミネーター4』の結末のあらすじを、簡単に紹介していきます。

『ターミネーター4』の結末あらすじ

スカイネット、T-800との戦いの末、コナーたちは、カイルを救出することに成功。

しかし、T-800との戦いの中、コナーは心臓に大きな傷を負うこととなってしまいます。

そこでマーカスが、コナーへの心臓の提供に手を上げたのです。

結局、この心臓移植のおかげで、コナーの命を救われるのでした。

以上が、主な『ターミネーター4』の結末となっています。

死闘は継続?

『ターミネーター4』の結末として、コナーがカイルを救助できた話はわかりました。

しかし結局、スカイネットとの死闘は、今なお続いていることが印象に残った…。

審判の日を止められなかった『ターミネーター3』もバッドエンドを迎え、評判は最悪でしたが、『ターミネーター4』も結局同じ展開…。

これでは、何のためにシリーズ化しているのかよく分からず、酷評されているのも頷ける気がします。

なんだかんだといってもコナーは生き延びていくことになります。

ただ、この作品を通じて何を伝えたかったのか…。

その事がわからなくなった印象は色濃く受けたような気がしますね。

『ターミネーター4』の評価は駄作?

『ターミネーター4』は、これまでのシリーズ3作品とは異なり、審判の日以降の物語が描かれています。

その部分において、別の作品として観ることもできたかもしれません。

しかし、先程お話したとおり、筆者個人としては、この『ターミネーター4』で何を伝えたかったのか明確に見えてきませんでした。

もちろん、単純に筆者の理解度の問題だけなら良いのですが、評価が駄作だというところを見ると、どうもそういうわけでもなさそう。

映画レビューも辛辣…

実際に、映画のレビューを見ていくと、

「ターミネーターの世界観はお腹いっぱい」

という声も聞かれます。

もちろん、これまでと異なる未来の展開が見られたと評価の声も聞かれています。

しかし、スカイネットとの死闘という点では変化が見られていない点が、見る側を飽きさせてしまったのかもしれません。

駄作の理由は似た話を繰り返した印象が強かったから?

その点においては、駄作と酷評された大きな理由だったとも言えるでしょう。

なかなか、ターミネーターの世界観は、これ以上表現していくのは難しいように思います。

それだけに、どこかターミネーターシリーズの限界を、この『ターミネーター4』で感じさせられたような気がした次第です。

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まとめ

『ターミネーター4』は、これまでの3作品と異なり、審判の日以降の未来が描かれた作品ではありました。

しかし、『ターミネーター2』のようなスッキリした展開が見られたわけではなく、結局はスカイネットとの死闘が繰り返されただけ…。

そのため、残念ながら、見る側に飽きを感じさせてしまい、結果、駄作として評価されてしまったのでしょう。

正直なところ本作は、ジェイムズ・キャメロン監督が言っていた

「ターミネーター2で完結していた作品」

を、無理矢理に継続させただけの作品という印象ですね。

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