ネチケットの意味とは?メールやLINE・SNSでの具体例をチェック

現代はネット社会。

私達の生活にネットの存在は欠かせないものになっています。

そんなネットですが相手には顔が見えない場合も多く、対面の関係の中では起こらないような問題が起こることもありますよね。

そんなネット内で問題が起こらないように、ネットの中で守るべきマナーとされているものがあります。

それが

“ネチケット”

といわれるものです。

今回はそんな“ネチケット”についてお話していきましょう。

ネチケットとは?その意味をチェック!

ネチケットとは、

『インターネットを利用する上で守るべきマナーのこと』

をいいます。

ネットワークとエチケットという言葉を足して、

ネットワークエチケット

という造語ができました。

その言葉を略して、ネチケットとなったようです。

最近ではネットマナーともいわれているようですね。

ネチケット具体例

ここで、ネチケットの具体例を見ていきましょう。

普段、私達がよく接する媒体についてのネチケットを紹介します。

ネチケットメール編

今やメール機能は、仕事上でも必須ですよね。

そんなメールのやりとり上での、ネチケットとはどんなものがあるのでしょう。

HTML形式

Eメールの形式には、

  • HTML形式(リッチテキスト形式)
  • テキスト形式

という2つの形式があります。

HTML形式とは、

文章内の文字色や背景色を設定することができたり、画像を挿入できる

といった特徴のあるメール形式です。

一方でテキスト形式は、HTML形式のような機能はなく、文字数がそのままデータ量になります。

これだけみると、HTML形式のほうが機能が優れているようにみえますよね。

しかし実は、このHTML形式のメールはマナー違反とされています。

なぜかというと、HTML形式のメールは

  • 専用の対応があるメールソフトでないと読むことができない
  • パソコンによって、表示される形式が違う
  • データが重くなる

といったデメリットが多くあるためです。

よく使われるEメール機能のマイクロソフト社のOutlookでは、HTML形式が標準設定となっています。

気をつけて確認してみましょう。

送ったメールが読まれない可能性すらあります。

件名と内容は複雑にしない

メールの設定をテキストメールに設定すると、メールの容量は文字数で変わります。

文字数が多いと容量が大きくなり、相手のパソコンのデータ容量を圧迫することになります。

件名と本文はできる限り、文字数が少ないシンプルな内容

にしましょう。

もちろん、そちらのほうが相手にとっても読みやすいですよね。

添付ファイル

添付ファイルは容量が大きいものが多いです。

相手のためにも、必ず圧縮して送るようにしましょう。

もちろん、添付ファイルを送る際には、事前に相手に知らせておきましょう。

不審なファイルと思われてしまう可能性があるためです。

ネチケットLINE編

今や多くの人がLINEを使っているのではないでしょうか。

このLINEにもマナーがあるのです。

既読後即返信を求めない

今や、

“既読スルー”

“既読無視”

は日常会話で当たり前に使われる言葉ですよね。

でも、あまりに相手に既読後すぐに返信を求めすぎると、プレッシャーになってしまいます。

相手には相手の事情があります。

すぐに返信できる時ばかりではありません。

気長に返信を待ちましょう。

既読後すぐに返信がないだけで、相手を嫌いになってしまったり悪口を言う等は、マナー違反です。

登録名は相手のことを考えて

LINEを登録する場合、表示される名前を自分で設定することができます。

この名前をあだ名や、わかりにくい名前にしていると、友達登録の際に見つけてもらいにくくなってしまいます。

相手のことを考えて、本名かいつも呼ばれているわかりやすい名前にしましょう。

短文での連投は避ける

やり取りの中で、一回でまとめて送ればいいのに、文章を切って沢山LINEを送っていることありませんか。

相手側は何度もLINEの通知がくることになってしまい、煩わしく感じる人もいるようです。

送る際には内容をまとめておくりましょう。

グループトークでの内輪話はNG

LINEにはグループ機能があります。

複数人で会話ができる機能ですが、複数人がいる中で一部の人だけが盛り上がって会話をしてしまうと、他の人に迷惑になってしまいます。

関係のない会話なのに、LINEの通知がどんどんくるわけですから、うっとおしいですよね。

ネチケットSNS編

最近ではインスタグラムや、ツイッターなどSNSの普及に伴い、個人が情報を発信することが増えました。

そんなSNSで、注意すべきはやはり情報の取扱についてです。

個人が特定される情報はのせない

SNS上で個人が特定されるような情報をのせると、どこでどのように拡散するか予測がつきません。

相手に迷惑がかからないよう、考えて投稿するようにしましょう。

SNS上で個人とやりとりをすることもありますが、その会話の中でも気をつける必要があります。

その会話は、不特定多数の人に見られているからです。

動画や写真を投稿する前に一緒に写った人に確認を

友達や家族と撮った写真を、インスタグラム等のSNSに投稿したくなりますよね。

しかし中には、そのような場に顔を晒したくない人もいます。

写真を投稿したい場合には、相手に了承をとってからにしましょう。

誹謗中傷の投稿

SNSで相手の顔が見えないからといって、人を誹謗中傷するような内容を投稿することはやめましょう。

本人でなくても、誹謗中傷投稿を見ているだけで気持ちが暗くなります。

楽しく、マナーを守ってSNSを活用しましょう。

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さいごに

ネットといえども、画面の向こうには相手がいます。

顔が見えないからこそ気をつけていないと、思わぬところで相手を傷つけたり、トラブルが起こったりしてしまいます。

ネット内だけでは終わらず、実際の生活にも影響することもありえます。

そうならないためにも、相手に配慮してネットを使い、楽しいネットライフを送りましょう!

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