ゴキブリの巣はどんな場所に?クーラーなどエアコンがヤバイ件!

ゴキブリはよく

『1匹いれば30匹はいる』

なんて言われます。

普段は、ゴキブリがそんなにたくさんの集団でいることって、あまり見かけないですね。

でも、ゴキブリにも

『巣』

があって、そこで集団で暮らしているのです。

『ゴキブリの巣』というと、キッチンの隅などを思い浮かべるかもしれません。

でも実は、

クーラーなどのエアコンの中に巣がある場合

もあるんです。

中には、

エアコンからゴキブリが落ちてきた!!

なんて話も。

そんなことになったらもう、絶叫もの

びっくりなんてレベルじゃありません。

そこで、この記事では、

  • ゴキブリの巣ができやすい場所
  • クーラーやエアコンに巣ができた場合の対処法
  • 巣ができるのを防ぐ方法

をお伝えしていきます。

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ゴキブリはどんな所に巣を作る?

ゴキブリが巣を作りやすいのは

  • 電子レンジや冷蔵庫、テレビなどの、家電製品の中や裏
  • エアコンの本体や室外機の中
  • シンクの下の隙間など
  • 調味料入れや食器棚などの中
  • 段ボールの隙間
  • 本棚やタンスなど、家具の裏
  • 配電盤(ブレーカー)の中
  • クローゼットやタンスの中
  • 観葉植物などの鉢植えの下

といった場所です。

実にいろいろな場所に巣を作ります。

ゴキブリが巣を作る場所を選ぶには、やはりいくつか条件があります

では、その条件について、見ていきましょう。

ゴキブリの巣の条件1『近くにエサがある』場所

巣を作るのに一番重要な条件は、

『近くでエサを得られる』

ということです。

これは、どんな生き物も同じですね。

生ごみや調味料のカスなどがあるキッチン近辺、たとえばシンク下や調味料入れ、冷蔵庫の裏などは、ゴキブリには大人気の物件です。

でも人間から見たら、家具の裏やエアコンの中には、エサなんてなさそうですよね。

ところが、ゴキブリにとっては、ホコリや髪の毛、ゴミくずなども立派に『エサ』

家具の裏や配電盤の中、エアコンやクローゼットの中も、十分『エサのある場所』なのです。

ゴキブリは文字通り、『なんでも食べる生き物』

どこに住み着いても、まず食べるものに困ることはなさそうです。

ゴキブリの巣の条件2『暗くて狭い』場所

ゴキブリは、

『暗くて狭い場所』

が好きです。

家具の裏やシンクの下、エアコンの中などは、どれも暗くて狭い場所。

家具の裏などは、狭いと言っても、隙間なんてなさそうですよね。

でも、ゴキブリは5㎜あれば通れます

家具の裏でも、ゴキブリにとっては十分なスペースになるのです

ゴキブリの巣の条件3『温かい』場所

たとえば配電盤の中や、冷蔵庫、テレビの裏側などは、電気が通っていたり、モーターが動いたりしているので、ある程度の温かさがあります

冷蔵の本体や電子レンジなどに触ると、温かいですよね。

こうした場所はゴキブリにとって、住み心地のいい場所です。

「クーラーなら、温度が低くなるからゴキは好きじゃないんじゃない?」

と思うかもしれませんね。

でも、温度が低くなると言っても、人にとって快適な温度にするのが、クーラーやエアコン。

冷房でもゴキブリが寒がるほどの温度ではありません。

結局ゴキブリにとっても快適な温度なのです。

ゴキブリはなぜクーラーやエアコンに住み着く?

エアコンもゴキの住処に…

エアコン

  • エサがある
  • 狭くて暗い
  • 快適な温度

の三条件を満たした、いわば優良物件

『ゴキブリにとって居心地のいい場所』

になっているのです。

しかも、ただ居心地がいいだけではありません。

エアコンは、ゴキブリにとっては侵入しやすい場所でもあるのです。

エアコンの中はゴキブリにとって快適な住居

エアコンは、夏には涼しい風を出し、冬には温かい風を出します。

お陰で人間は快適に過ごせるわけですが、それはゴキブリも同じ。

また、ゴキブリは湿気も好きなので、冷房によってエアコンの中で結露が発生すると、ゴキブリはなお喜びます

そして、クーラーやエアコンの中は、ホコリが溜まりがちですよね。

ホコリや、ホコリと湿気で育ったカビなどが、ゴキブリのエサになってしまいます

さらに、ゴキブリ好みの『狭さ』と『暗さ』

つまり、汚れたエアコンの中はゴキブリにとって、

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の、この上ない住居になってしまうのです。

ゴキブリはどうやってエアコンに入る?

どんなに居心地のいい住居も、入り口がなければ利用できません。

でも、ゴキブリはちょっとした隙間から、エアコンに侵入できるのです。

どこから入ってくるかというと、

  • 排水のための、ドレンホース
  • ドレンホースを出すために壁にあけた穴の隙間

この2か所が多いです。

中でも、ゴキブリの侵入が一番多いのが、ドレンホース

このホースに入り込み、中を伝ってエアコンに入ってしまうのです。

なお、室外機からゴキブリがエアコンに入り込む、ということはあまりありません

なぜなら、エアコン本体と室外機をつないでいる『冷媒パイプ』には、ゴキブリが入り込めるような隙間や穴がないからです。

ただ、壊れたりして穴が開くと、当然ゴキブリに入られる可能性も出てきます

ゴキブリがエアコンに巣を作ってしまったら?

ゴキブリがエアコンに巣を作ってしまった!

そんな時は

絶対に、エアコンに殺虫剤をかけてはいけません!

殺虫剤の成分がエアコンの部品に影響して、故障してしまうからです。

殺虫剤を使わずに駆除する方法としては、

  • アロマスプレーなどで追い出す
  • 置き餌タイプの駆除剤を置く
  • バルサンなどのくん煙タイプの殺虫剤を使う
  • 業者にエアコンの分解清掃を頼む

などがあります。

結論から言うと、業者に清掃を頼むのが、一番安全で確実です。

なぜなら、置き餌やくん煙などの方法でゴキブリを駆除したとしても、エアコンの奥で昇天したゴキブリを始末しなければならないからです。

でも、自力でできることもあります。

ひとまずそれぞれの対策方法について、紹介しますね。

ゴキブリの苦手なアロマスプレーを散布

ゴキブリが苦手なアロマは

  • ベチバー
  • クローブ
  • シナモン
  • ローズマリー
  • ミント
  • レモンやグレープフルーツなどの柑橘系
  • ラベンダー

などなど。

特に、『ベチバー』が効果が高いです。

アロマのスプレーの作り方は、

  1. 水9に対して無水エタノール1をまぜる
  2. アロマオイルを5~10滴ほどたらして、よく混ぜる

とても簡単ですね。

これを、エアコンの内部などに吹きかけます。

ただし、ペットを飼っている場合は、アロマは避けましょう

犬や猫などの身体は、アロマオイルを分解する仕組みが弱く、肝臓に影響してしまうことがあるからです。

とくにラベンダーは、猫には命に関わることもあります

猫がいる家では、絶対に使わないでくださいね。

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置き餌タイプの駆除剤などで駆除する

置き餌タイプの駆除剤でも、エアコンの中のゴキブリを駆除することができます。

置くときは、エアコンの周りの、壁沿いの隅に置くのが良いです。

もちろん、ゴキブリホイホイなどでもよいのですが、置き餌タイプをおすすめするのは

  • 駆除剤を食べたゴキブリだけでなく、そのゴキブリの糞などを食べたゴキブリにも効く
  • 卵を持っているゴキブリが食べると、卵にも効く

という理由からです。

なので、駆除剤は

『卵にも効く』

『巣に効く』

などと書いてあるものを選ぶと良いです。

くん煙タイプの殺虫剤を使う

ゴキブリの駆除には、バルサンなどのくん煙タイプの殺虫剤も有効です。

食器などを煙に触れないようにしたりと、準備や片付けが少し大変ですが、

一気にゴキブリを退治することができます!

ただ、この方法の欠点は

『確実に退治するなら、卵が孵化する約2週間後にもう一度やる必要がある』

『エアコンの中で昇天したゴキブリを始末しなければならない』

というところです。

2度やるとなると、けっこう大変かもしれませんね。

なお、蚊取り線香も、ある程度ゴキブリ退治に効きます

この場合は、

エアコンの下で蚊取り線香を焚いていぶし、出てきたゴキブリを殺虫剤でやっつける!

という段取りになります。

一刻も早く駆除したいなら業者に頼む

エアコンにゴキブリが住んでいると思うと、くつろげないですよね。

『確実に駆除したい』

『一刻も早く駆除したい』

という場合は、やはり業者にエアコンの分解清掃を頼むのが良いです。

一般の人ができるエアコンの掃除には、限界があります。

ゴキブリはエアコンの奥にも住んでいるかもしれません。

でも、一般の人が奥まで分解すると、壊してしまう可能性が高いですよね。

コストはそれなりにかかってしまいますが、安全で確実な方法としては、やはりこれに収まるといったところです。

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ゴキブリからエアコンを守る方法

では、どうしたらゴキブリの侵入から、エアコンを守ることができるのでしょうか。

方法は、いくつかあります。

たとえば

  • ドレンホースを出すために開けた、壁の穴の隙間をしっかりふさぐ
  • ドレンホースの先は地面から離す
  • ドレンホースの出口付近にゴミや落ち葉が溜まらないよう、掃除する
  • ドレンホースの先に、ゴキブリが入れないようにキャップなどをかぶせる
  • エアコンをまめに掃除する

このような方法で、ゴキブリの侵入を防ぐことができるのです。

壁の穴の隙間は必ずふさぐ

まず、エアコンのドレンホースを出すための壁の穴について。

壁の穴をふさいだパテと穴を通したホースの間に、小さな隙間ができてしまうことがあります

この小さな隙間が、ゴキブリの侵入口!

もし隙間ができていたら、エアコンパテでしっかりとふさいでください

なお、パテはいろいろありますが、やはりエアコン用のものを使うのが一番です。

他のパテはわりと早く硬くなってしまい、また隙間ができてしまうことがありますが、エアコン用のパテは長持ちします。

ドレンホースの周囲に気を付けて!

ドレンホースは、ゴキブリがエアコンに侵入することが一番多い経路

このドレンホースの先が地面に接触していると、そこからゴキブリが登って来てしまいます。

ドレンホースの先を地面から5㎝以上離す

と、虫が侵入しにくくなります。

そして、

ドレンホースの周囲をきれいにしておくこと

も重要です。

周りに落ち葉やゴミが溜まっていたりしませんか?

落ち葉が溜まった場所には、ゴキブリが寄ってきたり、隠れていたりします

また、落ち葉などが溜まることで、せっかく地面から離したドレンホースが、地面に着いているのと同じことになってしまう場合もあります。

ときどき見回って、きれいにしてくださいね。

ドレンホースの先にゴキブリ侵入防止対策を

ドレンホースからのゴキブリの侵入を防ぐためには、キャップを着けるのがおすすめです。

キャップは、『ドレンキャップ』という、専用のキャップが市販されています。

もちろん、目の細かい網や、いらないストッキングなどでも代用できます

ただし、目詰まりを起こさないように、時々キャップを掃除してください

目詰まりを起こして水が流れなくなると、たまった水がエアコンからあふれてしまうことがあります。

とくに目の細かい網やストッキングを使う場合は、こまめに点検や交換をしてくださいね

エアコン本体をまめに掃除

ゴキブリをエアコンに住まわせないためには、エアコン本体をきれいにしておくことも大切です。

ゴキブリにとって、清潔な場所は住み心地の悪い場所

さらにホコリを取り除くことで、ゴキブリのエサを減らすことができます

また、

  • エアコンを使う時に『除湿』や『送風』で使う
  • 『冷房』で使った後には、30分くらい『除湿』か『送風』で運転する
  • エアコンを使わない時期も、時々『除湿』か『送風』で運転する

といったことも、ゴキブリ予防に有効です。

除湿や送風で使うと、エアコンの中の湿気を追い出すことができますし、時々エアコンの中に風を通すことで、湿気が溜まるのを防ぐことができます。

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まとめ

このように、ゴキブリは様々な場所に巣を作ってしまいます。

『近くにエサがあり、狭くて暗くて快適な温度であれば、どこでも』

住んでしまうのです。

中でも、エアコンに住み着いてしまったら、本当に厄介です。

風が出てくるエアコンにゴキブリが住んでいると思うと、とてもじゃないけど安心して使えないですよね。

万が一、エアコンにゴキブリが住んでしまったら、早めにしっかり対処してください

そして、まだ大丈夫、という人も、

  • ゴキブリが入り込まないようにする
  • 日ごろからエアコンをきれいにしておく

この2つをしっかりやってくださいね。

エアコンの掃除は、ちょっと手間もかかって、面倒だなっておもいますよね。

でも、こまめに掃除すると快適に使えますし、電気代もオトクになりますよ!

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