サッカー元日本代表のカズこと三浦知良選手と言えば、
カズダンス
でJリーグ創設期から現在まで、たくさんのファンを魅了してきました。
あのカズダンスをやりたくて、真似をしたことがある人も多いのではないでしょうか?
でも実際にカズダンスをやってみると、イマイチやり方がよくわからなかったりしますよね。
この記事では、そんなあなたのために、カズダンス(サッカー)のやり方や、ステップを画像や動画で紹介していきます。
ステップを覚えて、カズダンスを華麗に踊ってみましょう!
カズダンスのやり方とステップのコツ
それでは、カズダンスのやり方とステップのコツを紹介していきます。
カズダンスの基本は
『サンバ・ノ・ペ』
というステップにあります。
これはブラジルのサンバの基本ステップで、
『軽やかな地団駄』
とも言われています。
この基本ステップに合わせて、腕をグルグルと回し、最後に決めポーズをすればカズダンスの完成です。
動画で『サンバ・ノ・ペ』のステップを見てみましょう。
『1.2.3』のリズムがサンバの基本みたいですね。
次にカズダンスの練習動画があるので一度見てみましょう。
カズダンスを簡単に説明すると、
- 左右どちらかの足を前方に出す
- 前方に出した足のうしろにクロス
- 足をクロスさせた瞬間に、前方の足を前に振り上げて『2』の横に戻す
まずはゆっくりとステップの練習をしていきましょう。
だんだんステップに慣れてきたら、徐々にリズムをあげていくといいですよ。
リズムが上がっても基本ステップがくずれないようにしましょう。
ステップが完璧に仕上がったら、今度は腕をグルグルと回しながらステップをしてみましょう。
ここまでできるようになれば、カズダンスはマスターしたも同然です。
あとは最後の決めポーズをオリジナルなものにしていけば、あなただけのカズダンスが完成です。
ちなみにカズダンスの本家である三浦知良選手の決めポーズは、
- 股間をおさえる
- 投げキッス
などの決めポーズのパターンがあります。
カズダンスの誕生秘話
そもそもカズダンスって、何から生まれたのかが気になりますよね。
15歳で単身ブラジルに渡ったカズですから、カズダンスはブラジルで自然に身についたものだと思われています。
しかし、じつは違います。
カズダンスは、
『元ブラジル代表のサッカー選手カレッカが、得点後にコーナーフラッグで踊っていたサンバをカズが真似したこと』
がはじまりです。
余談ですが、カレッカは当時世界最高峰のリーグと言われていたセリエAのナポリに所属。
あのディエゴ・マラドーナとともにプレーしていた名選手です。
カレッカの踊りをカズが真似したものに、なんと田原俊彦さんがアレンジを加えて、カズダンスは完成したのです。
ちなみにカズと田原俊彦さんは10年来の友人なのです。
ブラジルのサンバと田原俊彦さんのコラボレーション。
それがカズダンスなのです。
しかしカズは、カズダンスの原型を作ったカレッカから、
「あれはサンバではない」
と言われたことがあるみたいです。
本場のサンバ目線で見るとカズダンスは、またちょっと違うダンスに見えるみたいですね。
祈りのカズダンス
2011年3月29日に行われた東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチでカズはゴールを決めてカズダンスを踊り、被災地に勇気と希望を与えました。
当時は
『祈りのカズダンス』
と言われて話題になりましたね。
カズは、
『本当にここでカズダンスを披露すべきなのか』
と葛藤があったことを語っています。
やっていいのか、迷いがあった。
でも日本中が少しでも明るくなってくれれば、と。
微力ながら踊らせていただきました。
また、後に出演したテレビ番組では
「あれほど喜ばれた感動したカズダンスはない。」
と自分自身も勇気づけられたことを語っていました。
カズダンスはサッカーの枠をこえて愛されていますね。
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まとめ
カズダンスは『サンバ・ノ・ペ』という、
ブラジルのサンバの基本ステップ
をアレンジしたものです。
その原型は、当時世界トッププレイヤーとして活躍していたブラジル代表のカレッカのダンスでした。
複雑に見えるステップですが、ゆっくりと練習をしていけば、それほど難しくはありません。
コツは『1.2.3』のリズムにのってステップをふむこと。
またカズダンスを躍る上で一番大切なことは、ノリ良く楽しく踊ることです。
カズダンスの原型は、リオのサンバですから、楽しく躍ることが大切になってきます。
お気に入りのサンバの音楽を見つけて、音楽にのってカズダンスを踊るとより楽しくなるでしょう。
またカズダンス最後の決めポーズには、様々なパターンがあります。
自分だけの決めポーズを考えて、楽しくカズダンスを踊ってみてはいかかでしょうか?