部屋の中を歩いていく、小さな虫…。
「何の虫だろう?」
って思いますよね。
それ、ひょっとしたらゴキブリの赤ちゃんかもしれません。
もしそうだとしたら、すぐ退治しないと大変です!
でも、
「部屋の中を歩いている虫がゴキブリの幼虫なのかどうか、どう見分ければいいんだろう?」
って思いますよね。
そんなわけで今回は、ゴキブリの赤ちゃんや幼虫の特徴、大きさや見分け方などについて調べました。
ゴキブリにはたくさんの種類がいます。
その中でも日本の一般家庭にいることが多いのは、
『クロゴキブリ』
『チャバネゴキブリ』
です。
ここでは、この2種類のゴキブリの赤ちゃんや幼虫について、取り上げていきます。
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ゴキブリの赤ちゃんや幼虫の特徴は?
ざっくり言うと、
『ゴキブリより小さいけど、もし背中に羽があったらゴキブリそっくり』
という虫がいたら、ゴキブリの赤ちゃんや幼虫である可能性があります。
ゴキブリの赤ちゃんや幼虫には
- 生まれたては、体が真っ白
- ゴキブリっぽい形をしているが、羽が小さいか、一見ないように見える
- 小さくても触覚(ヒゲ)は長い
- クロゴキブリの赤ちゃんは、黒地に白い縞がある
- チャバネゴキブリの赤ちゃんは、黒地に黄色のまだらな模様がある
- ただし、成長につれて色が変わる
- 集団で行動していることが多い(一匹の時もある)
- 成虫より動きが遅い
といった特徴があります。
生まれたばかりのゴキブリの赤ちゃんは真っ白
クロゴキブリもチャバネゴキブリも、
生まれたての時は白い体
をしています。
大きさは、
チャバネゴキブリ…3~5ミリくらい
クロゴキブリ…4~6ミリくらい
真っ白な赤ちゃんゴキブリは、
数時間たつと次第に色が付き、その後脱皮を繰り返しながら、だんだん色が変わって黒や茶色になっていきます。
そしてゴキブリの赤ちゃんは、
1つの卵鞘(らんしょう)から20~50匹くらい
生まれます。
真っ白な状態で見かけた時は、すぐ近くに兄弟ゴキブリがいることも多いです。
注意して、周りもよく確かめてみてくださいね。
ゴキブリの赤ちゃんも『ゴキブリらしい』姿をしている
ゴキブリの赤ちゃんや幼虫は、すでにゴキブリっぽい形をしています。
蝶のように、幼虫と成虫とで形がぜんぜん違う、というわけではないのです。
ただし、羽が発達していないので、背中が羽でおおわれていません。
『羽のないゴキブリ』
という感じの小さい虫がいたら、ゴキブリの赤ちゃんや幼虫である可能性が大です。
ゴキブリは赤ちゃんの時から触覚が長い
ゴキブリの幼虫と他の虫のもう1つの大きな違いは、生まれた時から触覚(ヒゲ)が長いこと。
だいたい、体の大きさと同じくらいの長さか、それより少し短いくらいの触覚を持っています。
家の中にいる害虫には、ゴキブリほど触覚が長い虫は、あまりいません。
なので、
『小さいけど触覚が長い』
という虫がいたら、まずゴキブリと思って間違いないです。
クロゴキブリの赤ちゃんの特徴は?
クロゴキブリの赤ちゃんの特徴は、黒地に白い縞模様があること。
この後、成長の途中で色が一度茶色くなりますが、さらに成長していくと再び黒くなっていきます。
と、言葉で説明しても分かりにくいと思うので、画像で見てみましょう。
「ゴキブリなんか見たくない!」
という人もいるでしょうから、特徴は残しつつ、極力リアルさを抜いたイラストにしました。
写真で見てみたい人は、ご自分で『クロゴキブリ 幼虫』で検索してみてくださいね。
クロゴキブリは成長の途中で茶色くなる時期があります。
茶色くても、少し成長したクロゴキブリの幼虫である可能性もあるので、気を付けてくださいね。
チャバネゴキブリの赤ちゃんと幼虫の特徴
次に、チャバネゴキブリです。
幼齢から老齢までは、濃い茶色に背中に黄土色~黄色っぽいまだらの部分があります。
まだら模様は、小さい時の方がわりとはっきりしているのが特徴です。
成長するにつれて、体全体が茶色になっていきます。
ただし、中には幼虫の時からずっと茶色の個体もいるので、
「まだらじゃないからゴキブリじゃないね」
と安心はできませんよ。
ゴキブリの幼虫は集団で行動する
成虫のゴキブリを見かける時は、だいたい1匹で行動している時が多いのではないでしょうか。
でも幼虫の場合は、何回か脱皮するまでは集団で行動することが多いです。
もし1匹見かけたら、近くに同じような虫がいないか、よく見てみてください。
ただし、成長するにしたがって、単独行動になっていきます。
1匹でいたとしても、ゴキブリの幼虫である可能性はあるので、安心しないでくださいね。
ゴキブリの幼虫が1匹でいるのはどんな時かというと、
- 群れからはぐれて、巣から出て来た
- たまたま外から家の中に入ってきた
ということが多いです。
ただし、幼虫の間は巣からあまり遠くへは行かないので、
幼虫がいたら、まず近くに巣がある可能性があると考えた方が良いでしょう。
ゴキブリの幼虫は動きが遅い
よく見るゴキブリって、すごく動きが速いですよね。
でもそれは、成虫の話。
ゴキブリの幼虫は、動きが遅いのです。
「これがゴキブリ?」
と思うような速度で、床の上をのそのそと歩いています。
ということは、退治しやすいということですよね!
大きくなる前に、できるだけやっつけてしまいましょう。
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ゴキブリの赤ちゃんの大きさは?
まずクロゴキブリの場合、赤ちゃんの大きさは、
小さくても4ミリくらい
です。
そこからだんだん大きくなり、
成虫になると3センチほど
の大きさになります。
一方、チャバネゴキブリの赤ちゃんは、3ミリくらいです。
成虫になっても1.5センチほど。
クロゴキブリの半分くらいの大きさです。
どちらも赤ちゃんの時は、ゴミだと思ってしまっても無理はないくらい小さいです。
でも、
「ゴミっぽいけどなんか動いてる?」
と思った時は、よく観察してみてください。
ゴキブリの幼虫も飛ぶ?
クロゴキブリの幼虫は飛ぶ?
幼虫のクロゴキブリは、まだ羽が発達していないので、飛べません。
なので、赤ちゃんや幼虫のうちは、飛ぶことはありません。
クロゴキブリは、成虫になるまで1年くらいかかります。
その過程の中で、少しずつ羽も発達していき、成虫になると飛べるようになるのです。
飛べるようにならなくていいんですけどね…。
チャバネゴキブリは幼虫も成虫も飛ばない
『ゴキブリ=飛ぶ』
というイメージもありますが、
チャバネゴキブリは、幼虫の時も成虫になってからも、飛びません。
なぜなら、羽が退化してしまっているからです。
『飛ばない』と聞くと、ちょっとほっとしますね。
でも、チャバネゴキブリは、クロゴキブリより成長も早く、繁殖力も強いです。
くれぐれも、油断しないでくださいね。
ゴキブリの赤ちゃんはどこにいる?
ゴキブリの赤ちゃんは、だいたい巣や巣の近くにいます。
では、その巣はどこにあるかというと
- 家電の裏
- 家具の下
- 植木鉢の中
- 段ボールの中
- エアコンの室外機の中
- ゴミの中
- お風呂場の換気扇や排水溝
というような、暗くて湿ってて、エサになる物がある場所にあります。
ゴキブリの幼虫は、巣からあまり遠くまでは行きません。
行動範囲は、だいたい2mくらい。
なので、ゴキブリの幼虫を見かけたら、そこから2mくらいまでにある、『暗くて湿っている場所』をよくチェックしてみてください。
といっても、巣があるかどうか確かめるのって、ちょっと怖いですよね…。
「絶対巣なんか見たくない!」
という時は、無理に確認しなくても良いので、とにかくひとまず、ゴキブリ退治の手を打ちましょう。
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まとめ
ゴキブリの赤ちゃんや、幼虫の特徴についてまとめると、
- 生まれた時は白い
- 小さくても、ゴキブリらしい形をしている
- 黒地に白い縞があるのが、クロゴキブリの赤ちゃん
- 黒地に黄色いまだらがあるのが、チャバネゴキブリの赤ちゃん
- クロゴキブリの赤ちゃんの大きさは、4ミリくらい
- チャバネゴキブリの赤ちゃんの大きさは、3ミリくらい
- どちらのゴキブリも、ある程度大きくなるまでは、集団で行動する
- 成虫に比べて、動きは遅い
- 幼虫は羽が発達していないので、飛ばない
といったことが特徴です。
もし部屋の中を
『なんだか気になる虫』
が歩いていたら、こうした特徴がないかどうか、思い出してみてください。
そして、もし
「どうやらゴキブリらしい」
となったら、駆除に取り掛かりましょう。
ゴキブリの幼虫がいるということは、
『親もいる』
ということです。
油断していると、あっという間に増えてしまうので、できるだけ早く駆除してくださいね。
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