元Wコロンのねづっちさんを覚えていますか?
即興でなぞかけをし、終わった後に
「ねづっちです」
と言って締める芸風が特徴ですよね。
そんなねづっちさんですが、いつの間にかWコロンを解散して、現在はピン芸人として活動しています。
ねづっちさんは、なぜWコロンを解散したのか?
また、現在の収入はいくらなのかなど、当記事ではねづっちさんの現在に迫っていきます。
ねづっち
ねづっちさんは、本名を
根津俊弘
といい、現在はピン芸人として活動しています。
かつては諸藤潤さんという幼馴染と、ケルンファロットというコンビを結成。
ケルンに改名するなどしましたが、2003年に解散。
その後、2004年には、木曽さんちゅうさんとWコロンを結成しています。
ねづっちさんのネタとして最も有名なのが、
『即興なぞかけ』
ですよね。
即興なぞかけは、コンビ時代のネタでもよく利用していました。
お題を出されてから
「整いました!」
という掛け声で、なぞかけを披露。
最後に
「ねづっちです!」
と名乗るだけの、いたって普通のなぞかけなのですが…。
完成するまでの時間が凄まじく早い(一般的なコンディションでは3秒弱)ため、
即興なぞかけ
という独自のジャンルを切り開いていったのです。
しかも、2010年には、ねづっちさんの『整いました』が、2010年の新語・流行語大賞でトップ10に入るほどの人気となりました。
ただ、その後…
ねづっちさんはWコロンを2015年に解散
してしまいます。
一体なぜ解散してしまったのでしょうか。
Wコロンが解散した理由
お笑いコンビには不仲説がよく流れますが、
その不仲説が本当で、ついには解散してしまったコンビがWコロンです。
ねづっちさんが言うには、
有名になったことで、木曽さんちゅうさんが嫉妬し、徐々に不仲になっていった…
という理由でした。
しかし、その一方で、週刊誌などでは、
ねづっちさんがWコロン解散の原因
だと言われています。
Wコロンは、もともとはねづっちさんが、全く目立たない立場にありました。
しかし、即興なぞかけで、ねづっちさんが大ブレイクすると、一気に木曽さんちゅうさんが目立たない側に…。
ネタの中で、木曽さんちゅうさんは、
「その心は?」
という役があったのですが、しまいには
その役まで、ねづっちさんが奪ってしまい、もはやコンビをしている意味がない
と思い、解散へ一直線だったのだそうですよ。
ちなみに、不仲ネタをナイツの塙さんが広め、その結果、お互いの不満を言い合うような、不仲をダシにした出演が増えたのだとか…。
そして不平不満を言い合っているうちに、木曽さんちゅうさんは、
「嫌いというか、憎んでます。」
と憎むほどの関係になってしまったことから、ねづっちさんが解散を提案し、Wコロンは解散となったのです。
不仲の噂が出るものの、噂でしかないコンビは多いものです。
しかし、まさか不仲が発展して、そのまま解散してしまうコンビもあるとは…。
しかも、お互いを憎み合う関係になるなんて…。
お笑いコンビは友達の馴れ合いではなく、あくまでもビジネスパートナーでしかない…。
Wコロンの解散は、お笑いコンビのあり方を再認識させるケースですね。
ねづっちの現在は?
ピン芸人となったねづっちさんは、現在どんな仕事をしているのでしょうか?
一発屋芸人として消えたイメージがありますが…
- テレビやラジオのレギュラー出演
- 営業
- ライブ
と、普通にお笑い芸人としての仕事をこなしているのです。
最近の活動を見ても、
- 清野茂樹アナとのイベント
- 資生堂『uno』のCM出演
- 寄席や公演、単独ライブ
といった予定が入っていて、
営業は年間70~80本
もあるそうです。
仕事がないわけではなく、ピン芸人として、ねづっちさんは、かなり順調なんですよ。
2019年10月には、ねづっち、『長谷川玲奈の声優さん整いました!』というローカル番組もスタートしています。
一発屋とは言うものの、ねづっちさんの場合はスタイルがあるワンフレーズだけに頼るネタではなく、ねづっちさん本人のスキルによるネタです。
そのため、ネタの中身はバリエーションが豊富であることも、ねづっちさんが根強い人気を得ていて、舞い込む仕事も多い理由なのでしょう。
また、Youtubeへの動画投稿もしています。
『ねづっちチャンネル』というチャンネルを開設しているのですが、どの動画もあまり見られていないのか、再生数は大半が3桁…。
「クラスの人気者の方がまだ再生回数が多いのではないか」
と自虐していました。
ただ、ねづっちさんがYoutube(ユーチューバー)になったかというと、そういうわけではないようです。
あくまでもYoutubeへのネタ投稿は、
公開ネタ帳
のようなものであり、ノートに書いていたものを動画にしただけでした。
ねづっちさん曰く、
(動画の収入は)半年に1回くらい、忘れたころに2万円前後入ってきます。
ノートに書いてたら一生0円だと考えると、優秀ですよね。
と、逆にお小遣い程度にはなっているので、取り組み自体は成功した認識だそうですよ。
誤解されやすいみたいですが、現在のねづっちさんは、別に仕事がないからYoutubeへ逃げたわけではありません。
ねづっちの現在の収入と最高月収をチェック
ねづっちさんの現在の収入や、過去最高の収入についても調べてみました。
ねづっちさんが世の中で見いだされたのは、2006年頃のこと。
コージー冨田さんと意気投合し、そこからなぞかけの腕を磨いていくと、2010年の『アメトーーク!』で一気に大ブレイク!
ねづっちさんによれば、
絶頂期は朝から晩まで仕事が詰まっている状態で、休みは9月におこなわれた結婚式の1日のみ!
他は全て仕事という、超売れっ子スケジュールだったのです。
その頃の最高月収は、なんと…
500万円
ただ、この500万円は、テレビ出演など、すべてで稼いだわけではなく、『S1-バトル』の優勝賞金1000万円を手にした時とのこと。
相方や事務所の取り分などで、最終的に手にした330万円ほどが、500万円の大半を構成しています。
そのため実質的な、売れっ子だった当時のねづっちさんのギャラは、残りの170万円と言ってよく、いわゆる一発屋芸人ほどは稼いでいませんでした。
では、現在のねづっちさんの収入はいくらぐらいでしょうか?
残念ながら、Youtubeは全く振るわず、
1年4万円ほど
でしかありません。
ただ、本業のお笑い芸人としては仕事が充実しています。
かつての一発屋芸人が特集された回の『ビビット』にて、ねづっちさんが言うには、現在の収入は
「一般企業の部長くらい」
とのこと。
ビビットでは、番組調査の結果、
一般企業の部長の平均月収は66万円
とのテロップも出ていたので、ねづっちさんは少なくとも、月収で66万円前後は稼いでいることになります。
年収に換算すると792万円です。
およそ800万円になるので、生活にはまったく困らない稼ぎがあるみたいですね。
一発屋芸人は、一度でもブレイクしたことで、営業やローカル番組で安定した収入が得られることも多いので、一度でもブレイクすることは、それだけ意味が大きいのでしょう。
スポンサーリンク
まとめ
ねづっちさんの現在は、
テレビやラジオのレギュラーもあれば、営業やイベントを年に数十回こなしていて、ピン芸人として順調な日々
を送っています。
かつて月収は、最高月収500万円だったものの、落ち着いた現在は月収66万円ほど。
だとしても、
一般企業の部長レベル
ですから、収入としては、生活をする分には十分すぎるほどあります。
一方で、Youtubeへの動画投稿をしていますが、
再生回数は3桁ばかりで、こちらは全く稼ぎになっていません。
しかし、ねづっちさんは仕事がなくてYoutubeへ逃げたわけではなく、あくまでもYoutubeは公開ネタ帳として使っているだけ…。
ねづっちさん本人が言っているように、きっと最期までお笑いを続けていくのでしょうね。
今後のねづっちさんの活躍も、非常に楽しみです!