左利きから右利きに矯正された人が利き手を戻す方法をチェック!

利き手は人それぞれ。

右の人もいれば左の人もいるのです。

利き手は、幼い頃に判明します。

生まれつき使いやすい利き手が決まっているのです。

しかし子供のころ左利きであることが発覚したとき、親や周囲の大人から右利きへの矯正をされた人もいるのではないでしょうか。

一方で様々な理由から

利き手を左に戻したい!

と考える人もいるかもしれません。

この記事では、そんな人のために、利き手を戻す方法についてお伝えします。

矯正した利き手を戻せるの?

結論として、答えは

利き手は戻せます!

大人になって、ある程度の年齢になっていても戻すことが可能です。

子供のころ、無理やり右利きへ矯正された人の中には、利き手を場面や動作によって使い分けている人もいるかもしれません。

そのような人の場合は、左手の機能も残っているので、左に戻すのは簡単なことでしょう。

それに完全に右利きになった人でも、左の機能がなくなってしまったわけではありません。

生まれつき、右利きの人でも訓練すれば、左利きになることが可能

ということが証明されています。

元々使いやすいのは左なのですから、少し練習すれば左利きに戻ることができます。

気長にゆっくり練習していきましょう。

利き手を戻して得になること

利き手を左に戻すことによるメリットはなんなのでしょう?

左に戻すメリットは色々あるのですよ!

メリットをしっかり把握しておきましょう!

両利きになる可能性が高い

今まで無理やり右を使っていたのですから、本来なら左のほうが使いやすいはずです。

はじめはぎこちないでしょう。

しかし、練習をするうちに勘が戻ってきますよ。

また、右利きに矯正された経験をもつ人は、すでに右での訓練は積んでいるといえます。

右と左を使う経験を、すでに十分にしていることになるのです。

そんなあなたは容易く両利きになることができます

両利きのメリットは多くあります。

それになんといっても、両利きなんてかっこいいですよね!

脳が活性化される

慣れ親しんだ手とは違う手を使うことは、脳を活性化させることに繋がります。

いわゆる『脳トレ』というやつですね!

身体の動かし方は、脳からの伝達によるものです。

脳の動きによって、身体の動かし方も変化します。

しかし、いつも同じ方向しか使っていないと、脳の働きも偏ります。

利き手が決まってしまっている人は、脳をうまく使い切れていない状態にある

ということですね。

慣れ親しんだ手とは違う手を使うことで、使っていない脳を使うことが可能なのです。

このことによって、

記憶力がアップすることもある

そうですよ!

また、左を使うことで、右脳が活性化されます。

右脳は『イメージ脳』ともいわれ、芸術的センスや全体的な情報処理の役割をもちます。

右脳が活性化されることで、アイデア力やイメージ力もアップするかもしれませんね!

脳を全体的に使えるようになる

一般に右を動かすときには左脳を、左を動かすときには右脳を使います。

しかし、

左利きの人は脳を全体的にバランスよく使う傾向

があるそうです。

脳の使用量は、右利きより左利きの人のほうが多いという研究結果があるのです。

利き手を左に戻すことで、この脳の機能を再度手に入れることが可能となります。

老化は脳からはじまります。

しかし、脳は若返ることもできるのですよ!

日頃から、左も右も使うことをしていれば、脳がしっかり動き、活性化され若返ること間違いなしです!

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利き手を戻す方法をチェック!

左利きから右利きに矯正する方法は、日常動作で少しずつ行っていくしかありません。

利き手とは習慣なのです。

右利きになってから、左利きに戻すのも同じことです。

しかし利き手矯正をされたとしても、元の利き手の機能は失われないのです。

少し鈍ってはいるかもしれませんが、左利きに戻すのは、そう難しいことはないかもしれません。

どのくらい右に馴染んでいるかにもよるため、自分のペースでゆっくり練習していきましょう。

仕事の中で

マウスを左で使う

今の時代、パソコンを使わない仕事は少ないのではないでしょうか。

仕事ではなくても、日常の中でもパソコンを使う機会は、どんどん多くなっているはずです。

そんな仕事を利用して、

マウスを左で扱うことで左手を使うことに慣れていきましょう!

マウスは大きく動かすわけではないので、初歩のトレーニングとして向いていますよ。

キーボードを左で使う

マウスの次はキーボードです。

右利きになれていると、キーボードを叩くのも右手の稼働率が高いのではないでしょうか。

そこを左中心に変えてみましょう。

キーボードを打つ際に、左のみで打ってみるのもいいかもしれません。

キーボードを打つのは、マウスを動かすよりも、動きが多くなります。

少しずつ左を動かすコツが掴めてきた頃に、いいトレーニングといえます。

慣れてきたら文字を左で

パソコン操作を左手で無理なくこなせるようになってくると、いよいよ上級のトレーニングです。

文字を左手で書いてみましょう

文字を書くには握り方や、動かし方も複雑になるため難しくなります。

最初は文字が難しければ、線や丸など記号を書くところからはじめましょう

文字を左で書けるようになれば、左を使うことに、もうそんなに無理を感じることはなくなっているのではないしょうか。

生活の中で

蛇口や瓶の蓋などを左でひねる

利き手を切り替えるには、とにかく簡単な動作を繰り返し毎日行うことからはじまります。

生活の中での単純な動作として、蛇口や瓶、ペットボトルの蓋などを左手で開ける訓練を行います。

単純な『握ってひねる』動作を毎日、利き手とは違う手で行うことで、利き手の変更が可能となります。

初級の訓練としては丁度良いでしょう。

風呂での動作を左で行う

次に毎日行う動作として、入浴時の動作があります。

  • 髪を洗う動作
  • 身体を洗う動作
  • 洗顔を泡立てる動作
  • シャワーを持つ動作

など、手で行う動作が多くあります。

『握ってひねる』動作よりも、入浴時の動作はより大きくなり複雑になります。

左手を使うことに慣れてきた頃に、行う中級の訓練としては適当といえるでしょう。

慣れてきたら箸を左で

最後は、さらに難しい動作です。

箸を左手でもって食事をしてみましょう。

箸の動きは、単純な動きとはちがい、指ひとつひとつを自在に動かす必要があります。

またフォームがしっかりできていないと、うまく箸で物は掴めません。

キレイなフォームができるように、モデルとなる利き手を見てフォームを作るようにしましょう。

さいごに

利き手を変更するには、コツコツ毎日同じことを繰り返すしかありません。

もともと利き手が左だったのであれば、左を使えるようにするのは、そう難しいことではないはずです。

今から急ぐ必要はないのです。

自分のペースで、ゆっくりのんびり練習していきましょう。

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