格闘技は、体に外傷を負う為、選手生命は短いと思われがちです。
そんな中、
現在40歳にも関わらず未だにトップ選手
として活躍し続ける、総合格闘家がいます。
その名前は、
川尻 達也(かわじり たつや)
です。
- 修斗
- PRIDE
- DREAM
- K-1
- UFC
- RIZIN
名だたる格闘技イベントに参戦してきた、生ける伝説的選手です。
川尻達也選手と言えば、その
日本人離れした体つき
が、よく話題に挙がります。
そこで今回は、川尻達也選手の戦績やファイトスタイル等についての、お話ではなく、
ベンチプレスと筋肉
筋トレ
減量
を暴露していきましょう!
川尻達也のベンチプレスと筋肉
日本人離れした肉体
を持つ、川尻達也選手です。
筋肉の中でも、とくに胸板はとても厚く鋼のようです。
彼のように厚い胸板をしていると、どうしても気になるのが、
「ベンチプレスは何キロ上がるのか?」
と言ったことですね。
調べてみると、
120キロを8~9回位
とのこと。
トレーニング状況により、上げることのできる回数は変動するとしても、凄い重量を上げることができますね!
川尻達也の筋トレ
川尻達也選手は、屈強な肉体を作り上げるために、
どんな筋トレをしてきたのでしょうか?
小学校と中学校で野球、高校で陸上を行ってきた川尻達也選手。
大学在学中に、総合格闘家を志します。
その後、2000年に国内総合格闘技団体の修斗で、プロデビューを果たします。
結果は、残念ながら一本負けをしてしまい、
その後1年間、徹底的に肉体改造
に励みます。
そのおかげもあり、その後は試合に連勝することもできています。
現在の川尻達也選手が行っている具体的な筋トレ内容は、ダンベル等の器具を用いたウェイトトレーニング以外に、
- 山田式心拍トレーニング
- パワーマックス
- ケトルベル
といった特徴的なトレーニングをしていることです。
川尻達也の行う筋トレ 山田式心拍トレーニングとは?
山田式心拍トレーニングは、川尻達也選手が昔から練習している、東京都足立区にある、
JB SPORTS ボクシングジムの代表である山田武士さん
考案のトレーニングです。
- 負荷
- 運動時間
- 休憩
は、トレーニングにおいて重要な要素です。
例えば、走りの負荷は、坂道の角度や、タイムで判断することができます。
しかし格闘技においては、選手とトレーナーも、数値を見ることができませんでした。
サンドバッグを打った時の手ごたえや、ミットを受けた時の衝撃など、感覚によるものでしかわからなかったのです。
そこで、山田武士さんは、運動生理学に基づき心拍系を利用し、
格闘技における負荷を数値化
して、科学的なトレーニングを行うのです。
これが、川尻達也選手の行う筋トレ、山田式心拍トレーニングです。
川尻達也選手は、この筋肉トレーニングを行うことにより、
バテてる時でも手を出せるようになった
と語っています。
川尻達也の行う筋トレ パワーマックスとは?
パワーマックスとは、室内で行う、
自転車タイプのトレーニング器具のこと
を指します。
川尻達也選手は、このパワーマックスを用いて
- 運動時間
- 休憩時間
- 負荷
- 回転数
を設定し、トレーニングを行います。
パワーマックスは別名、
『乳酸生成マシーン』
とも呼ばれているんです。
疲労物質とも呼ばれる、乳酸という物質。
パワーマックスで
高強度かつ高速でこぐ
ことにより、
乳酸を貯めても、動ける体を作ることができます。
川尻達也選手の、高いスタミナや屈強な肉体を作る、筋肉トレーニングになっています。
川尻達也の行う筋トレ ケトルベル
ケトルベルとは、
丸い鉄球に持ち手のついた変わった形のダンベル
のようなものです。
これを、
規則的に、持ち上げたり振り回したり
することで、ウェイトトレーニングのように、筋力を上げることが可能になります。
そして、
全身の連動性を高めること
ができます。
川尻達也選手は、このケトルベルを用いて、
サーキットトレーニングを行っています。
サーキットトレーニングとは、複数の筋トレ種目を連続で行う、とてもハードなトレーニングです。
重いケトルベルを、全身を使い行うこのサーキットが、川尻達也選手の屈強な肉体を作っています。
川尻達也の減量
体重制限のあるスポーツを行う格闘家にとって、過酷な減量は避けて通れません。
それでは、川尻達也選手の行っている減量方法は、どのようなものなのでしょうか。
俺細っ。。。
病気やん。
この時より15kg増えてナイスコンディション。 https://t.co/dUzO9NyCAE— 川尻達也tatsuya kawajiri (@CRUSHER_MMA) October 23, 2018
このツイートは、
2017年10月15日RIZIN参戦時に、大幅に体重を落とし、62.70㎏の体つきにした時
に対してのものです。
このことにより、川尻達也選手は、
普段の体重は80㎏近くあること
が想像できますね。
現在、川尻達也選手は70㎏の体重で試合を行っています。
10㎏近く体重を落とす為に、
- 食事量を減らし、有酸素運動を多くする
- 減量補助として、サプリの摂取
- 試合直前には塩抜きを行う
このようなことを行っているのです。
食事を減らしたり、有酸素運動を多くすることは、誰でも想像がつくかと思います。
その他に川尻達也選手は、
減量の補助としてサプリも摂取
しています。
体調管理も減量もこれでバッチリ。#HALEO #平成最後のやれんのか pic.twitter.com/ZVj3qcsyXR
— 川尻達也tatsuya kawajiri (@CRUSHER_MMA) December 26, 2018
具体的には、『イグナイト』という減量補助サプリを活用していますね。
また、試合の直前には、
塩抜き
を行っています。
塩分は水分とくっつきます。
格闘家には計量があるため、できるだけ筋肉を落とさず体重を落とす必要性があります。
水分をできるだけ多く抜く必要があるんです。
そこで
水分とくっつきやすい塩分を食事から除くこと
で、効率よく水分を身体から抜いているみたいですよ。
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まとめ
40歳にして、今もなお、
最前線で活躍する総合格闘家の川尻達也選手。
その大きな筋肉で、ベンチプレスは、
120キロを8~9回
を上げることができます。
筋トレとしては、
- 山田式心拍トレーニング
- パワーマックス
- ケトルベル
などを行っていることが特徴的です。
また、計量をクリアする為に必要な減量としては、
- 食事量を減らし、有酸素運動を多くする
- 減量補助として、サプリの摂取
- 試合直前には塩抜きを行う
と言ったことを、行っていました。
今後も、その屈強な肉体を武器に、川尻達也選手は総合格闘技界で活躍してくれることでしょう!