超人気Youtuberのヒカキンさんは、
ペットとして2匹の猫
を飼っています。
ここで気になるのは、
ヒカキンさんが買っている猫は、どんな種類なのか?
というところですね。
ヒカキンさんと同じ猫ともなると、ファンなら飼ってみたい!と興味を持つこともあるでしょう。
ただ調べてみると、ヒカキンさんの飼っている猫は、結構デリケートというか、
扱いに気をつけなければいけない種類の猫
ということがわかりました。
当記事では、ヒカキンさんが飼っている猫について、その種類や価格、寿命についてお話していきます。
ヒカキンの飼っている猫の種類は?
大人気Youtuberのヒカキンさん。
そんなヒカキンさんは、猫を飼っています。
2018年7月に1匹目の猫・まるおを飼うと、同年9月には2匹目のもふこを飼い始めました。
しかも2匹目のもふこ、実は、
まるおの兄妹にあたるメスの猫
で、ヒカキンさんはまるおを飼おうとしていた時から、
2匹一緒に迎え入れた方が寂しくないのでは?
と考えていたそうです。
しかし、
初めての一人暮らしで猫を迎え入れて、まずしっかり1匹育てられるのか?
という心配もあったことから、まずはまるおを飼い、知識がついてきたところで、もふこを飼うことにしたのだとか。
さて、そんなヒカキンさんのペットの猫2匹の種類は、どんな種類なのでしょうか?
兄妹というだけあって、2匹の猫種は同じ。
どちらも、
スコティッシュフォールド
という猫の種類で、Youtubeの人気猫・まるもこと同じ猫種ですね。
あまり聞いたことがない名前かもしれませんが、スコティッシュフォールドとは、一体どんな猫種なのでしょうか?
ヒカキンの猫・スコティッシュフォールドとはどんな猫?
ヒカキンさんが飼っているスコティッシュフォールドとは、どんな猫なのでしょうか?
スコティッシュフォールドは、名前からわかる通り、
折れ曲がった耳
が特徴的な猫です。
性格は、のんびりと穏やかな性格。
とても人懐っこいことから、ペットの猫としては、かなり人気のある猫種なんですよ。
まるで犬みたいな猫で、かなり愛嬌があるんです。
ただ、人気猫種であるスコティッシュフォールドには、1つ問題もあります。
実はスコティッシュフォールドというのは、
奇形種
なんです。
スコティッシュフォールドは奇形種であるため、その耳が折れ曲がっている特徴に最大のリスクがあります。
ずばり、
- 遺伝的に疾患を抱えている確率が高い
- 成長後にも骨や関節の問題を抱えたり、内臓疾患のリスクが高い
という身体の弱さです。
また、
親が両方折れ耳だった場合、関節の異常が起きやすく、奇形や骨格障害の遺伝が残ること
もあって、イギリスでは猫種として認められませんでした。
その後、アメリカでアメリカンショートヘアーなどとの交配を重ねながら品種改良が行われ、1978年なってようやく、CFAで描種と認められるようになったという歴史があります。
そして、スコティッシュフォールドは、その需要に追いついていないほどの人気ぶりなので、
悪質なブリーダーが、あえて折れ耳同士を交配させたリスクのある猫を売りつける
という行為も横行しています。
スコティッシュフォールドを購入する際は、どのような親同士で生まれたのかや、飼育環境を確認することが大切ですよ。
なので、仮にスコティッシュフォールドを飼おうと思ったら、普通の猫よりもデリケートな扱いをしてあげないとダメなんですね。
スコティッシュフォールドの寿命は?
猫の平均寿命は、日本ペットフード協会が発表した2017年の結果だと、
15.81歳
となっていて、約15年です。
では、スコティッシュフォールドの場合はどうでしょうか?
やはり、奇形種を品質改良させた猫であるため、通常の猫より寿命は短く、
10年~13年
という短い寿命になっています。
後述する価格にも影響しますが、哺乳類の動物は人間と同じくメスが長生きなので、オスよりメスの方が長生きしやすいです。
また、あくまで平均寿命なので、丈夫な子だった場合や、飼い主のケアがしっかりできている場合、15年~20年と生きることもあります。
スコティッシュフォールドは寿命が通常の猫より短めなのに加え、
体が弱いため、病気にかかりやすい
というリスクがあるのも、注意点の1つです。
かかる病気によっては、亡くなってしまう場合もあります。
スコティッシュフォールドがかかりやすい病気が、以下の通りです。
- 心筋症
- 腎不全
- 遺伝性骨形成異常症
- 外耳炎
とくに、3番目の
遺伝性骨形成異常症
は、スコティッシュフォールドに現れやすい病気です。
生後2~3年ほどで発症しやすく、骨が変形してしまいます。
軟骨がコブになったり、骨の変形で足に痛みが生じ、最終的に歩けなくなったりする危険がある病気なのです。
治療をするにしても、多くはコブが大きくなるのを防ぐ程度にとどまり、根本的な治療自体は難しいとされています。
また、心筋症や腎不全は、最悪、命を落とすことまである病気です。
しかも、内臓の病気なのでなかなか気づきにくく、発見した時には既に大変なことになっているおそれもあります。
長生きしてもらうには、早期発見のために定期診断を受けるようにしておきたいですね。
これは猫に限った話ではないですが、ペットを飼うというのは、簡単なことではないのです。
スコティッシュフォールドの価格相場はいくら?
スコティッシュフォールドの価格の相場は、いくらぐらいなのでしょうか?
調べてみると、スコティッシュフォールドの相場は、
平均相場が10万円~20万円
と、結構幅があるみたいです。
ただ、ペットショップの場合だと、手数料がプラスされるのでさらに高くなります。
基本的には、ブリーダーから直接購入した方が安くなります。
とは言っても、10万円近い価格になるので、やや高めなことには変わりありません。
さらに、高価格となる条件がいくつかあり、
- 耳が折れている
- 折れ耳の中でも完全な折れ耳
- 猫の若さ
- メスである
- 血統書付
これらの条件をすべて満たしていると、
価格が40万円を超えることもある
かなり高価な猫なんですね。
そのため、スコティッシュフォールドは基本的に、
安くても10万円に近い価格
であることを覚えておきましょう。
価格の知識がないと、あまりにも安いスコティッシュフォールドが売られているのを知った時、
「お得だな」
と思って買ってしまうかもしれません。
相場からあまりにも安いスコティッシュフォールドだった場合、先ほど紹介した悪徳ブリーダーの可能性が非常に高いです。
購入するときは、悪徳ブリーダーに騙されないようにしたいところですね。
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まとめ
日本一のYoutuber・ヒカキンさんが飼っている2匹の猫の種類は、
スコティッシュフォールド
という猫種で、折れた耳が特徴的な猫です。
しかし、折れた耳というのはいわゆる奇形であり、それが身体の弱さ、遺伝的な病気を発症させやすいなど、通常の猫より短い寿命につながっています。
健康に長生きしてもらおうとすると、育てるのが難しくなるのが、スコティッシュフォールドなんですね。
また、価格は安くても10万円、よい条件が揃っていると40万円という高価な猫です。
スコティッシュフォールドを育てようとする場合は、費用はかさみますが、定期診断などを欠かさないようにしてあげてください。