『七つの大罪』団長のメリオダス。
魔神族でありながら、『女神族』側に味方したため、魔神族側からは『裏切り者』と呼ばれていますね。
そして、魔神王直属の精鋭部隊『十戒』のゼルドリスとエスタロッサ。
この二人が、
メリオダスと兄弟
であると言われています!
確かに見た目などはメリオダスと似ていますが、果たして本当のことなのでしょうか?
今回は、エスタロッサとゼルドリス、そしてメリオダスの関係について考察してみたいと思います!
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十戒のエスタロッサについて
エスタロッサ
『十戒』メンバーの一人。
長身で銀髪のイケメン。
魔神の文様は、メリオダスと逆側(左側)の額に見ることができる。
ゼルドリスからは『兄者(あにじゃ)』と呼ばれている。
メリオダスの10年後を予想して書かれた手配書の顔とそっくりである。
エリザベスの夢にエスタロッサそっくりの人物が登場しているが、それがエスタロッサ本人かどうかは不明。
バイゼルでは、裏切り者のメリオダスに対し、
「なつかしいなぁ、もっと声を聞かせてくれ」
と言いつつ痛めつけ悲鳴を上げさせるという、不気味で陰惨な性格が伺える。
かつての『十戒』の統率者であった
メリオダスに憧れていた
ようで、当時を思い出すシーンが描かれている。
泣きながら
「あばよ兄弟」
「俺の愛するメリオダス」
と言いながら、メリオダスにとどめを刺していたことから、歪んだ愛情を抱いていると思われる。
十戒ゼルドリスについて
ゼルドリス
『十戒』メンバーの一人で、リーダーシップを取っている描写が多い。
魔神の文様は、メリオダスと逆側(左側)の額
に見ることができる。
エスタロッサのことを「兄者(あにじゃ)」と呼んでいる。
現在のメリオダスと、容姿が似ていることから血縁関係が囁かれていたが、『七つの大罪』外伝(エジンバラの吸血鬼)で、メリオダスがゼルドリスに独り言で語りかける中で
「兄貴(おれ)を…」
と言っていたことから、兄弟であることが判明した。
身長と体重が、メリオダスと同じ
である。
『エジンバラの吸血鬼』に登場した『吸血鬼一族』の“戦塵のゲルダ”という女吸血鬼と何らかの関係があったと思われる。
七つの大罪メリオダスについて
メリオダス
リオネス王国聖騎士団『七つの大罪』の団長。
魔神族でありながら、3000年前の聖戦では、女神族側の味方をしたため、同胞である魔神族からは『裏切り者』と呼ばれている。
元『十戒』メンバーで統率者だった。
魔神の文様は右の額に見ることができる
しかし、3000年前の『十戒』メンバー時は、
額の中央
に魔神の文様が見られた。
『七つの大罪』外伝(エジンバラの吸血鬼)で、自分がゼルドリスの『兄貴』であると口に出している。
魔神王によって『不シ』の呪いをかけられているとみられ、何度でも蘇ることができる。
その度に、魔神王に感情を食らわれ、『最凶の魔神』に戻ると言われている。
(バイゼルでエスタロッサに敗北し、煉獄から戻ったメリオダスは、以前よりも冷酷になっているように見受けられる)
ここまでエスタロッサ、ゼルドリス、そしてメリオダスについて、ざっと紹介しました。
こうしてみると、この3人は見た目以外にも、いろいろと繋がりがあることが分かりますね!
メリオダスは、ゼルドリスの「兄貴」だと自ら口に出しています。
ゼルドリスはエスタロッサを「兄者」と呼んでいました。
そしてエスタロッサはメリオダスに「兄弟」と言っていましたね。
これらのことから、やはり
3人は兄弟である
ことは間違いないようです!
では、この3人が兄弟だとして、生まれた順番はどうなっているのでしょうか?
まず、ゼルドリスは、メリオダスとエスタロッサの弟であることは、判明していますね。
残ったメリオダスとエスタロッサのどちらかが、上になる訳ですが…。
それについては、はっきり言及されていないようです。
見た目では、エスタロッサが上に見えるのですが、メリオダスの現在の姿が、もし、“仮”であるのなら、どうでしょう?
と言うのも、『十戒』のガランが、メリオダスに
「相変わらずその姿のままか…」
と言うシーンがあったのです。
ガランは、それ以上は何も言っていませんが、このセリフから、メリオダスが何らかの理由で姿が変わり、元に戻っていないと受け取れるのではないでしょうか?
もし、メリオダスにかけられた魔神王の呪いが解けたら、メリオダスも本来の姿に戻る、そんな考え方もできますよね?
このことから、見た目では、どちらが年上かは判断がつけられません。
ネット上では、メリオダスとエスタロッサは双子、またはメリオダスとゼルドリスは双子という説もあるようですが、残念ながら、
3人はそれぞれ誕生日が違っている
ため、その可能性は少ないように思います。
また、エスタロッサの回想シーンで、かつての『十戒』統率者であったメリオダスが登場しています。
ここでは、メリオダスもエスタロッサも見た目は同じくらいの年に見えますね。
ですが、エスタロッサは「メリオダスに憧れていた」と言っていることから、普通に考えれば、
メリオダスの方が強い=年上だった
のではないかと予想できます。
(ちなみに、エスタロッサの上記の回想シーンには『十戒』メンバーとしてのゼルドリスが含まれていません。これは、ゼルドリスが『十戒』メンバーになる前の回想シーンのためではないかと推測します)
よって、
長男:メリオダス
次男:エスタロッサ
三男:ゼルドリス
と筆者は予想しますが、いかがでしょう?
3人が兄弟だとしても、
ゼルドリスはメリオダスに憎しみを抱いている
ようですし、
エスタロッサはメリオダスに憎しみは持っていない
代わりに、
非常に歪んだ愛情を持っているよう
です。
(自身が『慈愛』の戒禁にかからなかったため)
メリオダスが、そんな二人をどう思っているのは分かりません。
ただ、上にも書いた『エジンバラの吸血鬼』では、
「なぁゼルドリス、お前は封印の眠りの中で恨んでいるんだろうな」
「出来損ないの兄貴(おれ)を…」
と寂しそうに呟くメリオダスが描かれていました。
これだけ見ると、メリオダスはゼルドリスに対して、
恨んだり怒ったりはしていない
ように感じます。
そして、この時、もう一人の兄弟であると思われる
エスタロッサについて何一つ触れられていないこと
にも違和感を覚えると共に、非常に興味深く感じました!
これらのことから、普通の兄弟とは言い難い3人です。
それだけに他にも気になるところがたくさんあるのです。
- メリオダスの未来の姿(予想)とエスタロッサが瓜二つであること。
- メリオダスとゼルドリスの身長体重が同じであること。
- 魔神の紋章の位置が、メリオダスは右額に見えるのに対して、エスタロッサとゼルドリスは左額にあること。
メリオダスの魔力『全反撃(フルカウンター)』が魔法攻撃を跳ね返すのに対して、エスタロッサの魔力『全反撃(フルカウンター)』は物理攻撃を跳ね返すという、
同じカウンター系の魔力
であること。
ゼルドリスの魔力に関しては、まだ明かされていませんが、カウンター系の魔力であることは、大いに考えられるのではないでしょうか?
そして、エスタロッサ、ゼルドリス、メリオダスの3人が兄弟なら
両親
は誰なのか?
メリオダスは、『魔神王の息子』と言われているので、エスタロッサとゼルドリスも
魔神王の息子
なのでしょうか?
単なる3兄弟としてだけではなく、もっと大きな秘密もあるかもしれませんね!
今後も、この3人の関係や過去が明かされる日を楽しみに待ちたいと思います。
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まとめ
『十戒』のエスタロッサとゼルドリス、そしてメリオダスの関係は、兄弟であるようです。
ここでは、メリオダスが長男、エスタロッサが次男、ゼルドリスが三男ではないかと推測してみました!
とはいえ、この3人の関係は、なかなか複雑であることは間違いありません。
普通の兄弟以上に、彼らならではの大きな秘密があってもおかしくありませんね。
『七つの大罪』本編のストーリー展開も気になりますが、今後、3人の出自や関係などが明かされることを楽しみにしたいと思います!