転職回数の数え方をチェック!パートや派遣は職務経歴書に含める?

これまでに何回転職をしましたか?

1回も転職をしたことがない人も、もちろんいるでしょう。

ただ、何回も転職をしたことのある人の中には、転職回数をすぐには答えられない人もいるかもしれません。

パートや派遣社員など、非正規雇用の場合、転職回数にカウントするのでしょうか。

転職回数の数え方

を確認しておきましょう。

また、

パートや派遣社員などの経歴

は、職務経歴書に含めたほうがよいのでしょうか。

迷ってしまう人もいると思います。

この記事では、職務経歴書の一般的な書き方をチェックしていきます。

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転職回数の数え方

転職しようとして求人に応募したとき、面接などで転職回数を聞かれることがあるかもしれません。

すぐに正しく答えられるように、転職回数の数え方を理解しておきましょう。

転職回数の数え方の基本

職務経歴が正社員や契約社員だけの場合、転職回数は、

『在籍した会社数から1をひいた数』

となります。

たとえば、あなたがこれまでに在籍した会社の数が2つであれば、転職回数は

2−1 = 1回

となります。

まず初めにA社に入り、その後A社を辞めてB社に入り、現在にいたるという場合ですね。

だから、転職回数は、A社からB社への転職の1回だけです。

在籍した会社の数が2つだからといって、

転職回数は2回となるわけではありません。

在籍した会社の数が5つであれば、転職回数は5−1=4回

となります。

当たり前ですね。

でも急に聞かれると、勘違いして、まちがった答えをしてしまうかもしれません。

『在籍した会社数から1をひく』

という数え方を覚えておきましょう。

パートや派遣社員などの数え方

正社員・契約社員以外の転職回数は、どう考えればよいのでしょうか?

たとえば、パートや派遣社員などです。

パートについては、原則として転職回数にはカウントしません。

たとえば、

正社員 → パート → 正社員

というような経歴をたどった場合はどうなるでしょうか?

パートは除いて正社員の職歴だけをカウントしますので、

正社員 → 正社員

と同じことになります。

したがって、転職回数は2回ではなく1回です。

なお、アルバイトについてもパート同様カウントしません。

契約社員については、転職回数にカウントします。

派遣社員については、

派遣元の会社を移った場合はカウントします。

しかし、

派遣先の会社については、移ってもカウントしません。

派遣社員を続けていると、次から次へと新しい派遣先へと派遣されることになるでしょう。

でも、これまでに派遣された先の会社がいくつあったとしても、派遣元の会社が同じであれば、転職回数は0回です。

ただし、派遣元の派遣会社を辞めて、別の派遣会社に入社した場合は、1回転職したことになります。

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パート・派遣は職務経歴書に含めるか?

パートの扱い

パートや派遣社員の場合の転職回数の数え方についてはわかりました。

しかし、職務経歴書にはどのように書けばよいのでしょうか。

まず、

パートについては、普通は職務経歴には含まれません。

そのため基本的には職務経歴書に書く必要はありません。

正社員など、職務経歴に含まれるものがあれば、それを書けばよいのです。

しかし、

パートをしていた期間が長く、それを除くと職務経歴に不自然な長いブランクができてしまう場合

もあるでしょう。

採用担当者は、

『この途中の期間は、この人は何をしていたのだろう』

と疑問に思ってしまうかもしれません。

したがって、その場合は『パートの職務内容を書く』ようにしましょう。

学校を卒業したあと、パートでしか働いたことのない場合も同様ですね。

また、

パートで経験した仕事の内容が、応募する仕事に生かせる

ようなものであれば、積極的に書いてアピールしましょう。

たとえば、事務のパートの経験がある人が、事務職の正社員に応募するような場合です。

パートでパソコンの操作に慣れている、特定の分野の専門知識があるなど、アピールできる材料があれば、書いたほうが有利になります。

『パートだから書いてはいけない』というわけではない

のです。

応募する仕事に生かせないような内容のパートや、すぐに辞めてしまったパートなどについては、無理に書く必要はありません。

また、

パートに応募して職務経歴書を提出する場合

は、過去のパート経歴を書くとよいでしょう。

要は、アピール材料になるかどうかです。

あるいは、採用担当者に説明しておくべきことかどうかなどを考えて、判断すればよいということです。

判断に迷う場合もあるかもしれません。

そのときは、職務経歴書の『職務経歴』の末尾に

『備考』

として、パートの経歴も書いておくなどしてもよいでしょう。

なお、職務経歴書にパートの経歴を書く場合は、個別の職務経歴の後ろに

『(パートタイム)』

と書くなどして、パートであることをはっきりと示すようにしましょう。

職務経歴書におけるアルバイトの扱いも、パートと同様です。

派遣社員の扱い

では、派遣社員の経歴については、職務経歴書に含めるのでしょうか?

結論からいうと、

含める

ことになります。

派遣元と派遣先の両方の会社を示し、派遣社員としての就業であることがわかるようにしたうえで、派遣先ごとに職務内容を説明します。

それぞれの派遣先で、どのような仕事をしてきたのか

を書くのです。

アピール材料になるようなことがあれば、詳しく説明するとよいでしょう。

派遣先が多い場合、

詳しく書いていると、長くなりすぎてしまう

かもしれません。

そのときは、

  • アピールしたい仕事
  • 最近の仕事
  • 長く働いた仕事

などを詳しく書いて、その他の仕事は簡潔に済ませるようにして、分量を抑えましょう。

派遣先が多いと、

転職回数が多くて不利になる

という悩みをもつ人もいるかもしれません。

しかし、派遣先が変わっても、転職回数にはカウントされません。

転職回数が多いのをごまかすことを目的に、派遣先を少なく書いたりする必要はないのです。

しかし、派遣先の会社が10社近くになるような場合、すべてを書くと、各会社について、それぞれ2~3行程度で羅列するだけになってしまうかもしれません。

それでは魅力的な職務経歴書にはならないでしょう。

ただ短期間の仕事を転々としてきただけの、

薄っぺらいキャリア

という悪い印象を与えてしまうおそれもあるのです。

それを避けるには、職務経歴書の構成を、年代順ではなく、

職務内容別にまとめる

方法もあります。

この形であれば、必ずしもすべての派遣先を列記する必要はありません。

たとえば、庶務とか受注業務などの職務内容ごとに分けて、どのような仕事をしてきたか、どのような能力が身についたかなどを書けばよいのです。

そのほうがよいアピールになり、わかりやすい内容にもなることがありますよ。

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まとめ

転職回数の数え方は、基本的には、

『在籍した会社数から1をひく』

となります。

パートは転職回数には含めません。

派遣社員は、派遣元が変われば転職回数に含めてよいでしょう。

派遣先が変わっただけであれば、転職回数には含めません。

パートの経歴は、職務経歴書には含めないのが基本です。

しかし、次のような場合は

パートを含めてもかまいません。

  • パートをしていた期間が長い場合
  • パートでしか働いた経験がない場合
  • パートの経験がアピール材料になる場合
  • パートの仕事に応募する場合

派遣社員の経歴は、職務経歴書に含めます。

これまでに派遣された会社が多く、分量が多くなってしまう場合は、書き方を工夫しましょう。

アピールしたい職務経歴に重点を置いて書いたり、職務内容ごとにまとめて書いたりするとよいですね。

ただ転職回数や、職務経歴書に含める内容について、それほど神経質になる必要はありません。

それよりも勘違いで的外れなことをしてしまわないように、また、自分の経歴をうまくアピールできるように、一般的な考え方を知っておくとよいでしょう。

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