2022年、カタールで開催が予定されているサッカー・ワールドカップ。
一部では、
「カタールで開催して、暑さの問題など大丈夫なのか?」
という声もあり、不穏な空気が漂いつつありますが、すでに開催は決定しています。
よほどのことが無い限り、カタールワールドカップ2022が中止になることは無いでしょう。
さて、そんなカタールワールドカップ2022ですが、日本代表はどんなメンバーが選出されるのでしょうか?
本記事では、カタールワールドカップ2022の日本代表メンバー及び、スタメン予想を、筆者独自の見解でまとめていきます。
ワールドカップ2022日本代表メンバー予想
ロシアワールドカップ終了から1年。
サッカー日本代表も、徐々に世代交代の流れが押し寄せていますよね。
コパ・アメリカ2019では、若手中心の布陣で日本代表が戦いに挑んでいます。
ウルグアイとの対戦でも、2-2で引き分けていますし、今後は若手が台頭してくることもあるかもしれませんね。
そこで、3年後のカタールワールドカップ2022に、どんなメンバーが選考されるのか、GKから順に、メンバーの予想をしていきましょう。
GK
- シュミット・ダニエル
- 中村航輔
がGK日本代表メンバー筆頭というべきでしょうか。
ベテラン勢(川島永嗣・権田修一)は、今も健在!
ここに加えて、
- コパ・アメリカ2019・ウルグアイ戦で好セーブを連発した川島永嗣
- 日本代表でも評価が高い権田修一
この二人も候補になりそうです。
ただ、二人ともピークを超えている感も否めません。
年齢的に外される可能性も…
とくに川島選手は、現在36歳なので、カタールワールドカップ2022開催の頃には39歳。
さすがに、現役引退していてもおかしくない年齢です。
今の実力を、そのまま維持できるかどうかは難しいですよね。
一方、権田選手もカタールワールドカップ2022を迎える頃には33歳を迎え、年齢的にはギリギリ…
やはり、将来のことも考え、若い世代にバトンを託す形になる可能性は高そう。
そこで、3年後のことを考え、東京五輪世代(もしくはそれよりも若い世代)に注目したいです。
若手有望株なら、大迫敬介・オビ・パウエル・オビンナが有力!
実際に、A代表としてのキャリアはそれほど多くはありませんが、ユース年代などで実績を残し、高く評価されている
- 大迫敬介(サンフレッチェ広島)
- オビ・パウエル・オビンナ(流通経済大、JFAアカデミー)
の二人が有望…
とくに大迫選手に関しては、ユース年代の頃から活躍していた選手です。
現在は、J1サンフレッチェ広島で、2019年の正GKの座を掴んでいます。
このきっかけは、正GKを務めていた林卓人選手の怪我でしたが、ビッグセーブも連発し、城福浩監督の信頼を勝ち得たのです。
何よりも、GKに求める基本的な守備力の高さは、J1随一といっても良いほど優れています。
反射神経の良さで、度重なるピンチを凌ぎ切っています。
もちろん、大迫選手だけの功績とは言いませんが、守備の要がこれだけ結果を出してくれたら、チームメイトも安心してゴールを任せて戦えますよね。
大迫選手は、現在19歳。
カタールワールドカップの頃には、22歳とまさに油の乗り切った年代になります。
彼が日本代表の正GKの座を掴んでもおかしくありませんよね。
トゥーロン国際大会準優勝の立役者オビ・パウエル・オビンナ
一方、オビ・パウエル・オビンナ選手は、準優勝を果たしたトゥーロン国際大会で、日本のゴールマウスを守り続けています。
最終的に決勝でブラジルに敗れたものの、
- イングランド
- チリ
- ポルトガル
- メキシコ
- ブラジル
という強豪国と対戦し、複数失点を許したのは、準決勝のメキシコ戦のみ…
たとえ、オリンピック世代以下の代表が相手だったとはいえ、これだけの結果が出せれば、A代表としての活躍も十分期待できますよね。
大迫選手もオビ選手もまだまだ、A代表でのキャリアは少ないです。
しかし、3年後を考えると、正GKを務める可能性あるでしょう。
以上が、カタールワールドカップ2022で日本代表GKに選ばれる可能性のある6選手。
おそらく、この中の3人が選ばれ、
シュミット・ダニエル選手、中村航輔選手と残りの中から1人
といった感じになるでしょう。
いずれにしても今後の結果次第です。
果たして、誰が日本代表のゴールを護るのか、非常に楽しみですね。
DF
カタールワールドカップ2022日本代表に選出されるのは、控えも含め8名。
内訳は、CB4名、SB4名といったところでしょう。
では、先にCBから予想していきます。
CB
CBで確定と見て良いのは、
昌子源選手(トゥールーズFC)のみ。
続いて、有力なのが
- 冨安健洋(シント・トロイデン)
- 植田直通(サークル・ブルッヘ)
- 板倉滉(FCフローニンゲン)
の3人。
おそらく、この中で、残る1枠(レギュラー)+控え1枠の席を争うでしょう。
あくまで予想ですが、CB及びボランチなど、マルチに動ける板倉選手と、近年実績を挙げ、信頼を勝ち取りはじめている富安選手が一歩リードでしょうか。
ただ、昌子源選手との組み合わせにもよります。
今後の動向次第といえますね。
とはいえ、油断していると、板倉選手と同じ東京五輪世代が、日本代表の座をかっさらう可能性も…
CBの若手有望株
ちなみに、今現在有力視されているのが、
- 杉岡大暉(湘南ベルマーレ)
- 原輝綺(サガン鳥栖)
- 岩田智輝(大分トリニータ)
- 立田悠悟(清水エスパルス)
- 菅原由勢(AZアルクマール)
の5選手。
とくに、湘南ベルマーレで、曺貴裁(チョウ・キジェ)監督の指導の元、無尽蔵のスタミナ・スピードを手に入れた杉岡大暉選手が有力。
さらに挙げると、清水エスパルスの立田悠悟選手は、CBだけでなくRSBも出来るので、バックアッパーに起用される可能性も…
もちろん、今後の成長次第ですが、今後次第では、同世代の板倉選手や、今まで実績のある植田選手・富安選手が日本代表落ちするかもしれませんよ。
とくに東京五輪世代は、板倉選手を筆頭に、良いDFが比較的多いので、3年後には誰が選ばれるのか楽しみですね。
SB
SBに関しては、やはり
左に長友佑都選手、右に酒井宏樹選手
で、ほぼ決まるのではないでしょうか?
というより、SBはこれといった選手が少ないです。
『ベテラン勢の二人に頑張ってもらう他に選択肢がない』
というのが正直なところです。
そんな中でも、室屋成選手(FC東京)が挙げられます。
ここ数年で急成長を見せている有力選手で、長友選手以外の貴重な左サイドバックの主力として大注目しています。
その他の有力選手
その他には
- 安西幸輝(鹿島)
- 橋岡大樹(浦和レッズ)
- 中山雄太(PECズヴォレ)
がSBに加え、他のポジションもこなせるユーティリティプレーヤーとして有力。
SBは長友佑都・酒井宏樹が基軸
なかなか人材が少ないのは悩みの種ですが、この中から
長友選手・酒井宏樹選手に加え、2名が選ばれるでしょう。
まぁ個人的には、ヴィッセル神戸の藤谷壮選手に期待したいのですが、怪我もあり他の選手と比較して、成長の伸び率が悪く難しいですね。
若手も多数いるとはいえ、代表クラスが少ないだけに、ベテラン勢がどこまで日本代表の守備陣を牽引するかに注目したいところです。
3バック採用の場合は、別の選手の起用もあり!
以上が、DF陣の代表メンバー予想です。
現在の日本代表監督である森保一監督の得意戦術は3バックであるため、サイドバックが出来るCBが起用される可能性も十分あります。
そのように考えると、
- 橋岡大樹
- 立田悠悟
- 中山雄太
などが起用される可能性が高く、いろんな意味で楽しみですね。
MF
MFは、最大でも8名と考えるべきでしょう。
有力選手は多数存在し、激戦区といっていいかもしれません。
- 柴崎岳(ヘタフェCF)
- 中島翔哉(アル・ドゥハイルSC)
- 久保建英(レアルマドリード・カスティージャ)
- 三好康児(横浜Fマリノス)
- 伊藤達哉(ハンブルガーSV)
- 堂安律(FCフローニンゲン)
- 原口元気(ハノーファー96)
- 中井卓大(レアル・マドリード・カデーテA)
- 遠藤航(シント=トロイデンVV)
- 大島僚太(川崎フロンターレ)
が、有力視されています。
ただ他にも、香川真司選手をはじめとするベテラン勢や、
- 郷家友太(ヴィッセル神戸)
- 岩崎悠人(コンサドーレ札幌)
なども、虎視眈々と日本代表の座を狙っています。
それだけに、誰が日本代表メンバーに選ばれるのか予想不可能といったところが本音。
ただ、中でも日本代表の攻守の要である柴崎岳選手。
決定的なラストパスを供給でき、ドリブルテクニックも上手い久保建英選手は、ほぼ確定でしょう。
一方、まだ15歳で、レアルマドリード・カスティージャよりも下部のチームに所属する中井卓大選手が、3年後の18歳の時点で日本代表入りできるか…
他のメンバーのうち、誰が日本代表入りするのかという話も含め、何かと3年後が楽しみですね。
FW
FWも、これまでの傾向を見ていくと、3名が既定路線。
まず、日本代表の得点源である大迫勇也選手(ヴェルダー・ブレーメン)は、間違いなく選出されるはず…
残り2枠を、
- 南野拓実(レッドブル・ザルツブルク)
- 久保裕也(KAAヘント)
- 前田大然(松本山雅)
- 武藤嘉紀(ニューカッスル・ユナイテッドFC)
- オナイウ阿道(大分トリニータ)
- 鈴木武蔵(コンサドーレ札幌)
- 永井謙佑(FC東京)
などが争う形になりそう…
前田大然・オナイウ阿道に期待!
ただ、バルセロナBへの移籍が噂される前田大然選手のスピードは、世界を震撼させるに十分の速さがあります。
日本代表の武器としても、魅力的!
また、2019シーズンの大分の得点源として活躍する、オナイウ阿道選手にも期待したいです。
そのことも考慮して、
- 大迫勇也選手
- 前田大然選手
- オナイウ阿道選手
の3人が選出されると予想します。
以上が、カタールワールドカップ2022の日本代表メンバー予想です。
あくまで、予想でしかありません。
3年後に、どのように選手たちが成長するかによって変わりますので、なんとも言えません。
ただ、今のうちから予想するのも楽しみ方の一つではあるので、参考にしてみてもらえば幸いです。
カタールワールドカップ2022の日本代表のスタメンは?
ここまでは、あくまで代表候補や選出メンバーを予想しました。
では、ここからさらに的を絞って、スタメン予想をしていきましょう。
基本戦術(4-2-3-1)通りの場合
これまでの日本代表の基本戦術(フォーメーション)は、
『4-2-3-1』
が起用されていました。
これからも基本戦術として使われる話もあるので、おそらくは、このフォーメーションに沿って、スタメン選手の起用がなされるでしょう。
このことを踏まえると、以下の11名がスタメンとして予想されます。
スタメンGK
シュミット・ダニエル
スタメンDF
長友佑都
昌子源
冨安健洋
室屋成
スタメンMF
柴崎岳
遠藤航
中島翔哉
久保建英
堂安律
スタメンFW
大迫勇也
以上11名が、カタールワールドカップ2022の日本代表スタメンに起用されると予想します。
まぁ、無難なところだとは思います。
有力選手は数多くいるとしても、現段階では、これが手堅いでしょうね。
果たして、この予想通りに起用されるのか。
または、別の選手が、スタメンの座を奪っていくのか、3年後に注目しましょう。
オプション(3-4-2-1)の場合
日本代表では、多くの試合で4バックが起用されています。
ただ、森保監督の最も得意な戦術は3バックを起用した
『3-4-2-1』
です。
では、この『3-4-2-1』システムでのスタメン11名を予想していきましょう。
主に起用されるスタメン選手は以下の11名
GK
シュミット・ダニエル
DF
昌子源
冨安健洋
杉岡大暉
MF
柴崎岳
遠藤航
伊藤達哉
原口元気
堂安律
久保建英
FW
大迫勇也
以上11名を予想とします。
『3-4-2-1』(3バック)は運動量豊富な選手が必須!
3バックとなると、やはり攻守の切り替えがより強く求められます。
そこで実績だけでなく、スタミナもある杉岡大暉選手を起用する可能性が高いです。
また、サイドを活性化する意味でも、伊藤達也選手に期待を込めて予想してみました。
カタールワールドカップ2022は手堅い選手起用の可能性大!
やはり、多少システムの違いによってスタメンも変わりますが、基本路線は変わっていません。
それだけに、若い世代の選手が、この予想をいい意味で裏切り、スタメンの座を勝ち取って欲しいですね。
若い世代が日本代表に選ばれる可能性は?
ある程度は、手堅い選手が選考されると予想するカタールワールドカップ2022の日本代表選手。
ですが、若手が日本代表に呼ばれる可能性も十分あります。
例えば、久保建英選手が、その最も代表的な選手と言えます。
すでに日本代表にも呼ばれ、コパ・アメリカにも出場しているわけですし、将来的なビジョンとして、久保選手中心の日本代表になる可能性は大!
久保健英中心の手堅い選手起用だが、若手にも十分チャンスあり!
また、東京五輪世代以下の若手選手として活躍が期待されている
- 大迫敬介
- 板倉滉
など、多くの選手が、これまでの日本代表にかわって、カタールワールドカップ2022の中心となる可能性も少なくはないでしょう。
それだけに、ベテラン勢は、しっかり日本代表の座を守り、日本国内での熾烈な争いの末に選手が選ばれていくことを願っています。
そして、2022年のカタールワールドカップで、ベスト16以上の結果を期待したいものですね。
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まとめ
今回は、カタールワールドカップ2022の日本代表に選ばれるメンバー23名を予想し、その上で、さらにスタメン11名を絞ってみました。
あくまで、筆者の予想に過ぎませんが、現段階では、これがベストの予想です。
手堅い日本代表選考となる予感がします。
決して東京五輪以下の若い世代が手薄というわけではありません。
むしろ、黄金世代と言っても過言でないほど、粒が揃っています。
それだけに、より熾烈な日本代表争いが繰り広げられ、メンバーがレベルアップしていく中で、最高の23名(スタメン11名)が選ばれてほしい…
その上で、カタールワールドカップ2022で、日本には最高の結果を出してほしいですね!