5歳の頃からオーストラリアで育ち、後に歌姫として世界に名を轟かせた、歌手・オリビア・ニュートン・ジョンさん。
『そよ風の誘惑(Have You Never Been Mellow』は彼女の代表曲で、数々のアーティストもカヴァーした名曲ですよね。
そんな歌姫、オリビア・ニュートン・ジョンさんが、創価学会に入信したと報道されているのです。
しかも、その理由が、病気のためというのですからビックリ!
果たしてこの報道は事実なのでしょうか?
筆者も彼女の歌声に魅了された一人であるだけに、真相が非常に気になったので、真相を調査し、まとめてみました。
オリビア・ニュートン・ジョンが創価学会に入信?
女優:石原さとみさん、井上真央さん、タレント:久本雅美さんなど…。
多数の有名芸能人たちも入信していると言われている、日本の宗教法人・創価学会。
政治政党である公明党の支持母体としても有名な宗教法人ですよね。
正直なところ、筆者のように、神も仏も信じていない無神論者にとっては、巷に溢れるカルト教の一つ…。
失礼ながら、そう考えてしまうのですが、仏教同様、その道で唱えるモノを信じる者にとっては、崇拝されるべき宗教法人と言えるでしょう。
有名芸能人だけでなく、多くの人たちが創価学会に入信しているらしく、いろんな意味で、影響力を持っていることだけは事実。
オリビア・ニュートン・ジョンが創価学会に入信した報道の事実
さて、そんな創価学会に、歌手・オリビア・ニュートン・ジョンさんが入信した報道が舞い込みました。
歌手:オリビア・ニュートン・ジョンとは?
筆者自身、彼女の歌は大好きで、とくに
『そよ風の誘惑(Have You Never Been Mellow)』
には、どれだけ心を救われたことやら…。
まぁ、最近は、あまりテレビなどで彼女の歌声を聴く機会が少なくなっているので、若い人には馴染みはないかもしれません。
ただ、少なくとも、かつて、
- アサヒ飲料『十六茶』のCMソング
- ドラマ『花嫁衣裳は誰が着る』(歌手・椎名恵さんの日本語カヴァー)のドラマ主題歌
として使用されたこともあります。
現在でも、女優・伊藤蘭さんがレコーディングしている風景の映像も配信されています。
オリビア・ニュートン・ジョンと創価学会の関係に違和感も…
さて、先程もお話したように、そんな世界的に有名な歌手・オリビア・ニュートン・ジョンさんが、創価学会に入信とは本当に驚きです。
別に、創価学会がいかがわしいカルト教と言うつもりは毛頭ありません。
ただ、オリビア・ニュートン・ジョンさんはオーストラリア人です。
まぁ生まれはイングランドなので、百歩譲ってイギリスの宗教法人に入信しているのなら、話も分かります。
ただ、なぜ母国・オーストラリアの宗教法人ではなく、日本の宗教法人・創価学会に入信しているのか?
いくら、有名芸能人が入信している宗教法人とはいえ、少し不可解…。
オリビアが創価学会に入信した理由
オリビアさん(オリビア・ニュートン・ジョン)さんが、創価学会に入信したことは、ほぼ事実で、間違いなさそうです。
ただ、先程からお話しているように、少なくとも筆者の中で、彼女と創価学会が結び付かず、入信した理由がわからないのです。
そこで、改めてその理由を探ってみると、意外な事実が判明しました。
主に彼女が創価学会に入信した理由として挙げられているのはこの3点…。
入信の理由1 創価学会は海外にも広く普及
実は、この創価学会という宗教法人は、日本国内だけで活動しているわけではなく、世界192カ国で活動している宗教法人なのです。
活動していない国は、北朝鮮・中国、イスラム教圏の国のみらしく、大半の国で普及され、
- 元サッカーイタリア代表のロベルト・バッジョ選手
- ジャズミュージシャンのハービー・ハンコック
- 歌手:ティナ・ターナー
など、多くの有名人・著名人が、この海外で広がっている『創価学会インタナショナル(SGI)』に入信しているというのです。
それだけ、海外で馴染み深い宗教法人なら、オリビア・ニュートン・ジョンさんが入信していたとしても不思議ではありません。
入信の理由2 創価学会の掲げる『現世利益』
創価学会という宗教法人は、『現世利益』という教えに即して普及している宗教団体です。
現世利益の考えとは?
この、『現世利益』という教えは、
現世で信仰する代わりに、現世で利益をもたらす
という教え何だそうです。
彼女は、ある理由のために、現世で利益を得たいと考えています。
それは、なにも贅沢な暮らしをしたいわけでも、なにか新たな名声を得たいことでもありません。
一日でも長生きしたいと願うオリビア・ニュートン・ジョン
ただ
一日でも長く生きたい
と考えているのです。
事実、彼女は病気に侵され、現在も苦しんでいるそうです。
そのために、生きることに執着している彼女は、信仰する代わりに、利益を得たいと考えた…。
その結果、創価学会に入信したのではないかと言われているのです。
入信の理由3 創価学会が掲げる平和主義やエコ
オリビア・ニュートン・ジョンさんは、生きることだけでなく、平和でエコな環境にもこだわりを持った女性です。
とにかく身勝手で醜い争いごとを嫌うタイプ…。
そのことを表すエピソードとして、こんな話があります。
オリビア・ニュートン・ジョンが平和主義者出ることを物語るエピソード
実は、彼女、イルカが囲い込まれて殴られて、海が真っ赤になる映像を見てショックを受け、日本でのコンサートを中止したことがあるんです。
どうも、その囲い込みを行ったのが、日本の漁師たちだったらしく、一気に日本が大嫌いになったのか、日本そのものを敬遠し始めたみたい…。
しかし、日本のファンが、
- イルカ漁の伝統
- イルカがもたらしている日本の漁場への被害の実態
これらを丁寧に教えてくれたために、彼女も納得し、再び日本でのコンサートが決行されたんだとか…。
確かに、いろんな事情があることは、彼女も最初から理解はしていたことと思います。
しかし、それ以上に、人間のただの欲求で、イルカの命を奪うことは許せないと考えていたのでしょう。
オリビア・ニュートン・ジョンは、命の尊さを誰よりも知る平和主義者
あくまで、環境を整えるための一環として、必要に迫られてイルカの命を奪っていると、なんとか納得してもらえた…。
だからこそ、日本でのコンサートも実現されたのでしょう。
そのことからも分かる通り、とにかく彼女は平和主義者で命の尊さを、ちゃんと理解できている女性なのです。
そして、創価学会はその考えを普及している宗教法人であったために、『自分と考えが適している』という理由で入信したのではないかと言われています。
以上が、オリビア・ニュートン・ジョンさんが、創価学会に入信されたと言われる主な3つの理由です。
創価学会への入信理由とオリビア・ニュートン・ジョンの関係性
もちろん、彼女が告白したわけでもないので、核心は持てません。
しかし、これらの理由を知れば、なんとなく二つが結びつくような気がしてきますよね。
オーストラリア人のオリビア・ニュートン・ジョンさんには全く無縁の宗教法人と思われた創価学会…。
しかし実は、その両者が深いところで繋がっていたわけです。
改めて、宗教というものに、日本も海外も違いはなく、合い通じるものがあると感じた次第です。
オリビア・ニュートン・ジョンの病気とは?
さて、先程も、お話したように、オリビア・ニュートン・ジョンさんは、現世利益を得るため創価学会に入信したと言われています。
もちろんそれは、何度も言うように理由の一つと言われているに過ぎません。
ただ、その背景にはある病気が関わっていることも事実のようです。
では、その病気とは一体何なのか?
オリビア・ニュートン・ジョンを苦しめる病気は乳がん
実は彼女、1992年、43歳の頃、乳がんにかかった事があります。
ことのきっかけは、多くの乳がん患者のよくある話で、自己診断により、しこりを見つけたことにありました。
このしこりに、なにか違和感を覚えた彼女は、すぐさま病院で検査。
乳がんと判明すると、一部乳房の切除、及び再建手術を受けたそうです。
女性にとっては、髪と同じくらいに胸は大事としている箇所で、それを切除することがどれだけ苦しいことなのか…。
男には全く想像もつかない話ですよね。
乳がんを克服したオリビア・ニュートン・ジョンの活動
しかし、何よりも命を優先させた彼女は、手術やその後の治療を受け続け、苦しみながらがんを克服したそうです。
そして、
一人でも多くの女性が、乳がんで苦しまなくて済むように…。
と、メルボルンで一つの支援・コミュニティのための団体を設立し、がん早期発見の啓発に力を注いできたそうです。
25年の時を経て乳がん再発・転移…
ところが、25年という時を経て、乳がんに苦しむ女性たちの支援をしてきたはずのオリビア・ニュートン・ジョンさんに、またしてもがんが再発…。
それは、2018年5月初旬のことだったそうです。
北米で彼女がコンサートの真っ只中、坐骨神経痛に悩まされていて、ベッドに寝たきりで起き上がることもできない状態に陥り、コンサートが中止に…。
そのことを無念そうに、自身のFacebookで語り謝罪した後日、今度は、乳がんが再発し、なんと仙骨に転移しているというのです。
乳がんが転移した部位・仙骨とは?
仙骨とは、脊椎の下部に位置する大きな三角形の骨のことです。
上部に腰椎、下部に尾骨とつながっています。
しかも、自律神経とつながっている部分でもあり、寝たきりになるほど腰に痛みが発したのも、がんの転移が原因なのかもしれません。
逆境にも負けず治療を決意したオリビア・ニュートン・ジョン
オリビア・ニュートン・ジョンさんにとっても本当に無念だったことでしょう。
ファンに謝罪しながらも、懸命にコンサートの再開を夢見て腰痛と戦っていたのに、診察したら、乳がん再発で転移しているなんて…。
それでも、2018年の終わり頃までには、また元気な姿で戻ってくると決意を語ってくれたオリビアさん。
現在は、医師と相談しながら、陽子線治療とナチュラル・ウェルネスセラピーを受けながら治療にあたっているそうです。
オリビア・ニュートン・ジョンさんは、現在69歳。
そんな彼女に、まだムチを打つのか…。
神を否定したくなるようなオリビアに与えた運命のいたずら…
それこそ神様がいたとするなら、こんなイタズラはありえませんよね。
筆者が神を信じない理由の大きな理由が、真面目に頑張ってきた人や、平和を愛し活動してきた人ほど、こういう理不尽な目にあうからです。
なぜ努力し、がんも一時期克服し、多くの人のために活動している彼女に、またがん再発してしまうのか…。
そのようなひねくれた考えをどうしても持ってしまうんです。
悪は栄えるが事実で、どれだけ努力しても報われないんだ!
そんな気持がどこかにあるからこそ、筆者は神を信じず、最後に信じられるのは自分であると考えているわけです。
まぁ筆者の考えはどうでも良いのですが、それにしても、なんて運命のいたずらなのか…。
本当にやるせない気持ちでいっぱいです。
正直、どんなに健康に気をつけていても、発症してしまうときには、どういうわけか、がんが発症してしまいます。
その確率は、ケースバイケースでなんとも言えず、まさに運命のいたずらとしか言いようがないのです。
もちろん、昔と違い、不治の病ではなくなりつつありますが、それでも治すのが困難な病気であることに違いはありません。
しかも、目安として5年間、再発せず生存できれば治療が完治されたと、みなされているがんが、25年の時を経て再発したわけです。
オリビア・ニュートン・ジョンが宗教にすがろうとしたのは当然…
ただですら命の尊さを知り、生きることに執着しているオリビア・ニュートン・ジョンさんですから、宗教という存在に頼りたくなってしまう…。
そこで、彼女は創価学会に入信したわけです。
乳がんという、運命の歯車を狂わす事象が起きなければ、彼女が創価学会に入ることはなかったでしょう。
また、創価学会に入信したからと言って、乳がんが克服できるとは限らず、なんとも苦しい状況であることに変わりありません。
ただ、筆者個人の意見を言わせていただくなら、創価学会というすがる想いで入信したことで、彼女が少しでも救われて欲しい!
そして、ゆっくりでいいから、まずは治療に専念し、いつの日か、また元気な姿をファンの前に見せて欲しい!
そのように願うばかりです。
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まとめ
世界中に多くのファンを抱える偉大な歌姫『オリビア・ニュートン・ジョン』さんが、
創価学会に入信した
という驚きのニュースが流れました。
そのことでもビックリなのですが、何よりも彼女を創価学会入信に突き動かした大きな理由は、
乳がんを再発し仙骨へ転移した
という事実…。
最も苦しんでいるのは、彼女本人です。
しかし、この事実が多くのファンにショックを与えたことは事実と言えるでしょう。
ただ、そんな過酷な状況下でも、再びファンの前でコンサートを開く夢を見て、彼女はがんと戦っています。
まずは、ゆっくり治療に専念し、そしていつの日かファンの前に元気な姿を見せてほしいと、ただ願うばかりです。