失恋の痛み期間はいつまで?脳へのダメージを回復させる方法を紹介

好きな相手に告白して、一緒にいられない事実を突きつけられる

大好きだった彼(彼女)に別れを告げられてしまう

誰にとっても失恋は、

とても辛い

ものですよね。

そんな状況を表す言葉に

『失恋の痛み』

というものがあります。

なんと、この言葉は、ただの比喩表現ではなく、

人は確かに失恋によって『痛み』を感じている

そうです。

失恋により、人はどこに痛みを感じ、その症状は、いつどのようにして回復するのか。

そこで今回は、相手から振られたときに起こる『失恋の痛み』の症状や期間などの真相に迫っていきます!

失恋の大ダメージを回復させたい!その期間と方法!

失恋の辛さはアレの禁断症状と同じ!?

『失恋』『心の病』に該当します。

「失恋相手のことを見たり想ったりすると辛い」

というのが、『失恋』で受ける症状の大半といえますね。

これは単に気持ちの問題ではなく、脳が『失恋』によって、多大な影響を受けている証拠なのです。

どのような影響を受けているのかというと、なんと

『クスリの中毒者の禁断症状』

と同じくらいのレベルと言われています。

恋の相手への依存性などから、時に中毒と揶揄されることも多い恋愛中の脳内変化。

たかが『失恋』といえど、脳はそれほどまでに大きな影響を受けてしまうものなのです。

失恋の治療薬は3ヶ月という『時間』

先述したように『失恋』には禁断症状があるのですが、

『失恋』の回復方法もクスリと同じなのです。

『失恋』も『時間』が、心の病を解決してくれる

ようなのです。

『Journal of College Student Psychotherapy』

という海外の書籍によると、

71%の人が、3ヶ月で失恋を克服できる

と伝えています。

7割の人々が、失恋後なんらかの希望を見つけ立ち直っているそうです。

そして3ヶ月にまつわる話は、『失恋』だけに限りません。

なんと、テストの成績を上げるための勉強で結果が出はじめるのも、

3ヶ月という期間が目安にされているのです。

つまり、脳にとって3ヶ月という時間は、

新しいものをインプットしたり、情報を書き換えたりするために必要な時間

と考えることができますね。

あくまで平均時間なので回復するまでの期間が短い人もいれば、さらに長い人もいます。

しかし、

「3ヶ月で立ち直れるんだ!」

と信じることが脳には重要ですよ。

失恋回復法!これであなたも失恋克服!

それでは『失恋』からの回復法には、他にどんなものがあるのでしょうか。

順を追って紹介しましょう。

  1. 失恋を事実として認識する
  2. 失恋は終結ではなく、はじまりとしてとらえる
  3. 過去の遺産(贈り物)は早急に処分する
  4. SNSは見ない、書き込まない!話は信頼できる人に聞いてもらう
  5. 一人の時間をとことん味わう

『失恋を事実として認識する』は全ての問題を解決する鍵

『失恋』を事実として認識することは、厳しいようですが

そこで生じたあらゆる感情を相手のせいにしないことです。

まず例をみていきましょう。

相手にフラれた。

相手が憎い。

悲しい。

この中にある事実は

“相手にフラれた”

という部分ですが、正確には

相手が

『あなたと一緒に行動したり、あなたの家に来たり、あなたに特別な言葉をかけることを止める』

と伝えた

というのが事実です。

実は、

それだけが事実

なのです。

では、なぜ相手が憎いのか。

悲しいのか。

相手が言った言葉に原因があるからだとも捉えられます。

しかし実際は、

“あなたが相手と一緒に居たい、という欲求が叶えられないから”

そこが、とても悲しいし怒りがわくのです。

悲しみや怒りの感情はあなたの中にある欲求が叶えられない場合に起こる、心の声

なのです。

この境地は別れから数年立って、

ようやく相手のことを思いやる余裕ができた時の気持ち

と似ているかも知れません。

『失恋は終結ではなく、はじまりとしてとらえる』ことで失恋にとらわれない

別れがあれば、出会いがあるものです。

『失恋』をすれば、最初は相手のことが理解できずに苦しむかもしれません。

それでも時間が経って、自分を見つめる余裕ができれば

あなた自身をよく知って理解することの方が、相手を理解することよりも重要

ということに気がつくでしょう。

『失恋』から学ぶということは、

出会いから別れまで、自分に起こったこと全てを受け入れる

ということです。

それはあなたを肯定し、勇気付ける作業

になるのです。

別れてしまった(フラれてしまった)相手に感謝をして、次の出会い(はじまり)に備えましょう。

 過去の遺産(贈り物)は早急に処分』で二念を継がない

前を向くために、『失恋』の相手の想い出の品はできるだけ早く目に触れないようにすることです。

思い出の品を見れば、相手を自動的に思い出すでしょう。

なんども思い出すことはいつまでも妄想を膨らませることになり、

二念を継ぐきっかけ

になります。

いずれも失恋を克服するのに必要のないものでしょう。

捨てるもよし、ヤフオクで売り飛ばすのも良いでしょう。

古着・ブランド品の宅配買取『ブランディア』というお店では、

『失恋ボックス』

を設置しているそうです。

この企画のミソは、失恋ボックスに品々を入れて返送すると、

ボックス一つについて100円が発展途上国に送られる

という点にあります。

『失恋』を克服して、しかも途上国の人々を援助できるというのですから一石二鳥ですね。

ただし、この企画は女性限定です。

SNSは見ない、書き込まない!話は信頼できる人に聞いてもらう

SNSなどをよく見てしまう人は、相手の投稿を追いたくて仕方なくなるでしょう。

感情的になり、プライベートな事を書き込んでしまうかもしれません。

しかしながら、SNSは公共の場です。

残念ながら失恋で辛いのは本人だけ。

本人以外は他人の失恋は面白くて仕方がないこと

なのです。

書き込むのはあなたの自由ですが、そんなものだと覚えておきましょう。

プライベートなことは、あなたの気持ちを理解できる人に話すのが一番です。

独りの時間をとことん味わう

何も一人でいることに慣れろと言っているのではありません。

相手があなたに別れを告げたように、

あなたにも相手に別れを告げる権利がある

ことを思い出しましょう。

そこにパワーバランスは本来無く、

フラれたからと言って弱い立場を演じることはないのです。

相手に復縁を望んでもいいでしょうが、今一度自分の状態を観察して見てください。

ヨガや瞑想、座禅も心を静かにするのを助けてくれますよ。

失恋は悪いことばかりではありません。

辛ければ辛いほど、ゼロからあなたを構築するチャンス

なのです。

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おわりに

『失恋』の痛みは気のせいではなかった

という事実には驚かされるばかりですね。

『失恋』の比喩表現として使われていると思っていた『失恋の痛み』。

実際に、脳に影響が出るほどの重症だとは思ってもみなかった次第です。

恋の相手に告白をする以上は、相手から期待する答えを望み、その先に幸せな状況を想像してしまうものです。

それが、残念ながら望まない結果になってしまったのですから、大きなストレスを感じても不思議ではありません。

これが『失恋』により、ダメージを負うことなのです。

『失恋の痛み』に関しては、

『時間の経過』という確かな治療薬

が存在します。

焦らずどーんと構えて、悲しければとことん悲しめばいいのです。

人の身体を作る細胞は毎日入れ替わります。

あなたが落ち込んでいる間も、あなたの身体は新しく生まれ変わろうとしているのですから。

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