コシノヒロコの家系図をチェック!夫や娘・姉妹との関係は?

今の時代、元気に若々しく年を重ねている人はたくさんいます。

なかでも、還暦を超えても今なお第一線で活躍しているデザイナー姉妹。

言わずと知れた、コシノ三姉妹ですよね。

長女のコシノヒロコさんを筆頭に、ジュンコさん、ミチコさん。

3人揃って世界的にも有名なファッションデザイナーです。

この、あまりにも名の知れた3人ですが…。

夫や子供(娘)のことなどを、知らない人も多いのでは?

そこで、コシノヒロコさんはじめ、三姉妹、夫、娘のことまで家系図をわかりやすく紹介します。

また、不仲説もある三姉妹の関係も明かしてみましょう。

コシノヒロコの家系図がこちら

家系図

家系図

ここまで、デザイナーが揃う家系図は、なかなかありません。

紹介した家系図には載っていませんが、さらに遡って

コシノヒロコさんのひいおじいさんは呉服屋

だったそうですよ。

さらに、おじいさんは紳士服のテーラー。

代々服飾を職業にしてきた家系

というわけですね。

家系図を見る限り、コシノヒロコさんの現在の夫は、そば屋を経営しています。

この夫だけ、ファッションとは関係ないと思いきや…。

前の職業はファッションカメラマンでした。

やっぱりーーー!!

二人の出会いは、いわゆる職場結婚みたいなものでしょうか。

しかも、

コシノヒロコさんもジュンコさんも子供はデザイナー!

小篠家の芸術家の遺伝子の強さがなせる技なのかもしれませんね。

もはや運命的なものを感じます。

コシノヒロコってどんな人?経歴をチェック!

コシノヒロコさんは、1937年1月15日生まれ。

現在82歳

ですが、いまだ現役のデザイナー。

彼女の子供の頃は、絵を描くことが大好きだったそう。

お母さんの小篠綾子さんは、食費を削ってでもヒロコさんに、豪華なクレパスを買ってくれたんだとか。

ヒロコさんの描く絵のセンスの良さに、光るものを感じていたんでしょうね。

そして、

大阪府立岸和田高校

の美術部で、その才能を発揮していました。

その後、彩りの才能をファッションに生かすべく

文化服装学院

へ進学。

そして、

ブランド『ヒロココシノ』

を立ち上げています。

それからのコシノヒロコさんの活躍は誰もが知っているところですね。

東京コレクション、パリコレ、アジアなど、大きなショーを成功させ、たちまちトップデザイナーの仲間入り。

80歳を過ぎた現在でも、とても精力的に活動しているコシノヒロコさん。

ギャラリー経営、ファッションや自身の絵画の個展なども、ほぼ毎年開催しているんですよ。

コシノヒロコの娘二人が母をサポート!

コシノヒロコさんは2度結婚をしています。

1度目は松島久三郎さん。

学習院大学卒業の優秀な人

だったそうですが、残念ながらそれ以上の情報がありません。

そして二人いる娘は、この松島久三郎さんとの間にできた子供です。

長女の由佳さんは、母親と同じく文化服装学院を卒業。

彼女は、『ケンゾー』の創設者でもある高田賢三の元でパリで1年半修行。

その後、『ヒロココシノインターナショナル』に入社。

2016年には、

社長に就任

しています。

由佳さん自身もデザイナー

でしたが、デザイナーの仕事を控えて母親のサポートを決心。

『ヒロココシノ』をさらに盛りあげるため、プロデュース活動をしています。

次女のゆまさんもファッションデザイナー。

母親、姉の由佳さんに続き、彼女も文化服装学院を卒業。

長女と同じく高田賢三さんの元で働き、1998年に『ユマコシノアソシエイツ』を設立。

自身のブランド『YUMAKOSHINO』を発表しました。

現在は、ゆまさんも

デザイナーと副社長を兼務

して『ヒロココシノ』を支えています。

娘二人が母親であるコシノヒロコさんと、同じ道に進むとは…。

デザイン、ファッションに対するコシノヒロコさんの情熱を、そばで見ていた娘の由佳さん、ゆまさん。

コシノヒロコさんが娘二人に与えた影響はとても大きなもの

だったんですね。

コシノヒロコの現在の夫はそば屋を経営!

蕎麦

蕎麦

コシノヒロコさんの1度目の夫の松島さんは一般人でした。

そして再婚した現在の夫である、村上煕さんも一般人。

村上煕さんは、芦屋で

そば屋『むら玄』

を経営しています。

世界的な有名デザイナーであるコシノヒロコさんの旦那さんにしては、とても意外かもしれませんね!

もともと、そば打ちが趣味だった村上煕さん。

趣味が高じて店を開いたのだとか。

しかし、

『趣味で始めたとは思えないほどおいしい』

と評判なんです。

ミシュランの星も獲得

しているとは驚きです!

そして、店内のデザインは、コシノヒロコさんが手がけているそうですよ。

『家族連れが多い』ということは、落ち着きのあるぜいたくな空間と言えるのかもしれません。

コシノヒロコの下の妹は、有名デザイナー・コシノジュンコ

コシノヒロコさんには、二人の妹がいます。

言わずと知れた次女のコシノジュンコさん。

末っ子は、コシノミチコさん。

ジュンコさんは、2019年の8月で80歳となります。

経歴は姉と同じ高校から文化服装学院へ。

ジュンコさんは、早くからデザイナーの才能を開花させていました。

なんと、19歳で

新人の登竜門と言われる『装苑賞』を史上最年少で受賞。

姉のヒロココシノブランドのコンセプトは『東洋』です。

日本独特の粋さと、西洋のモダンがうまく溶けあっている存在感のあるファッション。

一方、ジュンココシノは、

トレンディさや新感覚な色使いとデザイン

が特徴的になっています。

自立した大人の女性

をターゲットを絞ったファッションブランドです。

実は、ジュンコさんも2度目の結婚。

夫は、ヘアデザイナーの鈴木弘之さん。

現在は、会社経営が苦手なジュンコさんに代わり、夫が会社のすべてを切り盛りしているそう。

息子さんもグラフィックデザイナーとして会社を設立しています。

コシノファミリーは、起業家精神に溢れている人物が多いことがわかりますね。

コシノヒロコの1番下の妹もデザイナー

そして、現在76歳の姉妹の末っ子がミチコさん。

二人の姉に大きく影響を受けたものの、やはり自由な末っ子。

文化服装学院ではなく神戸松蔭女子学院を卒業後、デザイナーを目指してロンドンへ。

その後、『MICHIKO LONDON』を立ち上げることに。

ロンドンのストリートファッションをコンセプトにしたカジュアルスタイルが特徴です。

子供から大人まで、年齢を選ばない親しみやすいブランドと言えるでしょう。

そして、またまた、ミチコさんも結婚は2度しているんです。

一人目の夫は、朝日新聞社の社員、二人目はイギリス人ミュージシャンのピーター・シャドウ。

二人目の夫とも別れて、ミチコさんは現在独身。

子供はいません。

不仲の噂はホント?コシノヒロコ三姉妹の関係は?

不仲の噂もありましたが、

コシノ三姉妹は不仲ではありません。

2006年に、三姉妹の母親である小篠綾子さんが脳梗塞で亡くなりました。

自身もデザイナーだった綾子さん。

三姉妹の原点とも言える人ですよね。

大阪府の岸和田市出身のコシノ三姉妹。

毎年、母親である綾子さんを偲ぶため、だんじり祭りの時に必ず集まるそう。

コシノ三姉妹とお母さんの物語を原作となった朝ドラ『カーネーション』は高視聴率でしたよね。

この朝ドラに関連した番組に、綾子さんと三姉妹が出演したことがあります。

その時のエピソードを、後にコシノヒロコさんが語っています。

「本番では私が話している最中に、ジュンコが横からギューってつねるんです。

私があれこれ言い過ぎって」

見えないところでケンカしてたのよ」

と、笑いながら楽しそうに話していました。

10代の若い娘ならまだしも、いい大人が机の下でつねってケンカとは…。

可愛らしすぎですね!

でも、本当に仲が悪ければ、ちょっかいなんてかけないし、共演すらしないものでしょう。

兄弟姉妹で、仲違いをして、裁判にまで発展して憎みあう人もいます。

この三姉妹から、そんないがみ合う空気は感じられませんね。

コシノヒロコ姉妹は、互いを刺激し合ういい関係

以前、母親である綾子さんが、こんなことを言っていました。

「三姉妹の中ではジュンコが、どうしても1つ前をいく形。

ヒロコは、かなり悔しい思いをして一時期は仕事に身が入らないことも…。

でも、それからはヒロコらしいオリジナルなものを作るようになりました」

と…。

同じデザイナーという職業だからこそ、時にはぶつかり対立することもあるのでしょう。

そのぶつかり合いが刺激となり、ライバル関係として、お互いを高め合っているのではないでしょうか。

それは、

三姉妹がそれぞれ姉、妹をリスペクト

しているからこそ。

3人が、それぞれ独立してスタートしたことが、現在のいい関係性を作ったと言えるでしょう。

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おわりに

三姉妹だけではなく、娘さんたちまでデザイナー関係だったことに驚き!

芸術の才能に、とても恵まれた家系なんですね。

コシノヒロコさんは、二人の娘さん、ジュンコさんは夫がそれぞれ仕事をサポート。

まさにコシノヒロコの華麗なる一族。

コシノ三姉妹は、それぞれの個性と感性を生かして今なお世界的デザイナー。

お互いを認め合い、刺激し合っているからこそ、良い関係を作っているんでしょう。

いつまでも、衰えを感じさせない豊かな才能。

それぞれの世代に愛されるブランドとして、これからもファッション界をリードしてほしいものですね。

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