『七つの大罪』に登場するキャラクターで、ギルサンダーへの偏愛を全面に押し出している魔術士ビビアン。
ギルサンダーが絡むと、周りの迷惑を顧みず、何かと自分勝手な行動をとっているようです。
リオネス王国の存続よりも、それどころか自分の命よりもギルサンダーのことを大事にしているのです。
そんなビビアンは、いったい何歳なのでしょう?また、その本当の性格は?
今回は、魔術師ビビアンの年齢や性格について、いろいろ考察してみたいと思います!
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魔術師ビビアンの年齢はいくつ?
かつては、『リオネス王国一』と言われたこともあるほどの腕前を持つ魔術士ビビアン。
『七つの大罪』メンバーのマーリンの直弟子として、非常に優秀な人材だったのではないでしょうか?
現在は、そんな栄光も関係なく、ひたすら
ギルサンダーだけを求めている
ようです。
そんなビビアンの年齢はと言いますと、なんと、
29歳
なのです!
恋慕をしているギルサンダーが、21歳ですから、ちょっと年上ではあります。
正直、ビビアンはもっと若い(少なくてもギルサンダーと同じくらい)と思っていましたから驚きでしたね!
『七つの大罪』によって、魔神族の手駒となっていた二大聖騎士長のドレファスとヘンドリクセンが倒され、リオネス王国を人間の手に奪還した後、相変わらずギルサンダーをストーキングしていたビビアン。
その迷惑行動を止めようとしたマーリンとメリオダスによって捕縛され、
『呪いの婚約(カース・エンゲージ)』
の魔法をかけられ後、ビビアンは行方をくらまします。
その後、ビビアンは、謎の魔術士『ギルフロスト』に姿を変え、ギルサンダーと行動を共にします。
そんな時、リオネス城内に『十戒』が侵入し、こちらの形勢が圧倒的不利と見て取るや、『ギルフロスト』から『ビビアン』に変装を解き、
ギルサンダーを連れて、どこかへ瞬間移動してしまう
のでした。
ギルサンダーは、自分の命が尽きようと、最後までリオネス王国とマーガレット王女を守る覚悟だったのに、ビビアンの利己的な理由から、またしても、マーガレットとの仲を引き裂かれてしまう…。
21歳のギルサンダーが、こんなに立派な覚悟を持っているのに、29歳のビビアンの相手のことを考えない子供っぽさが目立つエピソードですね。
こんな自分勝手なビビアンは、どんな性格をしているのでしょうか?
歪んだ性格であることは間違いありませんが、それ以外についても考察してみたいと思います!
魔術師ビビアンの性格を考察!
まず、予想できるビビアンの性格を書き出してみました。
プライドが高い
リオネス王国奪還時の戦闘で、『リオネス王国一』の魔術士と自他ともに認めていました。
アーサーと共に現れた正体不明の魔術士(実はマーリン)に瞬間移動の魔術で翻弄された際、
「貧相な魔導士風情が!」
と負けを認めず激高しています。
このことからビビアンのプライドが高いことは確かでしょう。
怒りで我を忘れる
マーリンだとは知らずに頭に血が上った状態で戦いを挑み、
「怒りで我を忘れるクセを直せと言っただろう」
とたしなめられている。
ビビアンは、怒りっぽい性格でもあるようです。
有利な立場にいるときは余裕を見せる
リオネス国王が囚われている部屋をスレイダーが無理やり開けようとした際の出来事。
ビビアンが、部屋に『完璧なる立方体(パーフェクト・キューブ)』を施していたため、部屋に与えた衝撃がそのままスレイダーに跳ね返ってしまうことを薄笑いしながら、高みの見物を決め込んでいた。
諦めが悪く粘着質・自己中
ギルサンダーから
「(今までのことは許すから)俺の事は忘れてくれ」
と温情をかけられたにも関わらず
「嫌」
とあっさり言い切った。
その後、マーリンによって『呪いの婚約(カース・エンゲージ)』の魔法をかけられるが、その直後にも関わらず、『豚の帽子亭』にいるギルサンダーを懲りずに覗き見していました。
ギルサンダー依存症
自分の命よりもギルサンダーが大事。
もちろん、ギルサンダーさえ無事なら他の人たちがどうなろうと気にしない。
ビビアン自身がギルサンダーを上に見ているので、横に並びたいというよりも、
どんなに些細でもいいからギルサンダーと関わっていたい
と考えているビビアン。
それを一途と言ってしまえば健気です。
しかし、それは物陰からそっと想い人の姿を見るだけで満足している間だけ!
実際のビビアンは、
ギルサンダーにどんなに突き放された酷い言動を言われても喜ぶ
という悪循環に陥っています。
以上、ざっと挙げただけでも、ネガティブな性格ばかりが目立つビビアン…
ある意味、可哀想ですね…。
どうあがいても、こんなビビアンでは、
ギルサンダーとマーガレットの間には割込めない
でしょうし、
魔法勝負で師匠の七つの大罪のマーリンに勝てることもない
でしょう。
魔法に関して言えば、『リオネス王国一』と言われるほどの実力がありますが、その力を真面目に使えば、人々の尊敬や愛情を得ることもできたでしょうね。
ギルサンダーについては、振り向いて欲しいが為にビビアンが行った数々の愚行が間違いだったと、もっと早い段階で気付いていればギルサンダーもビビアンももっと幸せになれたでしょう。
場合によっては、ドレファスとヘンドリクセンの陰謀ももっと前に阻止できたかもしれませんね。
(しかし、そうなると『七つの大罪』のストーリーが成り立たないので、ありえない展開ではあります)
アルコールや薬物ならば、それらを断つことで依存を克服できそうですが、ビビアンの場合は、ギルサンダーを断っても、依存を克服するどころか、依存度が何倍にも膨れ上がりそうです。
それにしても、ビビアンは、
なぜここまでギルサンダーに執着するのか不思議
でたまりません。
何かきっと特別なエピソードがあるはずです。
いつの日か、そのお話が語られると、ビビアンの気持ちが少しはわかるのかもしれませんね。
何はともあれ、ビビアンの性格は、
- 高慢
- 精神的に打たれ強い
- しつこい
と言えるのではないでしょうか?
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まとめ
今回は、魔術師ビビアンの性格を考察してみましたが、いかがでしたか?
ギルサンダーが大好きでたまらない歪んだ性格のビビアン。
もはやギルサンダー依存症としか思えない行動を取っています。
年齢は、アラサーともいえる29歳のビビアンなのですが、実年齢よりも精神年齢が幼稚で、むしろ8つも年下、21歳のギルサンダーの方がずっと大人びていますよね!
ギルサンダーにとっては頭痛の種でしかない、非常に重たい性格のビビアンですが、どうにかして二人の仲に決着がつくことを祈りたいと思います。