『水彩画の講師』として評判が高く、現在放送中のTBS『プレバト』の水彩画査定にも出演し、知名度の高い野村重存先生。
常に素晴らしい水彩画のお手本を見せ、周囲を圧倒させている野村重存先生ですが、番組中では、彼の個展の話や評判などは聞かれませんよね。
野村重存先生の水彩画教室は、
何ヶ月待ち
という話は出てきています。
しかし、具体的に何が人気なのか、実際の実力はどうなのかは未知数…
そこで本記事では、野村重存先生の水彩画の実力や、個展・作品の価格を探り、まとめていきます。
野村重存の水彩画のレベルの高さに衝撃!
水彩画やデッサンなど、絵を書く場合、よほどレベルが高くないと、デッサンそのものが狂い、写真のような絵にはなりません。
それは素人が見ても明らかです。
写真と比べても、わからないほどのレベルの絵を描ける人は、相当に限られた才能の持ち主とも言えます。
そんな実力を持ち、TBSバラエティ番組『プレバト』でも、水彩画査定に携わっている人気講師が、野村重存先生です。
野村重存の水彩画のレベルは超一級
冒頭から触れている通り、野村重存先生の水彩画としてのレベルは、誰の目から見ても明らか!
デッサンの狂いが全くなく、それでいて、リアリティに描かれ、
写真そのものを見ているかのような錯覚
まで起こさせてしまう…
写真にそっくりな絵の上手い人は多数いるが…
もちろん、写真にそっくりというレベルの絵かきはたくさんいます。
筆者も、専門学校で絵を習いましたが、学生時代の絵の上手い人のレベルには、写真のように上手い人は何人もいました。
ただ、『写真そのもの』となると話は別…
写真にそっくりレベルのちょっと上手い人の絵は、些細なデッサンに狂いが生じ、素人が見ても、すぐに写真との差がわかります。
絵の世界は、ちょっとしたことで、実力の差が歴然と分かる世界なのです。
野村重存の水彩画は写真そのもの…
そんな厳しい世界で、水彩画の講師を長年務めている野村重存先生の絵のレベルは、まさに神レベル!
水彩画とわかっていながらも、まるで写真を見ているかのような印象を受けます。
もちろん水彩画とわかるものもありますが、クオリティは非常に高く、見るものを圧倒するレベルに達しています。
単純に立体感や色彩だけではなく、細部に渡るリアリティ(例えば木々の影や岩山の表情など…)が絶妙なのです。
だからこそ、写真を見ているかのようなリアルな絵を、野村重存先生の絵から感じることができるのです。
そして、野村重存先生の画力の高さを、まざまざと見せつけられていることが、正直なところと言えますね。
リアルな絵が描けるのは、画力が高い証拠!
もし、
「この程度の絵なら、自分にも描ける」
と思う人がいたら、ぜひ、なんでも良いので模写・デッサンしてみてください。
絶対に、
「こんなはずじゃなかった…」
と画力の低さを痛感させられることとなるはず。
一度でも絵を嗜んだことがある人なら、察しがつきますが、立体感や色彩感覚以上に、リアルを見せることは、難しいのです。
少しでも構図のバランスが崩れていたら、その瞬間にリアルではなくなります。
デッサン力が高いことはもちろんのこと、目に映る対象物の表情そのものも、正確に感じ取り、描かなければいけない…
そのことを、野村重存先生は承知した上で、リアルにこだわり、感動する作品を次々と生み出しているわけです。
リアルにこだわりながら、野村重存先生の絵をじっくり見てください。
きっと、その上手さに脱帽させられるはずですよ。
野村重存の個展の開催時期や場所は?
プレバトでも、相当な実力の持ち主として注目されている水彩画の野村重存先生。
ただ、画家としての話は、あまり耳にしませんよね。
講師として、予約殺到で何ヶ月待ちという話を聞くものの、個展を開いて作品がいくらで売れたなんて話はありません。
単純に筆者が知らないだけなのか、それとも個展そのものを開催していないのか…。
いろいろ気になりましたので、調べてみることにしました。
野村重存の過去の個展の開催情報
調べてみたところ、野村重存先生は、確かに過去に個展を何度か開いています。
- 2011年
- 2013年
- 2015年
- 2017年
- 2018年
に一度ずつ。
入場料は無料で、単純に絵を見て楽しむ内容…。
ちなみに個展を開いた場所は
- 東京都丸の内
- 東京都千代田区
など…
毎年同じ場所で開催されているわけではありません。
ニーズに応じて、年1回ペースで開催しているみたい…
あくまで野村重存先生としては、水彩画講師が本業というスタンスであり、不定期に個展を開く程度にとどめているのでしょう。
しかも、個展と言えば、通常は絵の販売を目的としているケースが多いのですが、野村重存先生の場合は、あくまで展示が目的。
水彩画講師として、一人でも多くの人に水彩画の魅力を伝えたいからこそ、不定期ながら個展も開いている…
そういった印象ですね。
2019年の野村重存の個展開催予定は?
残念ながら、野村重存先生の2019年の個展に関して、今のところ、これといった情報は公表されていません。
やはり、デッサン・水彩画教室が忙しく、それどころではないようです。
もちろん、単純に個展の情報が公表されていないだけで、ひっそりと開催されている可能性はあります。
ただ、いずれにしても盛大に個展を開く予定はありません。
今までどおり、不定期で、年に1~2回程度を開催すれば良いと考えているのでしょう。
ですから、個展を通じて野村重存先生のリアルな絵を見ることは難しいかもしれません。
ただ今後、偶然にもタイミングが合い、個展が開催されることがあれば、ぜひ訪ねてみてください。
実際にスクールに通うだけでも、数ヶ月の予約待ち状態となっていますし、個展が開かれるとしたら、それは絶好のチャンスですよ。
野村重存の作品の価格や評価は?
先程お話したとおり、野村重存先生は、デッサン・水彩画の講師としての活動を中心にしています。
なので、画家として絵を売って生計を得る考えはないでしょう。
いろいろ調べてみましたが、野村重存先生の絵が販売されている情報は、どこにもありませんでした。
野村重存の作品の価値(推定価格)
そこで、いろいろ考察してみたのですが、おそらく
『絵の価値(価格的な)は、それほど高くはない』
と考えられます。
もちろん、野村重存先生の絵の実力はレベルが高く、画家として生計を建てていたら、今頃、その絵は高額に達していたことでしょう。
それほどの価値があることも一つの事実と捉えて、決して間違いではないはずです。
ただ、彼は画家ではなく水彩画の講師。
そして、画家としての知名度は、そこまで高くはありません。
野村重存の作品の価値が低いと考察される理由
絵が高値で売れるには、
- 知名度の高い画家が描いた絵であること
- 他の画家では表現できないオリジナリティがあること
- 絵のレベルが高く入手困難であること
ざっくり見積もっても、これだけの要因が含まれていることが必須条件と考えられます。
野村重存先生は絵の実力はありますが、画家としての知名度が低く、入手困難であるかと言われればそうではありません。
水彩画講師として、お手本を描いてもらうことはできるでしょうし、その際にそのお手本をもらうことも可能なはず…
ならば、少なくとも野村重存先生の絵が入手困難になることはありえませんよね。
後に同じクオリティの絵を描く生徒が現れる可能性も…
また、水彩画講師として、そのノウハウや技術・感性を、多くの生徒に教えています。
そのため、未来には野村重存先生のレベルに達する生徒が現れれば、同じレベルの作品は描けるはず…。
結果、絵としてのレアリティは下がってしまい、今後に絵の価格そのものが上がるとは、とても考えにくいのです。
ゴッホやピカソの絵が高いのも知名度が高いからこそ…
そもそも、ゴッホやピカソの絵が高値で売買されるようになったのも、彼らが亡くなった後の話と言われています。
それも、彼らの画家としての知名度が上がり、これ以上、新たな絵が描かれることなく、入手困難となると知られたから、値が高騰しただけの話…
これらの要因を考えて見ても、野村重存先生の絵が、現状で億単位で取引されることは、無いでしょうね。
野村重存の作品以上に水彩画の指導が大好評
画家としての功績は、それほど高くはない野村重存先生。
しかし、本職である水彩画講師としての功績は非常に高いです。
彼の技術を学びたいと教えを請う生徒は、計り知れないほどいるんだとか…
野村重存の絵の評判
先程もお話したとおり、野村重存先生の作品は、
実物よりもリアル
というくらい大好評!
構図選びから正確なデッサンまで、どれを取っても素晴らしく、そのクオリティの高さが作品を通じて伝わってきます。
野村重存先生は、
作品に対して時間をかけて丁寧に描くこと
を気をつけているそうです。
何でもゆっくり描いていかないと、どうしてもデッサンが狂ってしまうんだとか…。
もちろんゆっくり描くことの中には、対象物をしっかり観察する部分も含まれているのでしょう。
対象物(モチーフ)のことを理解した上で、丁寧に描いてこそ、あれだけのレベルの作品ができあがります。
野村重存先生の評判の良さの裏側には、技量だけでなく、作品にかける想いも、たくさん込められていることがわかりますね。
だからこそ、水彩画講師としての人気は非常に高く、レッスンを受けるのにも数ヶ月待ちとなっているのでしょう。
今後も画家ではなく、水彩画講師として、手腕を発揮されることでしょうね。
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まとめ
プレバトで水彩画査定をしている野村重存先生の作品は、いずれも写真を超えるような素晴らしい作品で、絶賛の嵐…。
ただ、あくまで野村重存先生は、デッサン・水彩画の指導者(講師)に過ぎず、
画家という立ち位置ではありません。
そのため、自身の絵を販売することはないのです。
個展を開くこともありますが、不定期で開催しているらしく、今のところ次の開催は未定の模様。
ただ、カルチャーセンターなどで、デッサン・水彩画講座は随時開いていますし、指導書などでノウハウを学ぶことも可能です。
また、プレバトを通じて野村重存先生の作品の凄さを体感することもできるので、ぜひ一度観てみてください。
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