『名探偵コナン』でヒロイン・毛利蘭の両親といえば、元刑事で探偵の毛利小五郎と、弁護士の妃英理の二人ですよね。
たまに二人が居合わすシーンも見られますが、本当は愛し合っているくせに、なぜか素直になれず、互いに批判しあってしまう…。
本当に素直になれない両人という印象を受けます(笑)
さて、本来ならば、夫婦として、愛し合っているはずの二人なのですが、なぜ別居してしまっているのか。
また、現在の関係性などいろいろ気になります。
この記事では、『名探偵コナン』の毛利小五郎と妃英理の関係性や別居の理由を探り、まとめてみました。
毛利小五郎の妻・妃英理とは?
漫画やアニメなどでも超人気作品として知られる、青山剛昌先生の漫画『名探偵コナン』。
この作品の中で、ヒロイン・毛利蘭の母親として登場するのが妃英理であることは、きっと知っているでしょう。
何でも、アメリカの推理作家『エラリー・クイーン』をモデルに、ネーミングされた逸話もあり、魅力的なキャラクターです。
とはいえ、毛利小五郎や江戸川コナン(工藤新一)たちのように、頻繁に登場するキャラではありません。
なので、あまり馴染みがない人もいるかもしれません。
そこで妃英理というキャラクターを紹介したいと思います。
妃英理ってどんなキャラクター?
妃英理は、毛利蘭の母親で、探偵・毛利小五郎の妻という設定のキャラクター。
なぜか、連載当初から、『別居している』という設定で、たまに出てきてはいつも喧嘩している印象を受けます。
もちろん喧嘩と言っても、本当に忌み嫌い合っているわけではありませんし、あくまで別居状態というだけ…。
照れもあるのか、本当に素直になれない様子を見ると面白いですね。
さて、”眠りの小五郎”と呼ばれながら、一方ではだらしない姿を露呈させる毛利小五郎のことは知っていますよね?
そんな毛利小五郎に対し、妃英理は優等生タイプの女性という印象のキャラクターで、まさに敏腕弁護士の名にふさわしい女性です。
毛利小五郎とは幼馴染で、大学在学中に結婚。
一時は専業主婦になるも、別居後は、妃法律事務所で女性弁護士として、その腕を奮っています。
頭脳明晰で、一時はハーバード大学への編入も勧められたことがある話もあり、何をさせても、そつなくできそうなキャラクターですよね。
実際に、コナンの手助けを受けながら名推理を展開する姿は、格好良く見えます。
妃英理が苦手とする料理
ただし、そんな彼女にも苦手なものは存在し、料理の腕はからっきし。
毛利小五郎・江戸川コナンの二人が、その恐怖から逃げ出そうとしたことも…。
あまりにまずいビーフシチューを作ることで、別居の一因を創り上げてしまうほど…。
以上が、妃英理のキャラ設定です。
妃英理は毛利小五郎を愛するキャラクター
ただ、一つ言えることは、間違いなく毛利小五郎を愛しているキャラクターの一人であることを断言しておきます。
毛利小五郎が女性にうつつを抜かしていると、ブチ切れた態度を取りますし、彼から愛ある言葉を投げかけられると、思わず顔を綻ばせる…。
優等生で少しきつい性格もあるのですが、その表情にギャップ萌えしてしまうファンも少なくないと思いますよ。
今後も登場すると思いますので、ぜひ彼女に注目して、今後の展開を楽しみましょう。
毛利小五郎と妃英理の別居理由
どこか素直になれないものの、お互い愛し合っている様子が手に取るように分かる毛利小五郎・妃英理夫妻…。
なのに、なぜ二人は別居してしまったのか…。
この辺の事情に関しては、一部ですが、映画『14番目のターゲット』の中でも描かれています。
別居の理由はちょっとしたボタンの掛け違い?
事の発端は、過去に妃英理がある犯人の人質となってしまい、毛利小五郎が、銃撃を放ったことにありました。
もちろん、犯人を掴まえる目的であり、かすり傷はあったものの結果として妃英理は助けられたのです。
ただ、このことをきっかけに毛利小五郎は刑事を辞めることになります。
そんな中、怪我を押して、妃英理が手料理を作るわけですが、全くの料理音痴で、とても食べられるものじゃありませんでした。
そんな彼女を見て、無理せずゆっくり静養するようにという意味を込めて、
「こんなまずいもの作るくらいならさっさと寝てろ」
と、毛利小五郎は叱咤してしまうのですが、その発言に妃英理が激怒!
「痛みを堪えながら無理して料理を振る舞おうとしたのに、その態度は何?」
と、家を出たのです。
本当にちょっとしたすれ違いが、別居させてしまうとは…。
その後も、何かと元サヤに戻ろうと画策するのですが、ふたりとも素直になれず、未だに別居したままの状況が続いているわけです。
本当に、二人を見ていると、思わず笑ってしまいますね。
毛利小五郎・妃英理の関係性は?
毛利小五郎・妃英理の関係性について、先程も少し触れましたが、二人は幼馴染で大学時代に結婚した夫婦です。
ただ、現在は別居していますし、多くの原作ファンは、現状、どのような関係性になっているのか気になっているみたい…。
二人は離婚しているのか、それともまだ別居状態のままなのか…。
どうもヤキモキしてしまいそうな関係性にある二人ですし、現在の関係性が気になるというのも頷けますよね。
それにしても、好対照なタイプなのに離婚もせず、たまに愛し合う姿も見られ、実にユニークな関係性の二人ですよね。
弁護士(妃英理)と元刑事の探偵(毛利小五郎)という関係性も含めて、娘の蘭たちを含めたやり取りが面白い!
まぁ設定上、大きな影響は出ないと思いますし、そろそろ元サヤに戻っても良いのではないかと思うんですが、どんな関係を築いていくのか…。
今後の展開も含め、いろんな意味で楽しみな夫婦と言えそうです(笑)。
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まとめ
あれだけ優等生でしっかり者の性格をしているのに、どうしようもなくだらしないタイプの毛利小五郎を愛してしまう…。
また、結婚して家庭に入った時期がありながらも、全く料理がダメというのは、今の時代を象徴する女性という印象を受け、面白いですね。
世の中を見渡すと、女性の結婚・仕事に対する価値観の変化や、恋愛・結婚相手との関係性など、時代を象徴している印象を受けます。
それだけに今後、毛利小五郎・妃英理の関係に展開が見られるのか非常に楽しみです。
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