アイドルには、『地下アイドル』というジャンルがありますが、実は地下アイドルって、男性もいるって知ってますか?
それが、メンズ地下アイドルなのですが…。
基本的に、地下アイドルは全く売れず、大して儲かっていないイメージがありますよね。
しかし、メンズ地下アイドルの一部は、過激な商売方法で、
月収100万円
を超えることもあるのだとか…。
はたしてどのような方法で、メンズ地下アイドルは荒稼ぎしているんでしょう?
この記事では、メンズ地下アイドルについて、月収や年収といった収入面、なり方などを紹介していきます。
メンズ地下アイドルとは?
メンズ地下アイドルとは、どんなアイドルなのでしょうか?
言葉そのままの意味で、
男性の地下アイドル
のことを指します。
地下アイドルとは、メディア露出せず、比較的小規模なライブを中心に活動しているアイドルのことです。
別名では、
- ライブアイドル
- インディーズアイドル
- リアル系アイドル
とも呼ばれます。
小規模な芸能事務所が多く、中には事務所に所属せず、セルフプロデュースという形をとるツワモノも…。
ライブ会場でのグッズ販売などにより、大きな収入を得られ、地下アイドルだけを多数擁している芸能事務所もあるそうですよ。
そんなメンズ地下アイドルは、いくつものグループがあり、合同ライブがおこなわれるほどの人気ジャンルとして、今女性の間で流行しているのです。
メンズ地下アイドルが人気の理由は?
メンズ地下アイドルは、なぜ人気なのでしょうか?
その理由は、地下アイドルの特徴でもある
会いに行けるアイドル・距離感の近いアイドル
という部分にあることがわかりました。
AbemaTVの『給与明細』では、メンズ地下アイドルのファンに話を聞いたところ、メンズ地下アイドルの好きな理由について、女性たちが口をそろえて
「距離が近いから」
と言っています。
しかし、この距離感が近いというのは、人気の理由であると同時に、地下アイドルの”闇”を感じさせる部分にもなってしまっています。
なぜかというと、これはメンズ地下アイドルに限ったことではないのですが…。
ライブ後の特典会で、かなり踏み込んだ行為
が人気の理由なのです。
特典会とは、ファンと握手や撮影会を行うミニイベントのことです。
その相場は、イベントやグループによって違うのでしょうが、今回特集されていたイベントの場合、写真撮影は1分間で1枚1,000円。
AbemaTVの『給与明細』で紹介されたメンズ地下アイドルの場合、13組合同ライブで、ライブの入場料自体は3,000円~5,000円くらいです。
なので、特典会の方がすさまじく高価ということになります。
この特典会では、メンズ地下アイドルたちは、様々な形で時間を売り、それをファンが買う構図になっています。
お金を支払うと、好きなメンバーと自由に会話ができる上、ツーショット写真が撮れ、何度も参加が可能…。
ただ、メンズ地下アイドルが人気な理由はここだけではありません。
会話とは名ばかりであり、実は…
- 壁ドン
- 後ろからのハグ
- 唇と唇の間に指を挟むキス
- 指チュウ
といった過激なサービスを、ファンに対しおこなっているのです。
このサービスを受けたいがために、
「月に30万円」
「月に50万円くらい」
「1回のイベントで6万使った」
というような猛者たちも…。
中には、
メンズ地下アイドルに貢ぐためのお金をパパ活で手に入れる
というファンもいるんですよ…。
メンズ地下アイドルの月収・年収は?
熱狂的な女性たちに貢がれているメンズ地下アイドルは、一体どれくらい稼いでいるのでしょうか?
どうやらメンズ地下アイドルのマネージャーによると、
「1つのグループで、月収数千万とか普通にあるところはある」
とのことで、なんとグループ単位で月収が8桁を超える恐ろしい地下アイドルもいるみたいです。
そのマネージャーの話では、
要は、接触のできるジャニーズみたいな。
歌があって、特典会がある。
写真を撮れば撮るほど、お金を積めば積むほど、その推しの子と一緒にいられる。
そのためにファンは、それぞれ働いて頑張っている。
ライブのパフォーマンスと言うよりは、特典会でどれだけ稼ぐか。
と、収入の大半は、特典会が源になっているといいます。
確かに、女性の地下アイドルでも、入場料は基本的にスタジオに払われ、アイドルや事務所の収入源は物販や特典会という話は聞いたことがあります。
ただ、グループ単位で月収数千万だからといって、個人の月収・年収が、とんでもないことになるわけではありません。
それでも売れっ子メンズ地下アイドルであれば、
月収数百万
という金額に届いたりするみたいですけどね。
まぁそんな人は滅多におらず、メンズ地下アイドルも、女性の地下アイドルと同様に基本的には
月収約10~20万、年収約150万
というような、かなり厳しい環境にあります。
おそらくは、たくさん特典会で貢がれているメンバーほど、給料が多くなるのかもしれませんが、
- スタッフの数
- 事務所の取り分
- 活動内容
など、さまざまな条件の違いで、メンズ地下アイドルと言っても、給料の払われ方がさまざまみたいですね。
メンズ地下アイドルのなり方
メンズ地下アイドルには、どうやってなるのでしょうか?
なり方についても紹介しますね。
メンズ地下アイドルになるには、基本的には
オーディションを受ける
という方法となります。
地下アイドルの場合、スカウトはほとんどありません。
そもそもスカウト行為は、それがたとえモデルなどの芸能人スカウトだろうと何だろうと、ジャンルを問わず、条例で禁止されている地域があります。
次に、オーディションを受ける方法ですが、インターネットで調べると、地下アイドルのオーディション募集案件って、結構多いんですよね。
たとえば、『Audition&Debut』というサイトのアイドル募集を見てみると、2018年5月9日の時点で、なんと2,000件を超える募集がヒットします。
男女関わらず、地下アイドルは地方中心に活動するローカルなアイドルですから、募集案件が多いのも頷けます。
これらから、自分の受けたい事務所のオーディションを受けるといいでしょう。
しかし、オーディションを受ける事務所選びは慎重に!
無理難題を押しつけたりするような、ブラックな事務所も多く、それが原因で地下アイドルをやめる事例は多発しているからです。
地下アイドルの事務所は、乱立状態になっていて、売り手市場状態。
事務所を選べる立場にあるので、じっくり選びましょう!
また一応個人…つまりフリーランスでメンズ地下アイドルを始める方法も、あるにはあります。
しかし、フリーランスで活動する地下アイドルの大半は、元アイドルなどです。
だから、イベンターなどとのパイプを持っている人ばかり。
要するに、コネがなければできないので、フリーランスで始めたいなら、まずは人脈を広げるところからスタートとなるのです。
基本的には、事務所に所属した方が、メンズ地下アイドルをはじめやすいと言えます。
スポンサーリンク
まとめ
男性の地下アイドルも、たくさんいることがわかりましたね。
しかも、1分1,000円の特典会では、ハグや壁ドンなどの過激なサービスつき。
女性の熱狂的ファンが増えるのも、わかる気がします。
ただ、人気メンバーになれば、自分だけ稼げるのか、連帯責任になって平均化されてしまうのか、その辺りは事務所によって異なるでしょう。
メンズ地下アイドルになりたい場合は、オーディションを受ける事務所選びを慎重に決める必要がありそうですね。