竹田本社の業績や評判をチェック!たまごボーロありがとう100万回の会社

今も、子供のおやつとしてだけでなく、お菓子の一つとして人気の高いたまごボーロ。

そんな、たまごボーロを製造している竹田本社(竹田製菓)では、製造ラインで、たまごボーロに100万回以上の『ありがとう』を聞かせているとか…。

普通の企業で1度の『ありがとう』すらないことが多いというのに、なぜ、たまごボーロに『ありがとう』を100万回も聞かせているのでしょうか?

そこには、先代社長の深い愛が隠されていたのです。

では、その愛とは一体何なのか?

たまごボーロに100万回以上の『ありがとう』を聞かせる理由とは何か?

本記事では、その理由・意味を探りながら、竹田本社の業績・評判もあせてまとめていきます。

たまごボーロへの竹田本社の100万回の『ありがとう』

口溶けがほどよく、大人から子供まで大人気の竹田本社(竹田製菓)のお菓子・たまごボーロ。

あまり駄菓子を食べなくなった大人でさえも、たまごボーロを忘れている人はいないといって過言でないほど、超有名なお菓子ですよね。

ひとくち食べたら、思わず顔がほころんでしまうほどおいしく、止まらなくなる美味しさが、魅力的なお菓子です。

だからこそ、多くの人から、長年愛され続けているのだと思います。

さて、そんなたまごボーロに、製造会社の竹田本社(竹田製菓)は

100万回の『ありがとう』

を聞かせているんだそうですよ。

たまごボーロに100万回の『ありがとう』をきかせる方法

そのやり方は、

とある幼稚園児50人の声で録音された『ありがとう』の声を、製造ラインのスピーカーに流す方法

を用いています。

それも、24時間繰り返しスピーカーを通じて流しているので、

1日216万回流れている計算

になるんだとか…

ただ、キリのいいところで100万回とした方が、聞こえが良いと感じ、100万回『ありがとう』を聞かせていることにしているみたいですよ。

後ほど、この『ありがとう』を聞かせている理由・意味に関してお話していきますが、ここまで『ありがとう』を言い続ける姿勢には頭が下がりますね。

こういった、気持ちは、きっと社員だけじゃなく、たまごボーロを購入する人にも伝わるでしょう。

たまごボーロに『ありがとう』を聞かせる理由

先程もお話したとおり、たまごボーロに『ありがとう』を100万回聞かせるという、実に奇妙な光景が見られる竹田本社の製造ライン…。

しかし、この『ありがとう』には、ちゃんと意味があります。

商品を購入するお客様だけでなく、従業員たちに対する愛が溢れている竹田本社の気持ちが込められた言葉なのです。

たまごボーロに『ありがとう』を100万回も聞かせようとしたきっかけ

そもそも、この『ありがとう』を製造ラインで流し始めたきっかけは、

お酒などを作る際にクラシックを流すところがある

という話に起因しています。

お酒づくりにおいて、発酵を促す目的でクラシックを聞かせることがあるらしい…。

やはり、お酒も生き物であり、心があるという概念が、酒造作りをしている人たちの一つの知識として根付いているのかもしれませんね。

そして、この話を知った竹本本社では、

「だったら、『ありがとう』という言葉を、たまごボーロに聞かせてあげよう」

という話に至ったそうです。

たまごボーロへの『ありがとう』に込められた本当の意味

そして、この『ありがとう』には、

  • たまごボーロを製造してくれている社員たちへの感謝の気持ち
  • たまごボーロを購入してくれるお客様への感謝の気持ち

が込められています。

今のたまごボーロがあるのは、この人たちがいてくれているからこそで、そこに対する感謝を忘れてはいけない、という想いが溢れているというわけ。

また、

『ありがとう』と聞いて嫌な顔をする人はいないだろう…。

という想いもあって、先代社長が15年前から感謝の気持ちを込めてはじめたんだとか…。

かつては『ありがとう手当』もあった竹田本社

ちなみに、かつては、他の従業員などに感謝を込めて『ありがとう』と言うと、その回数に応じた手当がつく制度もあったそうですよ。

さすがに、今はこの制度も撤廃してしまいましたが、それだけ愛に溢れた企業だということは伺えますよね。

竹田本社が忘れない感謝の気持ちは人としてあたりまえ

従業員だって一人の人間であり命です。

その生命を預かり、自社製品を製造してもらっているのですから、感謝するのは当たり前の話だと思います。

そして、その当たり前のことを忘れず、たまごボーロに『ありがとう』を聞かせながら、同時に従業員やお客様にも聞かせているのです。

なお、この

『ありがとう』を100万回聞かせています

という話は、たまごボーロの商品パッケージの裏側に記載されています。

それだけ、感謝の気持ちを先代社長を筆頭に忘れず、代々語り継がれていることなのでしょう。

竹田本社の業績・評判は?

従業員やお客様に感謝の気持ちを忘れずに、たまごボーロなどのお菓子を製造・販売し続けてきた竹田本社(竹田製菓)。

やはり、それだけ真心を込めて、仕事に向き合っている企業なら、業績だって上がっているのでは?と思うのですが、実際のところはどうなのでしょうか?

竹田本社の業績は2倍!

そこで、改めて竹田本社(竹田製菓)の業績を調べてみると、

たまごボーロの売り上げが2倍になった

という話も…。

それは、日経ビジネスのある記事に掲載されていた話です。

この記事によると、2015年に、なんとたまごボーロの売り上げが2倍に伸びたというのです。

そして、その理由として考えられたのが、先程お話した、『ありがとう』をたまごボーロに100万回聞かせたことが考えられているみたい…。

まぁ、これだけ従業員やお客様に感謝の意を込めて、『ありがとう』をたまごボーロを通じて聞かせているわけですから業績が上がるのも納得です。

『ありがとう』と言われたら、誰もが、さらに頑張ろうと思うものです。

そして、その姿勢がさらなるサービス向上につながるのだと、筆者は感じています。

たまごボーロへの称賛の声

実際にその想いはお客様まで届いているのか、竹田本社については、どれだけ調べても高評価の声しか聞かれません。

「『ありがとう』を100万回聞いたたまごボーロなんだよ」

と子供たちに話すと、みんな笑顔になれた話もありました。

さらに、たまごボーロ自体も口溶けも良く美味しいと大評判!

これなら竹田本社の業績が上がるのも当然ですね。

今後も、真心と感謝を大切に、たまごボーロに関わる全ての人たちが幸せになれるような会社であり続けてほしいと願うばかりです。

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まとめ

竹田本社のたまごボーロは、『ありがとう』を100万回聞いている…。

この話は、お菓子の袋の裏側にも書かれている有名な話。

そこには、お客様や従業員に対して、感謝の心を忘れない会社の精神が宿っていました。

そして、その精神で製造・販売しているたまごボーロは大好評となり、業績・売り上げも大幅アップ!

たまごボーロに関わるあらゆる人を幸せにしてくれています。

竹田本社は、

『麦ふぁ〜』

『たまごボーロ』

の2商品を軸に販売し、企業運営しています。

それは、今を大切に守っているという証だと思います。

ぜひ、感謝・真心を忘れず、多くの人たちに愛される企業であり続けてほしいですね。

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