新たなiPhoneが出ると、今回はどんな機能がついているのかワクワクしますよね!
その中でも気になるのが、
『カメラの性能』
という人も多いのではないでしょうか。
最近のスマートフォンのカメラ機能は優れたものが多く、様々な機能がついています。
SNSにアップするために写真を撮ったり、思い出として残すために写真を撮ったりと、スマートフォンの機能の中でもカメラは利用頻度が多い機能です。
では、iPhone8のカメラは、どのような機能があるのでしょうか。
今回はiPhone8のカメラ機能をチェックしてみましょう!
iPhone8のカメラの基本スペックは?
画素数
カメラを購入する際に、カメラの性能を判断する材料として、画素数が気になる人は多いのではないでしょうか。
画素数とは、
一つの画像に対して“どのくらいの数のピクセルが集まって構成しているか”
を示すものです。
画像は、沢山のピクセルの集まりでできています。
ピクセルが細ければ細かいほど、つまりピクセルの数が多ければ多いほど、画像は鮮明になります。
iPhone8の背面カメラの画素数は12MP(メガピクセル)つまり
1200万画素
です。
画面上では、1000万画素あれば綺麗に見えるといわれています。
また印刷するとしても
Lサイズ(89mm×127mm)・・・100万画素
2Lサイズ(127mm×178mm)・・・200万画素
六切りサイズ(203mm×254mm)・・・400万画素
上記の画素数があれば、綺麗に印刷ができます。
Lサイズが一般的な写真のサイズですから、1200万画素もあれば、十分な画素数であることがわかります。
画素数が多いということはトリミングして加工しても、その狭い範囲の中により沢山のピクセルがあるということですから、画像は綺麗に仕上がります。
加工もしやすいということですね。
ただ綺麗な写真を撮るためには、画素数が多ければいいというだけではありません。
イメージセンサー
iPhone8のカメラ機能の中で大きく変化したのはこのイメージセンサーです。
イメージセンサーとは、例えるならば絵画のキャンパスです。
写真を撮る際レンズを通して画像を写すことで画像が出来上がるのですが、その映像を描写するキャンパスの役目を果たすのがこのイメージセンサーです。
絵を描写する際に大きいキャンパスと小さいキャンパスでは、どちらがより精巧に描写することができるでしょう。
当然大きいキャンパスのほうが余白が多くありますから、細かいところまで描写することができますよね。
写真もこれと同じ原理です。
iPhone8では今までと比べこのイメージセンサーサイズが大きくなりました。
そのためより鮮やかな写真が撮れるようになっています。
F値
もうひとつ、カメラの性能を確認するうえで必要なものとして、F値というものがあります。
F値とはいわゆる“絞り”といわれるもの。
レンズに取り込む光の量を調整する値です。
このF値が小さいほど絞りが開いている状態ですので、レンズを通る光の量が多くなります。
そのため明るい写真を、はっきりと素早くとることができます。
逆にF値が大きいほど、絞りが絞られて狭くなっている状態のため、レンズを通る光の量は少なくなります。
ということは、明るい写真を撮るために時間をかけて光を取り込んで撮影する必要があります。
一眼レフなどのカメラは絞りを調整してF値を操作できますが、iPhone8はF値が固定されていて変えることはできません。
iPhone8のF値は1.8です。
この数値は非常に明るい数値で、光を沢山取り込める仕様になっています。
iPhone8のカメラで写真を撮ると、非常に明るい写真を撮れることがわかりますね。
また少ない光でも取り込めるため、暗い場所での撮影にも適しています。
iPhone8のカメラの機能・設定は?
iPhone8には、綺麗な写真が撮れるための機能や設定がついています。
今回は、その中でも代表的なものを4つ紹介します。
ぜひ設定や機能を活用して綺麗な写真を撮ってみてください。
明るさ調整機能とHDR機能を設定しよう!
綺麗な写真を撮影するために必要なのは光の調整です。
基本的に逆光での撮影はNGです。
でも、どうしても逆光になってしまう時には、iPhoneの明るさ調整をすると被写体がはっきり映るようになります。
ただし明るさを上げると背景が白くなる、“白飛び”という現象がおきてしまうことがあります。
そんな時にはHDRを設定しましょう。
HDRとは明るすぎて白くなってしまったり、暗すぎて黒くなってしまった部分を自動で補正してくれる機能です。
iPhone8の場合初期設定で、HDR機能がONになっています。
AE/AFロックを活用してみよう!
この機能は明るさと焦点を固定する機能です。
AE/AFロックを使うと、被写体や状況に合わせてiPhoneが勝手に明るさや焦点を調整し、被写体が綺麗に写るように自動で調整してくれます。
撮りたい被写体をタップすることでiPhoneが自動で被写体に合わせて光や焦点を合わせてくれます。
明るさを自分の好みで調整することもできます。
被写体をタップすると赤丸のような太陽マークが出ます。
この太陽マークを上下にフリックすると明るさを自分の好みで調整することができます。
サイズとフレームレートを設定しよう!
動画のように容量が大きなものを撮影する場合は、サイズとフレームレートを設定すると、容量を圧迫しません。
サイズとフレームレートは使用目的に応じて撮影する設定になります。
iPhone8では、
最大4K
の動画撮影ができます。
しかしテレビやディスプレイで使用する必要のない動画は、4Kで撮影する必要はありません。
それどころか、4Kではデータが大きくなるためiPhoneの容量を圧迫し、SNSに動画を掲載した際にも再生するのに時間がかかってしまいます。
スマートフォンで動画を撮影するだけであれば、
720pHD/30fpsあれば十分
ですので、このサイズに設定しておいたほうが良いでしょう。
iPhoneの
『設定』→『カメラ』→『ビデオ撮影』
で設定できます。
スマートフォンより大きいタブレット等の画面で動画を見る用途の動画であれば、1080pHD/30fps程度に設定しましょう。
この設定を行うことで動画のデータ量を抑えて撮影することができます。
Live Photosを活用して決定的瞬間を撮り逃がさない!
決定的瞬間を一度のシャッターで撮影することは難しいですよね。
とくに被写体が動いている場合、シャッターを切るのが遅れたり、早くなったりしてしまいます。
そんな時、Live Photosを活用することで、決定的瞬間を逃さず撮影することが可能となります。
Live Photosはシャッターを切った瞬間の前後1.5秒ずつの映像を記録します。
この機能を設定すると、少し動く写真が撮れます。
あとから好みの箇所を動画から切り取り、決定的瞬間を写真に収めることができるわけです。
このLive Photosは、一度設定すると常時機能するようになります。
設定方法は
『設定』→『カメラ』→『設定を保持』
でLive PhotosをONにすることで設定できます。
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まとめ
今回は、iPhone8のカメラ機能について紹介しました。
iPhone8のカメラの基本的なスペックは、
最近のデジカメと同じくらい、もしくはそれ以上の性能
があります。
また基本的なスペックに加えて、様々な機能や設定があり、工夫次第では
一眼レフカメラで撮影したかのような写真
が撮影できます!
大きなカメラを持ち歩かなくても、気軽に素敵な写真を撮影することが可能になったんですね。
iPhone8のカメラ機能なら、明るい昼間の撮影も、夜景のような暗い場所での撮影も綺麗に撮影することが可能です。
お出かけ先での写真撮影にiPhoneのカメラ機能を使ってみませんか?