グロキシニアとドロールがキングとディアンヌに修行する理由とは?

『七つの大罪』本編(十戒編)では、メリオダスが命を落として以来、姿の見えなかったキングとディアンヌが、久々にようやく登場しましたね!

ですが、キングとディアンヌは、グロキシニアとドロールにあっさりと連れ去られてしまい、その先で戦いが始まります。

キングとディアンヌは、グロキシニアとドロールの二人に対して、あまりの力量の差に完膚なきまでに打ちのめされ、絶体絶命になってしまいます。

そんな二人にグロキシニアとドロールは、とどめを刺すかと思いきや、キングとディアンヌに強くなるための修行を持ちかけるのでした。

はたして、グロキシニアとドロールの真意はどこにあるのでしょうか?

今回は、グロキシニアとドロールが、キングとディアンヌに修行をさせる理由について考察してみたいと思います!

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『七つの大罪』本編(十戒編)にて、メリオダスがエスタロッサに敗北して約1ヶ月が経ち、魔神族『十戒』メンバーが、あちらこちらの町で猛威を振るうシーンが描かれています。

しかし、そこにグロキシニアとドロールの姿が見えないことに、お気づきの方も多かったのではないでしょうか。

同時に、リオネス城下町で『十戒』メンバーと対峙する『七つの大罪』メンバーの中には、キングとディアンヌの姿もありませんでしたね。

その時、実はキングとディアンヌは、妖精王の森にいました。

特別な結界が張られた妖精王の森は、魔神族に感知されないため、まるで平和そのもの。

その妖精王の森で、キングとディアンヌは、それぞれ自分の能力を高めようとしていた模様です。

ですが、とうとうキングとディアンヌは、魔神族に居場所を突き止められてしまい、初代妖精王グロキシニア、現在は『十戒』メンバーの『安息のグロキシニア』によって、こっそりと誘拐されてしまいます。

意識を取り戻したキングとディアンヌは、自分たちの置かれた状況を把握し、グロキシニアとドロールに全力で挑みますが、まったく歯が立ちません。

完膚なきまでに打ち負かされ、絶望するキングとディアンヌ…。

ドロール曰く、

「巨人族の力とは己の筋力のみにあらず、我等は大地の力をどれほどその身に変換できるかで強さが決まる。」

そして、グロキシニアは

「妖精王たる者が未だ羽も生えてないとは前代未聞の珍事っス。」

と語るのです。

その言葉を聞き、とても敵わないと悟ったキングは、『とどめを刺すよう』言いますが、それに対して意外な返答をするグロキシニアとドロール。

ドロール「今より汝らに修行を与え」

グロキシニア「アタシらを越えてもらうっス…!!」

そう言うと、グロキシニアは、霊槍バスキアス・第七形態 『月の華(ムーン・ローズ)』の『生命の雫』 で、ボロボロの二人の傷を癒してくれます。

その行為に訝しがるキングとディアンヌ。

今の状態では、キングとディアンヌの二人が弱すぎるから、二人を鍛えなおす、と告げるグロキシニアとドロール。

「メリオダス風に言うなら、「まだまだまーだ 」ってとこっスねぇ!」

とメリオダスの真似をするグロキシニアを見て、思わず「ぷっ」と吹き出すドロール。

そんな(おちゃめ?)二人に戸惑いながらもキングは、『十戒』メンバーである二人が、なぜ、敵である自分たちを強くする修行を行うのか?と理由を問います。

キングの問いにドロールは、こう答えます。

自分たちは『十戒』であっても魔神族ではない…

かつて、巨人の王、妖精王として『十戒』を、魔神王を倒すべく共闘していた。

しかし、我らは闘いの最中、ある選択を迫られた…その選択により現在がある。

その選択は、悩みはしたが正しかったと、先日メリオダスと戦ったあの時まで、そう固く信じていた、と。

キングは、3000年前に何があったのかと尋ねますが、グロキシニアは、それには答えず、

キングとディアンヌに、自分とドロールの選択が正しかったか否かを証明して欲しい。

二人に課す試練によって大きく成長できるが、その反面、リスクも大きく、

一歩間違えば命を落とす危険もある。

二人でじっくり考えるように。

と告げます。

しかし、キングとディアンヌは、「やる!!」と即答するのでした。

こうして、グロキシニアとドロールの修行をキングとディアンヌは受けることになったのです。

以上のことから、キングとディアンヌの二人が修行することになった理由は、

・グロキシニアとドロールを超える事=キングとディアンヌの成長

・3000年前に巨人の王ドロールと妖精王グロキシニアの選択が正しかったか否かの証明

この二つがメインのようですね。

二人の選択とは、『十戒』として生きるのか、もしくは…

ということだったと想像できますよね。

はたして、そこへ行きつくまでにどんなドラマがあったのでしょうか?

続きが非常に気になりますね!

では次に、この後の出来事を絡め、今回のキングとディアンヌの修業とは、どのようなものなのかを考察してみたいと思います。

グロキシニアとドロールがキングとディアンヌに修行!その方法は?

グロキシニアとドロールの修行を受けることになったキングとディアンヌ。

その二人を前に、グロキシニアとドロールは、印を結び、

もう一人の友人から教わった術

だという、ある呪文を唱えます。

「ドルキモト ヘカトコベ ノクタセンキエト…!!」

一瞬、何をされたのか何が起こったのか理解できないキングでしたが、水面に映った

自分の姿がグロキシニアになっている

ことに気付き、驚きます。

そこへディアンヌの悲鳴が聞こえ、慌てて駆けつけてみると、そこには

ディアンヌの喋り方をしたドロールの姿

が…!

見覚えのない場所で、姿が変わってしまったことに戸惑う二人ですが、そこに、なんと『七つの大罪』団長のメリオダスが現われたことで更に驚く二人。

(ちなみに、この時点でキングとディアンヌは、メリオダスが復活したことを、まだ知らないのです)

パニックになるキングとディアンヌは、姿が違っていることを説明しようとしますが、そんな二人にメリオダスは普通にグロキシニアとドロールとして接し、しかも、キングとディアンヌの名前にも聞き覚えがない様子…。

キングとディアンヌは、状況が把握できずにいるところへ、もう一人の人物がやってきます。

現れたのは、リオネス国第三王女のエリザベス。

ただし、

背中に4枚の羽根を持つエリザベス

なのです!

またまた驚く二人にメリオダスは、

女神族なんだから羽があって当たり前だろう?」

と事もなげに言い切るのでした。

ここまでが、現在まで分かっている内容になります。

さて、これらのことから分かることは、まず、

キングとディアンヌの二人がいるのは3000年前の世界

グロキシニアとドロールが唱えた呪文は、以前、ドルイドの長ザネリや、ザラトラスが過去へと誘った呪文と似ていますから、間違いないでしょう。

(ドルキモト ヘカトコベ ノクタセンキエトを並べ替えると、トキモドル カコヘトベ センタクノトキエ

そして、この4人が一緒にいるということは、グロキシニアとドロールは、まだ『十戒』メンバーになる前、メリオダスと魔神王を倒すべく共闘していた頃のようですね。

どうやら、キングとディアンヌは、

グロキシニアとドロールとして3000年前の体験をする

ことになるようです。

筆者が想像する修行とは、組手だったり、精神統一だったり、秘技の伝授といった、ごく一般的な稽古をもう少しハードにした内容を考えていたのですが、どうやら、もっと荒っぽいやり方のようですね!

ようするに、キングはグロキシニアとして、ディアンヌはドロールとして実際に魔神族達と闘い、それが修行ということになるのではないでしょうか?

また、これから起こる出来事、すなわち、グロキシニアとドロールが直面したという、闘いの最中、ある選択を迫られた場面を体験することによって、二人が、なぜ『十戒』になってしまったのかの理由が、ようやくわかりそうですね!

また、ずっと謎だった3000年前の5種族間の戦争についての内容も判明するかもしれません。

何にしても、キング(グロキシニア)とディアンヌ(ドロール)が、戦いに勝っていくのが大前提ですが…。

当たって砕けろ的な無謀な方法でありますが、上手く行けば、

キングに羽が生えディアンヌは大地の力を引き出せる

ようになるかもしれません。

グロキシニアの体だと、普段のキングよりも早く飛べるようですから、闘級もグロキシニアとドロールのままであれば、その強大な力を体で覚えて使いこなす術を習得できるかもしれませんね!

ぜひ、キングの羽や、ディアンヌの真の踊りを見てみたいので、二人には大いに頑張って欲しいと思います!

まとめ

なぜ、敵であるはずの『十戒』の二人が、キングとディアンヌに修行をさせるのか?

その理由については、グロキシニアとドロールが3000年前にした選択が正しかったか否かを証明して欲しい為、と言っています。

グロキシニアとドロールのいう修業とは、キングとディアンヌを3000年前の世界へ送り、さらに、キングをグロキシニアの体に、ディアンヌをドロールの体にすることで、

当時の魔神族との闘い=修行

とする、荒療治とも言える方法のようです。

一見、無茶な方法の今回の修行によって、キングとディアンヌは、グロキシニアとドロールを超えることができるのか?

そして、なぜ巨人の王と妖精王の二人が、敵であるはずの魔神族『十戒』になってしまったのか?

更に、3000年前の戦争についての詳細等、いろいろなことが今回の修行でまとめて判明するかもしれません。

この続きに大いに期待したいと思います!

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