ハンターハンター単行本最新刊(37巻)の発売日と最新話までのあらすじ

漫画『ハンターハンター』は、2018年12月に休載となり、2年半以上が経過しています。

そして休載しているため、当然ながら単行本も、2018年10月4日発売の36巻を最後に途絶えています。

次の単行本最新刊である『ハンターハンター』37巻は、いつ発売されるのでしょうか。

この記事では、『ハンターハンター』単行本最新刊(37巻)の発売日はいつなのか?

さらに、最新話までの収録予定10話のあらすじを紹介していきます。

ハンターハンター単行本最新刊(37巻)の発売日はいつ?

『ハンターハンター』の単行本37巻が、いつ発売されるのか?

『ハンターハンター』36巻の発売日は、冒頭でもお話したとおり2018年10月4日。

もうそれから、2年半以上も経過していますが、

全く37巻発売の見通しも立っていない模様…

というのも、近年の『ハンターハンター』は、

連載再開と同時に単行本の発売日が決まる

というパターンになっているからです。

すでに現在、単行本1巻分のストックは貯まっています。

しかし単行本を発売してしまえば、ストックがなくなってしまいます。

そのため、休載が多くなってからの『ハンターハンター』は、

ハンターハンターの単行本発売の流れ

  • 10話ほど連載し、ストックをためる
  • 長期休載へ
  • 連載再開と同時に単行本発売が決定

このループであり、

長期休載中は、常に1巻分のストックをためた状態

にしているのです。

なので、『ハンターハンター』単行本37巻の発売日は、

『ハンターハンター』が連載再開される日次第

としか言えません。

さすがに『3年の休載はない』と思いたいので、

2020年内に連載再開、単行本も発売

となると願いたいですが…。

2020年6月の時点で、休載期間は1年8カ月となり、歴代2位の休載期間に並んでいます。

今までの休載期間最長となる2年3か月も見えてきている状態であり、色々な意味で、『ハンターハンター』ファンにとっては忍耐の時期と言えるでしょう。

ハンターハンター単行本最新刊(37巻)の収録ストーリー

ストーリーは、暗黒大陸編から王位継承戦編へと移り変わり、大きな動きが見られている『ハンターハンター』。

『ハンターハンター』36巻では、再び幻影旅団までも登場。

連載再開となる381話から、次の最新刊である37巻に収録されていきます。

では、最新刊(37巻)に収録されるストーリーの話を中心に、見ていきましょう。

『ハンターハンター』381話『捕食』

ヒソカを見つけ出し、命を奪う目的から、カキン王国一団が乗り込む船の下層に潜り込み、散り散りになって捜索している幻影旅団…。

一方、20名ほどの犠牲者を生んだ下層内部で行われた事件の捜査をしているミザイストムと、旅団の一部と3層で遭遇…。

ただですら、船内で王位継承戦が繰り広げられる中、さらに旅団までやってきたことをクラピカに知らせてしまえば、ただ混乱を広げてしまうばかり…。

そう考えていたミザイストムは、なんとか幻影旅団を留めて、上層に上げないように務めていた矢先、とんでもない通達が降りてきてしまいます。

不審者の正体=第11王子・フウゲツ

それは、ID不明の人物が発見され、その人物が、王位継承線の渦中にいるはずの第11王子・フウゲツだというのです。

どうやら、フウゲツの守護念獣の能力『マジックワーム(魔法の抜け道)』で、3層まで逃げてきたというのですが…。

そもそも、フウゲツは、第10王子で姉のカチョウと結託し、王位継承戦から逃亡を図ろうとしていたようです。

しかし結果として、フウゲツの確保によって、二人の守護念獣の能力が

『相手に脅威を与えることがない』

と知れ渡ることとなり、危険が増えてしまいます。

第8王子・サレサレにも魔の手が…

一方、大勢の女性を囲い、ハーレム状態を楽しんでいる第8王子・サレサレにも危険が迫ってきました。

彼の元に派遣されたスパイ(第1王子ベンジャミンの部下・リハン)の念能力によって、サレサレの守護念獣が、あっさり排除されてしまいました。

その結果、サレサレの周りは愛人だけで、もはやノーガード状態…。

モモゼに次ぐ、2番目の犠牲者になってもおかしくありません。

『ハンターハンター』382話『覚醒』

フウゲツ・カチョウ・サレサレが窮地に追い詰められていきそうになる間、第9王子のハルケンブルグは、ホイコーロ王に急襲を仕掛けます。

そもそも、真っ先に、この王位継承戦から身を引いていたハルケンブルグ。

『王子同士で、戦い合うのはナンセンスである』

と、王位継承戦中止を要請し続けていたのですが、ホイコーロ王には、一向に取り合ってもらえず…。

そこで、ついにチャンスを狙ってホイコーロ王への急襲計画を実行に移すのです。

しかし、守護念獣の力によって、ハルケンブルグが弾き出した弾丸は止められ、ホイコーロ王の命を奪うことも、自害も失敗に終わります。

迷いがふっ切れたハルケンブルグは驚異…

結局、ハルケンブルグは、自身の意に介さずに、王位継承戦に舞い戻されることとなってしまったのです。

とはいえ、ある意味で迷いを断ち切られ、戦うしかなくなってしまったハルケンブルグは驚異…。

そのことに、第1王子ベンジャミンとクラピカは警戒心を強めます。

ベンジャミンは、部下のシカクにハルケンブルグを襲わせますが、逆に守護念獣の力によって取り込まれてしまうことに…。

一方のクラピカは、同盟中の相手とあって、手出しできず、もどかしさを感じながら、今は耐え忍んでいます。

第8王子・サレサレの最期

さて、念獣を排除された第8王子・サレサレですが、やはり第2の犠牲者となってしまいました。

リハンと交代で警備に入っていたウショウヒ(彼もスパイ?)に命を奪われてしまったようです。

これで残す王子は12名。

やはり最後の一人になるまで、壮絶な戦いは続くのでしょうか…。

『ハンターハンター』383話『脱出』

命を奪われたサレサレは、体調不良ということで闇に伏せられ、その中で行われた晩餐会…。

その晩餐会で、出し物の準備をして舞台裏に控えていたフウゲツとカチョウ。

二人の出し物(演目)の順番が最後だったため、隙を見つけて逃げることも可能。

その前に、カチョウの警護にあたっていたセンリツの演奏が開始され、念能力で観客達の意識を惑わします。

その間、フウゲツとカチョウは、救命ボートに乗って船外へ脱出を図りました。

周りのサポートもあって、救命ボートで船外まで逃げていく二人でしたが、そんな二人に魔の手が忍び寄ります。

王位継承戦の離脱はタブー

実は、すべての王子は、この王位継承戦から逃げることはできず、

船外に逃げた者には、必ず制裁

が降り掛かってしまうのです。

そのことをいち早く察知したカチョウは、フウゲツにマジックワーム出すように指示し、先にフウゲツを船内に逃します。

遅れてフウゲツの元にやってきたカチョウは、フウゲツに寄り添い、

「また逃げる計画を練り直そう。」

とささやくのでした。

が、それは守護念獣によるもの…。

カチョウの落命!フウゲツに寄り添う守護霊獣

カチョウの念能力・守護念獣は『二人セゾン』といって、

自身が命を落とすことで、守護念獣がフウゲツのそばに寄り添う能力

だったのです。

フウゲツ自身は、カチョウに扮した守護念獣に安心していますが、

すでに逃げ遅れたカチョウが第3の犠牲者

となってしまっていたのでした。

『ハンターハンター』384話『抗争』

空間移動ができる念能力者によって、多くの組員が行方不明。

それによって、フィンクスやノブナガ、フェイタンが、シャ=ア一家に協力する形で、カキンマフィアの抗争に巻き込まれることに。

そこで、さっそくエイ=イ一家の頭、空間移動の念能力者を消そうと動き出します。

その動きには、シャ=ア一家も危険視…。

おぞましい念能力

第4王子・ツェリードニヒの念能力修行も、基礎の基礎が終わり、基礎の応用編へと移っていきます。

ツェリードニヒは、特質系の念能力者で、おぞましいまでの念の力で念獣を生み出せる模様。

念を教えるテータも、恐怖するほどの念。

ただ、止められる状況ではないので、そのまま修行は続行。

基礎の応用では、まず『絶』から学ぶことに。

王子に『絶』を促し、テータはある決意を固めて、時を待ちます…。

『ハンターハンター』385話『警告』

第4王子・ツェリードニヒの『絶』の修行シーン。

凄まじいオーラと、おぞましいオーラを内包している第4王子を始末することを画策する念・指南役のテータ。

うまく『絶』の修行に持ち込むことで、その無防備な状況を狙い、銃弾で命を奪うことを成功…。

したかと思いきや、なぜか第4王子は一瞬で消えてしまい、現れたと思ったら王子は無傷。

王子の念獣からは、

「次ニ王子ノ質問ニ偽リデ答エレバ、オ前ハ人間デハナクナル」

と警告を受けるのです。

そこで、極度の疲労と緊張からか、テータは意識は失う。

気がついた時には、顔になにやら痣が…。

この痣が、なにか残酷な結果をもたらしそうな予感に囚われるテータ。

『ハンターハンター』386話『仮説』

テータには第4王子・ツェリードニヒを撃ち倒した感触もあったのにものの、血痕一つ残っておらず、結局計画は失敗…

まるで幻でも見ているかのような感覚に陥り、テータは大混乱。

とりあえず、これまでのことを整理するために、1004号室で一人、思考を巡らせていたのです。

一方、念能力を使ってフウゲツ・カチョウを逃がそうとしていたセンリツは、晩餐会の翌日に司法局に拘束されてしまいます。

フルート演奏していたのは、あくまで見せかけで、フルートの音に合わせて念能力を使っていたことがスーツ眼鏡男にバレていたのです。

そして、センリツが裏で何か企んでいると睨み、拘束したわけですが、これも実は見せかけ行為…

本当の狙いは、他の王子からセンリツを招待(命を狙われる?)されないように護衛のために拘束していたのです。

そして、スーツメガネ男(司法局の人間)に、かくまってもらっている間、次の手を考えるセンリツでした…

場面は変わり、第9王子・ハルケンブルク。

自身の部下スミドリを第1王子ベンジャミンの部下『シカク』に乗っ取らせようとしていました。

それは、自身の『矢』の能力を使うことで、魂ごと貫くことが可能かどうか試すためだったのです。

その実験のため、シカクの体にスミドリを入らせ、第7王子・ルズールスとバショウの前にたち、

『ベンジャミン王子殿ォォオオ!!万ン歳ィィッッ!』

と叫び自ら頭を拳銃でぶち抜いてしまうのです。

つまり、この『矢』というのは、銃弾というわけ。

さらに、ベンジャミンの部下であるシカクの自害と見せかけ、イメージまでを損なわせようとしていた…

部下・スミドリの命を使ってまで…

結果、突然大声で叫び声が発せられ、その上、銃声が聴こえる騒動に周囲は騒然…

シカクが名前を出した『ベンジャミン王子』が要注意人物として警戒されはじめます。

その頃、クラピカたちは、銃声に緊張を走らせながら、念能力の指導をせがまれ、結局、修行に戻ることになるのですが…

『ハンターハンター』387話『刹那の10秒』

場面は、晩餐会の夜に戻ります。

ツェリードニヒ王子が絶の修行中、テータが頃合いを見計らってツェリードニヒ王子に銃を発砲してしまいます。

しかし、ツェリードニヒ王子は、センリツのフルートの影響で生まれた僅かな時間(スキ)に、別の場所へと瞬間移動して危機的状況を回避。

テータは成功したと思いこんでいる最中、無事に生き延びることに成功したのです。

『ハンターハンター』388話『思案』

クラピカとビリーは、他の面々を引き連れ、念能力の指導中…

それぞれ、どんな念能力に特化しているのか水見式で判別していました。

もちろん、念能力の指導というのは建前で、本当の目的は、各王子たちの力の均衡による停滞化。

つまり、これ以上の犠牲者を生み出さないことが、クラピカたちの最大の目的だったのです。

そのために、クラピカたちはついに、マオールにビルの念能力を又貸しさせることで、ツベッパ王子を引きずり出します。

マオールはツベッパ王子の私設兵。

ビルが自身の念能力をさらけ出した事もあって、念能力の存在を信じ始めたことで、ツバッペはクラピカを信じ始めたのです。

ツベッパ王子は思慮深く、

  • サレサレ王子が、念能力によって命を奪われたこと
  • 第1王子(ベンジャミン王子)の私設兵の配置転換

を理由に、

『次のターゲットが自分である』

と考えていました。

そんな中、マオールが念能力を覚醒(実際にはただの又貸しですが…)。

そこで、ツベッパ王子は、自身の念獣発動条件となるパートナーとしてクラピカと手を組もうとしていたのです。

一方、クラピカは、自身たちもターゲットにされるリスクが増えるのに、念能力をさらけ出してくれたビリーに礼を言い、友情を深めます。

マオールに念能力を又貸しさせたことで、着実に力の均衡化を推し量ることに成功していくのでした。

『ハンターハンター』389話『呪詛』

シカクの暴走(詳しくは386話参照)により、ベンジャミン王子一派は、ハルケンブルク王子のことを、より警戒するようになりました。

結局、ルズールス・バショウには要注意人物と捉えられてしまったわけですし、完全にイメージを損なったのは、言うまでもありません。

そもそも何故、シカクは、わざわざ1007号室(第7王子・ルズールス・バショウたちがいる部屋)の前で自害を計ったのか?

それも、あんな奇声を発してまで…

いろんな奇行がベンジャミン一派に混乱を生むわけですが、最終的にハルケンブルク一派の陽動作戦と読み切り、敵対心を高めていくわけです。

一方、第2王子カミーラの部下サラヘルが、ついに、クラピカが警護する第14王子・ワブルの命を狙い、念能力の講習会に参加しようとしますが…

場面は変わり、第3王子・チョウライの部屋では、既に講習会(修行)で、クラピカから念能力を授かったテンフトリが褒美のコインを授かっていました。

すると、ベンジャミンの私設兵でチョウライの部下になりすましたスパイ・コベントパが、密かに隠し持っていたコインの数字が1から10に…

この数字の変化の意味とは何なのでしょうか?

『ハンターハンター』390話『衝突①』

チョウライの念獣が吐き出したコインの秘密を推理しているコペントバ。

念獣の口にコインを入れると、何かが起きるシステムなのか。

あるいは、正式にチョウライが王位継承戦に勝利したときに発揮するのか…

いずれにしても、不気味な存在と言わざるを得ません。

一方、チョウライは、ケツ持ちをしているマフィア・シュウ=ウ一家組長オニオールに、念獣のことを問い合わせに向かいます。

チョウライも、自身の念獣の秘密を気にしていたのです。

そこで、オニオールは、チョウライの依頼を受けますが、

「現在下では抗争中なので、気長に…」

とチョウライをたしなめました。

とりあえず、オニオールに依頼だけしてその場を去ったチョウライ。

しかし、そのとき

「頼んだぞ、父さん」

という意味深な言葉が…

実は、チョウライの父は、国王の異母兄弟のオニオールだったのです。

異母兄弟の子までもが紛れ込んでいる王位継承戦…

ますます雲行きが怪しくなってきましたね。

下の層でも抗争勃発

その頃、王位継承戦が行われる船の下層では、マフィアたちの抗争が勃発中…

実は、オニオールは、幻影旅団にヒソカ捜索を許可しつつ、混乱の最中に、エイ=イー一家を打倒するよう、若頭ヒンリギに指示を出していました。

そのため、ヒンリギは、ことあるごとにエイ=イー一家の構成員の命を奪っていきます…

完全にマフィア同士の抗争が勃発してしまいました。

ちなみに、エイ=イー一家のケツ持ちは、第4王子・ツェリードニヒ王子。

ツェリードニヒ王子といえば、テータが排除を失敗した人物…

果たして、この抗争が、関係性をより複雑にしていくのでしょうか。

以上が、『ハンターハンター』最新刊(37巻)の収録ストーリーです。

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まとめ

常に連載と休載を繰り返している人気漫画『ハンターハンター』。

既に第36巻が発売されてから、2年半以上も経過しています。

最新刊の10話分のストックもたまり、いつでも37巻の発売は出来る状態ではあるのですが、

『ハンターハンター』は常に1巻分のストックをためた状態

にしており、連載再開と同時に単行本の発売日も決まるケースが多いです。

『ハンターハンター』37巻が、いつ発売されるかは、

『ハンターハンター』の連載再開時期次第としか言えず、現状は何の音沙汰もないため見通しが立たない

というのが現状です。

『ハンターハンター』37巻に収録されるストーリーは、381話~390話までとなっていて、内容は非常に濃密で、一部大きな展開も見られます。

ぜひ、発売を楽しみにしながら、いざ手にとったときは、徹底的に読み尽くし、『ハンターハンター』の世界を満喫したいものですね。

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