『大食いフードファイター』として活躍する人は、昔よりだいぶ増えました。
大食いブーム自体は、中学生が大食いファイトの真似をして亡くなった事件によって終焉を迎えましたが…
現在も、もえのあずきさんなどを筆頭に、新世代のフードファイターが多く現れています。
では、たくさんの大食いフードファイターの中で
『歴代最強』
は誰なのでしょうか?
この記事では、大食いの実績やネットの評判から、独自で大食いフードファイターをランキングにしてみました。
大食いフードファイターの歴代最強ランキングTOP5
まず、『歴代最強』と呼ばれるレベルの大食いフードファイターを調査してみました。
すると、名前が多く挙がっていたのが、
- 赤阪尊子
- 菅原初代
- ギャル曽根
- ジャイアント白田
- 小林尊
この5人です。
はたして、1位に輝くのでしょうか!?
大食いフードファイター歴代第5位 ギャル曽根
大食いフードファイター歴代第5位は、ギャル曽根さんです。
ギャル曽根の実績
2006年:『元祖!大食い王決定戦 新爆食女王誕生戦』優勝
2007年:『元祖!大食い王決定戦 新爆食女王限界死闘編』連覇
料理上手で、料理本も出していて、テレビ番組でもアイディア溢れる手料理を披露しています。
ギャル曽根さんは、最近のテレビ番組では楽しく美味しく大食いするので、あまり大食いフードファイターといったイメージはないかもしれません。
ただ、その大食いの実力は確かです。
大食い企画の番組でも、”目的もの”を大食いすることはもちろんのこと、次の目的地に移動するときの間食がすごいんですよ!
最近では、飲食店の大食いチャレンジに挑戦し、制限時間内に、とんでもない量の料理をきれいに食べきっていました。
大食いフードファイター歴代第4位 菅原初代
大食いフードファイターの歴代第4位は、菅原初代さんです。
菅原初代さんは、『魔女菅原』と呼ばれていましたね。
そんな彼女は、
45分間で、わんこそばを480杯を食べた
という記録があります。
わんこそばは、15杯で一般的なかけそば1杯分に相当。
なので、
45分間に、かけそばを32杯も食べた
という計算になります。
凄まじい記録ですよね。
菅原初代の実績
2007年:『第22回全日本わんこそば選手権』15分で340杯を食べて優勝
2008年:『第23回全日本わんこそば選手権』10分で383杯を食べて2連覇
2009年:『第24回全日本わんこそば選手権』10分で399杯を食べて当時史上初の3連覇
2008年3月:『元祖!大食い王決定戦 打倒ギャル曽根!爆食戦国絵巻〜ハワイ編』ではギャル曽根さんを破って優勝
2010年3月:『元祖!大食い王決定戦 爆食女神 終わりなき聖戦〜ハワイ編』女王戦3連覇
2014年:『第43回出石そば喰い大会』個人戦総合優勝
2019年5月1日:『大食い女王決定戦2019』で平成四天王の1人として令和の女王となった小野あこさんと対決し勝利
実績を見る限り、女性相手では敵なしですね。
『元祖!大食い王決定戦』初の殿堂入りとなっています。
そんな菅原初代さんは現在、パン屋さんを経営しながら、大食い決定戦に出場し、いまだ現役のフードファイターです!
実際に、2020年1月に放送された『最強大食い王決定戦2020』では、2位を収め、
58歳ながら、2008年に自身が持つ女性最高記録のラーメン27杯を超え、29杯を記録!
年齢は既にアラ還なのに、若い世代とも対等に戦い、自らの記録も更新していく、まさに魔女と言うべき活躍を見せています!
大食いフードファイター歴代第3位 赤阪尊子
大食いフードファイターの歴代第3位は、赤阪尊子さんです!
2016年5月3日に放送された『マツコの知らない世界』では、マツコ・デラックスさんとカレーの大食い対決をし、豪快な食べっぷりは健在であることを示しました。
とくに、現役時代の食べっぷりはすごいものでした。
赤坂尊子の実績
1994年:『TVチャンピオン 第4回全国大食い選手権』優勝
1995年:『TVチャンピオン 第5回全国大食い選手権』準優勝
1996年:『TVチャンピオン 食い初め・全国大食い選手権』優勝、『TVチャンピオン 全国大食い選手権山手線異臭決戦』準優勝
1997年:『TVチャンピオン 第3回全国甘味大食い女王選手権』優勝
1999年:『TVチャンピオン 大食いオールスター大阪食い倒れ決戦』準優勝
2001年:『TVチャンピオン 打倒!!赤阪 甘味大食い女王選手権』優勝
2002年:『TVチャンピオン 大食いスーパースター史上最大のチャレンジマッチ 甘味大食い女王お正月スペシャル決戦』優勝
数々の大食い番組に出場し、戦績は優勝5回、準優勝4回。
『女王赤阪』
『飢えるジャンヌダルク』
などと呼ばれています。
男女混合でも優勝するほどの実力の持ち主です!
大食いフードファイター歴代第2位 ジャイアント白田
歴代最強の大食いフードファイター2位は、ジャイアント白田さんです!
身長195cmと、とても背が高いジャイアント白田さん。
大きな身体で食べ物を、どんどん吸い込むように食べていきます。
そんなジャイアント白田さんはフードバトルクラブで、
『大食い大魔人』
という異名を取っています。
人によっては、
ジャイアント白田に勝る人は現れない
と評価するほどのフードファイターです。
ジャイアント白田の実績
2001年4月:『TVチャンピオン 全国大食い選手権〜恐るべし!九州縦断ニューフェイス決戦』2位
2001年9月:『TVチャンピオン 全国大食い選手権〜スーパースター頂上決戦〜』優勝
2001年10月:『フードバトルクラブ The 2nd』優勝
2002年1月:『フードバトルクラブ The King Of Masters』優勝
2002年4月:『フードバトルクラブ The Speed』優勝
2004年:『ネイサンズ 国際ホットドッグ早食い選手権』2位
2006年:『元祖!大食い王決定戦 北海秋味 爆食決戦〜北海道編』優勝
2007年:『元祖!大食い王決定戦 爆食頂上決戦〜バリ島編』優勝
日本では敵なしという、圧倒的な成績を誇っていることがわかりますね!
大食いフードファイター歴代第1位 小林尊
大食いフードファイターの栄えある1位は、小林尊さんです。
イケメンで紳士な印象の小林尊さんの愛称は『プリンス』。
ほかに『底知れぬ貴公子』『地上最強の胃袋』といった愛称もあります。
ランキングサイト『みんなのランキング』でも、小林尊さんが堂々の1位に君臨しています。
彼こそが、歴代最強の大食いフードファイターと見ている人も多いのです。
後で紹介する小林尊さんのジャイアント白田さんに対するエピソードから、ジャイアント白田さんを1位にするか迷いましたが…
フードファイトの本場・アメリカに活動拠点を移してからの成長ぶりと実績
を考慮すると、
世界を相手に戦える小林尊さんこそが、間違いなく歴代最強の大食いフードファイター
と言えるでしょう。
海外では、名が知られていて、過去にはアメリカの『FOXスポーツネット』で、元ボクサーのマイク・タイソンさんや、テニスのロジャー・フェデラー選手と共に、
『スポーツ界で最も恐れられている選手10人』
に小林尊さんは選ばれているのです。
さらに、スポーツ専門のチャンネル『ESPN』にて、バスケ界のレジェンドであるマイケル・ジョーダンさん、野球の神様ことベーブ・ルースさんを抑え、
『スポーツ史上もっとも支配的なアスリート』
として評価されました。
このように、海外において小林尊さんは、
フードファイトをスポーツへと昇華させた人物
としてレジェンド扱いを受けているのです。
小林尊さんの実績を見ていきましょう。
小林尊さんは、
『3分間に食べる最多のハンバーガー』
がギネスに認定されるほど、食べるスピードが速いことで有名です。
それに加え、世界記録を多数保持しており、その記録は以下の通り。
- ソーセージ:110本 10分
- ソーセージ:60本 2分35秒
- ピザ:62枚 12分
- グリルド・チーズ・サンドイッチ:13個 1分
- 手羽先:337本 30分
- ロブスター・ロール:41個 10分
- 牛の脳みそ:8kg 15分
- ハンバーガー:93個 8分
- タコス:159個 10分
- チキン・サテイ:5.3kg
- 羊肉鍋:55杯 24分
- チーズステーキ:1個を24.3秒
- カップケーキ:13個 1分
小林尊さんは、
現役最長記録・日本人として最も世界記録を保持しているフードファイター
なのです。
記録のすごさだけでなく、フードファイトとしての成績はというと…
まず、
2000年『TVチャンピオン』初出場で、当時の3強(新井・赤阪・岸)を破り優勝!
2001年『フードバトルクラブ』初代覇者となると同時に、
早大食い
というジャンルを確立します。
2001年『TVチャンピオン ~早食い世界一決定戦』では、
わんこそば(通常一杯あたりより10g多い)を12分で387杯
を食べて優勝しました。
このほかにも、
- 2000年11月『TVチャンピオン 全国大食い選手権〜スーパースター北海道かぶりつき激闘編』優勝
- 2001年4月『フードバトルクラブ The 1st』優勝
- 2001年4月『紳助の人間マンダラ 〜第4回大食い王選手権 全国名産お茶漬け対決』 優勝
- 2001年6月『紳助の人間マンダラ 〜大食い王決定戦 グランドチャンピオン大会』 優勝
- 2001年6月『日本大食い協会 〜第一回全日本大食い競技選手権』優勝
- 2001年7月『TVチャンピオン ~早食い世界一決定戦』優勝
- 2001年9月『フードバトルクラブ The 2nd』2位
- 2002年1月『フードバトルクラブ The King Of Masters』2位
- 2002年4月『フードバトルクラブ The Speed』2位
- 2016年5月『マツコの知らない世界 〜寿司対決〜』優勝
素晴らしい実績を残しています。
しかし、これはあくまでも日本での実績です。
小林尊さんは2001年に渡米し、フードファイトの本場アメリカで、世界的に有名なフードファイターとなっていきます。
海外での成績が、こちらです!
- 2001~2006年『ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権』優勝(USA) ※6連覇
- 2004~2006年、2009年『クリスタルスクエアオフ・ハンバーガーイーティングチャンピオンシップ』優勝(USA)
- 2010~2016年『カナダ最大のピザ早食い選手権』優勝(カナダ) ※7連覇
- 2011~2015年『GLUTTON BOWL』優勝(USA)『ザ・ジョンソンビル・ブラット・イーティング・チャンピオンシップ』優勝(USA)
- 2011年~2018年『グリンゴ・バンディト・タコス・チャレンジ』優勝(カナダ) ※8連覇
とんでもない成績ですよね。
まさに、歴代最強という評価にふさわしい成績です。
ちなみに、小林尊さんが最大のライバルにして、リスペクトしている人物というのが、
ジャイアント白田さん
なんですよ。
小林尊さん曰く、
ポテンシャルは絶対に白田最強!
白田が復活し、最新のトレーニング法や調整法を学べば絶対負けない!
人類最強の選手になれるのは白田。
これは間違いない。
とべた褒め。
ジャイアント白田さんは、まだまだ大化けできるポテンシャルがあると評価しているのです。
実績を見れば小林尊さんが歴代最強ですが、
理論値における最強フードファイターはジャイアント白田さん
なのかもしれませんね。
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まとめ
今回は、大食いフードファイターの歴代最強は一体誰なのか?を独自ランキング形式で発表していきました。
ランキングに入っていた人たちは、『大食い』企画を大いに盛り上げ、大活躍してきた人ばかり。
誰が1位になってもおかしくないほどでしたが、実績やネットの評判から、
小林尊さんが1位
となりました。
やはり、
フードファイトをスポーツへ昇華させた
というアスリートであり、世界記録をいくつも持っている伝説的な存在ともなれば、最強というほかありません。
小林尊さんは現在もフードファイターとして活動中なので、今後も新たな伝説を樹立するのかに注目したいですね!