『氷上のアクトレス』と呼ばれ、世界中から高い表現力が評価されていた元フィギュアスケート選手の村主章枝さん。
引退後、バラエティ番組などでも活躍する姿が見られていた村主章枝さんですが、実は、
「現在の村主章枝さんは収入がなく借金地獄なのでは?」
という噂が広まっています。
その噂は本当なのか?
また、現在はどんな活動をしているのかも気になります。
当記事で、村主章枝さんについて、現在は一体なにをしているのか?
また、無収入で借金地獄の噂の真相を探っていきます。
村主章枝の現在の仕事と年収は?
村主章枝さんは、
- 全日本選手権での5回の優勝
- トリノオリンピックで4位
に輝くなど大活躍。
現役時代は、その表情の豊かさから、『氷上のアクトレス』と呼ばれた元フィギュアスケート選手です。
名字、名前ともに知らないと読めない人が多いのですが、『すぐりふみえ』と読みます。
村主という名字は、
日本古代の渡来系氏族の姓
の一つとされています。。
古代朝鮮語で『村』を意味する『su‐kur』という言葉が由来になっています。
村主章枝さんは、フィギュアスケート選手としては、主に2000年代の前半に活躍しましたが、2005年以降もフィギュアスケート選手を続けていて、なんと引退したのは2014年。
20代前半で引退するフィギュアスケート選手がほとんどの中で、
異例の33歳まで現役
を続けたのです。
現役引退後、現在の村主章枝さんは、
- 振り付け師
- プロスケーター
としての仕事をしています。
振り付け師の仕事は、日本とカナダの地元の子供たちを中心に、スケーターのプログラム作りをしています。
かなり多忙で、どれくらい忙しい生活をしているのかというと、
3週間ずつ日本とカナダで生活している
というくらいの多忙っぷり!
1か月に1回は日本とカナダを行き来しているので、渡航費が大変そうですよね。
しかも、村主章枝さんは現在、スケート後進国であるベトナムの子供達にスケートを指導する活動にも参加しています。
さらに、自腹でジュニアスケーターにスケートシューズの寄付もしているのです。
もちろんベトナムで活動するにも、渡航費がかかりますし、スケートシューズを寄付するためにもお金がかかります。
そうなれば、村主章枝さん自身の生活にも支障が出てきそうですよね。
一方で、バラエティ番組にも出演していて、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』では、
ロペスこと、ぱいんはうす・岸英明さんと社交ダンス部のペアを結成!
幼い頃からのフィギュアで振り付けを覚えてきた経験から、通常なら5種目の振付を全て覚えるのに1か月かかるところを、
わずか1週間でマスターする
など、社交ダンスでも、その才能を発揮。
熊本で行われた全日本選手権では、
いきなり決勝戦に進出する
などのポテンシャルの高さを発揮しました。
村主章枝が無収入で借金生活の噂…
村主章枝さんには、なぜか、
「無収入で借金生活をしているらしい」
という噂が広まっています。
では、なぜそのような噂が広まってしまったのか?
それは、ある番組で、村主章枝さんの生活を追ったコーナーが紹介されたことがきっかけです。
今も様々な国・地方を転々と渡り歩き、地元やカナダの子供のためにプログラム作りをしては、ベトナムでの活動もする村主章枝さん。
泊まるのは常に安ホテル
ホテルに帰ってきた時に村主章枝さんが着ていたジャージは、くたびれきっている状態
確かに、この情報を見る限りだと、かなり切り詰めた生活をしていそうには思えます。
また、さらにその噂を加速させたのが、
- 2016年4月25日発売の週刊ポスト
- 2016年12月19日発売の週刊現代
- 2017年1月27日発売の雑誌フライデー
の3誌で、袋とじでグラビアが掲載されるという、まさかのグラビアデビュー。
これだけにとどまらず、2017年2月15日には、
ヌード写真集『月光』まで発売したのです。
グラビアの仕事も、
無収入で借金生活なので、稼げるのなら、なりふり構っていられないのかも…
と囁かれるように…
この噂の真相は、果たして本当なのでしょうか?
村主章枝さんが無収入で借金生活を送っていた噂、結論としては、
確かに無収入で借金生活だった時期があるが、それは現役時代後半の話で現在は違う
と判明。
半分当たっていて半分間違っている、みたいな結果になりました。
現在の生活が極貧生活であることについては、村主章枝さん本人がコメントをしています。
それが以下の内容です。
極貧生活…みたいになり、心配のメッセージをたくさんいただきましたが、普通に生活はしています 笑
贅沢な暮らしはしていませんが、スケートのお仕事もたくさんいただき、世界中を飛び廻る生活は続いていますが、何よりも大好きなスケートの仕事ができているので満足です。
今現在の村主章枝さんは、決して収入がなくて、辛く貧しい生活を強いられているわけではなかったのです。
贅沢はできない村主章枝さんですが、普通の暮らしはできているとわかったので、筆者も安心しました。
また、贅沢はできなくとも、村主章枝さんが33歳という年齢まで現役にこだわるほど大好きなスケートができている。
そして、未来のフィギュアスケート選手育成のための活動ができている幸せ…
充実した生活が送れているので、とくに問題はないのでしょう。
そんな村主章枝さんの気になる年収なのですが、調べてみたところほとんど出てきません。
出てきた情報は、村主章枝さん本人がテレビ番組内でコメントしていた
「年収は普通のOLさんより少ない」
という発言だけです。
そこで、振付師の稼ぎがどれくらいあるのかを調べてみましたが…
現役時代、村主章枝さんは振付師に
1曲につき100万円や150万円を支払って依頼していた
そうです。
しかし、それは振付師が、いくつものキャリアを重ねてきた一流の人に限られます。
まだ振付師としては新人の村主章枝さんです。
100万円以上という金額で依頼を引き受けられるわけではありません。
振付師としての実績は、少ないため、
1曲6000円くらいからやることもある
そうです!
現在の村主章枝さんは、振付師だけでは、まだ十分なお金が稼げるわけではないため、グラビアの仕事も引き受けるなどして、何とか活動資金を集めている状態なのでしょうね。
振付師に転向してからの村主章枝さんは、
役者さんという仕事に興味
が出てきたそうです。
映画や舞台を鑑賞したあとも、“なんか良かった”という漠然とした感想では終わらせず、“どうして良かったのだろう”と、良かったところを細かく分析しているとか。
常に、『表現者』としての努力を欠かさない村主章枝さん。
写真集も、本人としては『表現者』として、『芸術作品』のつもりで出したので、ニュースで報道されたときは
「どうして驚かれているんだろう?」
と、世の中の反応に驚いたみたいですよ。
村主章枝さんは幼少期から、海外での生活が長く、欧米の文化にも慣れています。
欧米では、主張したいことがあるときに、裸になることはよくあるため、村主章枝さんも写真集には、抵抗を感じませんでした。
それだけに『表現者』として、今後ますます活動の幅を広げていきそうですよね。
村主章枝が無収入&借金地獄に陥った経緯とは?
村主章枝さんが無収入で借金生活だった時期がある…
現在ではなく、それは過去の話だったのがわかりましたが、なぜ無収入で借金生活になってしまったのか、その理由も紹介します。
2014年11月13日に会見を開き、フィギュアスケート選手の現役を引退した村主章枝さん。
6歳から始め、約28年に及んだフィギュアスケート人生に幕を降ろす理由については、
- 成績が低迷してきていること
- 全日本選手権に出場できなかったこと(東日本選手権での結果が良くなかったこと)
- 次回のオリンピック出場は、年齢的にも厳しい状況であること
- オリンピックに魅了され、オリンピックへの出場にこだわっていたこと
を語りましたが、実は裏事情として、
現役生活を続けるだけの資金を集めることが難しくなったから
という理由もあったんです。
『サタデープラス』で村主章枝さん本人が語っていた情報によると、
フィギュアスケートで年間にかかる費用が、2000万円
とのこと!
その内訳をまとめると…
靴・ブレード代 … 26万円
衣装代 … 60万円
リンク代 … 400万円
レッスン代 … 400万円
海外遠征費 … 400万円
国際試合参加費 … 300万円
振り付け代 … 400万円
こんなにかかってしまうのです。
もちろん、村主章枝さんが一流のフィギュアスケーターだったからこそかかる金額なのですが…。
そして、村主章枝さん曰く、
「日本の現役選手で、フィギュアだけで食べていけるのは三人だけ」
とのこと。
つまり、賞金やスポンサーなどからもらえるお金で収入をプラスにしていくのは非常に厳しく、
長く続ければ続けるほど資金難に陥るのです。
そして、村主章枝さんは現役を33歳まで続けました。
頼みのスポンサー収入も、現役後半になって成績が振るわなくなると、スポンサーについてくれる企業が減っていきます。
そして最終的には、
支出の方が収入より多くなり、実質的な無収入状態!
まさに地獄のループに突入してしまいました。
無収入状態になってからの村主章枝さんは、
両親に借金をしながらなんとか現役生活を続けていた
という、非常に厳しい生活を送っていたのです。
これが、村主章枝さんの無収入で借金生活に陥ってしまった原因でした。
フィギュアスケートは非常にお金のかかるスポーツだというのは、よく言われます。
『消えた天才』で取り上げられた高橋大輔選手が勝てなかった天才も、経済的な事情でフィギュアスケートを続けられなかった、というようなことがありますからね…。
将来有望な人も、お金が理由で辞めないといけないのは、何だかやるせない気持ちになる次第です。
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まとめ
結果は、
- 確かに『支出>収入』となってしまい、親に借金していた時期があった。しかしそれは現役時代後半
- 今現在の村主章枝さんは極貧生活に陥っているわけではなく、普通の生活はできている
ということで、噂は事実ではないことになりますね。
それにしても、フィギュアスケートは一流選手になると
年間で2000万円
も費用がかかるんですね。
経済的に困窮している境遇の人をたくさん見てきたからでしょうか。
現在の村主章枝さんは振付師をしながら、
海外の子供たちにスケートを教えたり、自腹でジュニアスケーターにスケートシューズの寄付
をしていましたよ。